何のことはない
記事を書きながら「アジ、サバ、サンマー」と呪文のように唱えていたら、
どこかで聞いた同じようなフレーズを思い出した。
▼「タコ イカ マンボー」だ。(photo=「Chie Tsuda Blog」さんからお借りしました)
遠い昔の記憶、どれだけ昔!!
1990年にTVCMで一世風靡!
素晴らしいアイデアの「タコオイル」「イカシャンプー」「マンボウスクリーン」という、カワイイ容器に入れられた資生堂の男性用コスメだが、
▼今回は、そのうちのこの方にフォーカス「Taco」。
▼そして、またまた「Firefly」さんに登場願った。
「海の砂浜で遊ぶカワイイ蛸」としてお願いした結果は「このタコ!」だ。
ビミョーにカワイイが、火星人のようにも見える。使いもにならん!
▼今度は「皿の上に綺麗に盛られたタコの刺身」とした。
面白い!
が、タコかイカか分からん刺身が生成された。
こんなお造りが居酒屋で出てきたらギョ、ギョ、ギョッとすること間違いない。
使いこなしている「Firefly」ではないから致し方ない。
Adobe以外の他の画像生成AIも試していない、そのうちに!だ。
ヒカリモノ、青魚好きの本ブログだが、タコ、イカ、カニも好きだ。
マンボーには悪いが、アンタは食べたことがない。
タコ、イカも庶民のもので決して高い食材ではなかった。
▼なかったが、昨今は事情が違う。スーパーでもこの価格。
グラム数の表記はないが「ボイルたこお造り」税込430円。
数えると6切れしかない。1 切れ71.6円だ。
▼もちろんボンビーには、切れっ端のようなこんな小さなタコしか買えない。
▼少し頑張っても、このくらい。
サイズ比較にタバコ。
値段は忘れたが、確か458円/100gで、300円代だったように思う。
だから60gくらいだろうから一口で食べられそうだが、
薄〜く、薄く、薄〜〜く切って、何としてもジントニック2杯分くらいのアテにしなくてはならない。
涙ぐましい努力だ。
ヒカリモノ同様、タコにも裏切られ、高い食べ物になってしまった。
▼「たこぶつ」を買うこともある。だがボンビーは100gしか買えない。
392円だった。
その品質は安定していて長い間裏切らない「魚寅」の「まぐろぶつ」と「たこぶつ」。
どうしたことか価格が逆転して、タコよりマグロの方が安い時もあった。
この時はマグロの方が高かったが200g買う。815円
▼税込計1,303円、現金only。
2人分のアテにしたら、1人あたりタコ50g、マグロ100g。
少ないが、楽にハイボール3杯ずつはいけるだろう。いや、そうしなければ!
▼1990年頃の「Taco」はこの値段。
▼そして「失われた30年」の「たこぶつ」価格。
海産物が高くなったとは言え、1990年の資生堂「タコオイル」より、
2023年、魚寅「たこぶつ」の方がまだ安い。
ふたつを比較したのは意味不明で大きな間違いだが・・・。
▼さらに関連性はないが、こちらは立派な「TACO」。(photo=「apple music」)
Taco Ockerseが本名。
'80年代に「Puttin' on the Ritz」邦題「踊るリッツの夜」をヒットさせた。
世の中、いろんな「タコ」がいるもんだ!
本ブログは11月頃より御朱印記事とは言えない内容になっている。
それでもタイトルにムリムリ関連付け記事末尾で鮭神社、納豆神社、アジキ神社などを紹介してきた。
今回は「タコ」。やはり探しても「蛸神社」はない。
▼だがタコシールが貼られた「蛸御朱印」はある。
浄瑠璃山 永福寺 浄土宗(京市中京区新京極蛸薬師東側町503)
御朱印は「京都十二薬師霊場第12番」のものになり、永福寺は通称「蛸薬師」と呼ばれている。
秀吉の時代から東西に延びる参道は「蛸薬師通」。
▼その東端に霊験あらたかとされる薬師堂はある。
「蛸薬師」の名称由来は諸説あるそうだが、とにかくタコが如来になっている。
タコは偉く、イカ、マンボーの及ばないものである。
小さな薬師堂だけど常に参拝者が絶えない人気の寺院。
▼「なで薬師」くんが放つテカリ、ヒカリは病を治す「瑠璃光」かもしれない。
(photo=「wiki 永福寺」)
この光るタコに触発されて次回の記事も「タコ」。