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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

鹽竈神社の御朱印(宮城・塩釜市)〜陸奥国一宮の「二社」あり「三宮」ありの稀有〜 R6を北上⓱

鹽竈神社御朱印

しおがま じんじゃ主祭神塩土老翁

 

志波彦神社(しわひこじんじゃ)と鹽竈神社御朱印です。

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神社名は易しく書くと「塩釜」。

御朱印はシンプルですが、志波彦神社の朱印とともに日付は一つですので「見開き」扱いということでしょう。

 

御朱印帳もシンプル。通常の小型判です。f:id:wave0131:20190910125653j:plain

 


▼東参道へは「本塩釜駅」から僅かな距離です。

 

 

▼訪問前から陸奥国一宮 鹽竈神社は、こんなイメージを抱いていました。

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間違いなく、ネットなどで目に焼き付いている石段の神社です。

しかし30℃の表参道階段へは足が向かない。写真だけ撮って駐車場へ。

 

▼駐車場のある東参道方面から向かいます。

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▼神社の博物館は拝観料200円、スルー。

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▼すぐ近くに産業遺産「鋳銭釜」。
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焼き芋用の釜ではありません。塩釜でもありません。

仙台藩が明治までこれで銅銭や鉄銭を鋳造していたそうです。造幣のお仕事?

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▼東側の裏坂から境内に入ったので「志波彦神社」の鳥居が先に現れます。

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同一境内に2つの異なる神社は珍しいのだそうですが、長野と群馬の境にある神社は、両県で拝殿を二分している。神社名も長野側が「熊野皇大神社」、群馬側が「熊野神社」としている。

珍しさでは社殿を二分している長野・群馬の神社の方が上。

 

▼「神龍」は神馬がいらっしゃるはずですが、留守でした。

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金龍号」という神馬が10年前に亡くなっている案内が出てましたが、現在は後釜がいないのでしょうか?

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▼「志波彦神社」に進んでみます。

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▼優美にも豪壮にも見える朱色の手水社。

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▼「神門」まで僅かな参拝者としか出会いません。

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真夏の正午頃ですから、どちらかというと敬遠されそうな気温30℃。

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延喜式内明神大志波彦神社」は「志波彦神」が祀られています。

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農業守護や殖産・商工業の神様として崇敬されているそうです。

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拝殿は「朱黒の漆塗り」が施されているそうです。

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朱黒(しゅぐろ)」とは灰色に朱色を混ぜたものを言い、蒔絵などにも使われる塗料です。

ハデハデな朱の社殿と、ワタシの好みの少し落ちついた朱色の社殿の両方を見かけますが、なるほど「朱黒」と言うのですね。またひとつ「お勉強」になりました。

 

▼振り返れば「朱黒の神門」。カラッポの境内でしたが、言い換えれば独り占め?

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▼本命の「鹽竈神社」側に進みます。

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▼「東神門」をくぐり表参道石段上まで移動します。

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▼表参道の急な石段を覗き見てみます。みなさん果敢に階段を上下。

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でも今日は止めときます。

石段を見るとほとんど登らずにいられませんが、気分じゃない時もあります。

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▼石段を登ってきたつもりになって、正面の「隋神門」までの階段を上がります。

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呼び名は「隋神門」であり、「楼門」でもあるようです。

▼こちらは「朱黒」ではなく、純な「朱色」のようです。

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▼隋神門をくぐると左手に末社が稲荷、住吉、八幡、神明社と並んでいます。

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▼大きな狛犬は「何者?」と問いたくなる、かなりユニーク顔。どこかの神社で見たような覚えがあるんだけど、どこだったかは思い出せない。

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▼ここにもいらっしゃいました「撫で牛」。

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▼華美な「唐門」はハデな極彩色。こちらは多くの参拝者が見えます。

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▼「一宮鹽竈三社大明神」、三社です。

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▼唐門をくぐると正面に「左右宮」。拝殿に2つの扁額。

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▼向かって左が「右宮」。本殿側から見ての左右です。

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▼向かって右が「左宮」。本殿もそれぞれ左右にあるそうです。

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▼上の左右宮の右手直角に「別宮」があります。こちらがいわゆる本宮のようです。

f:id:wave0131:20190909201346j:plain右宮、左宮、別宮と不思議な三宮です。別宮には「鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)」が祀られています。

 

▼「別宮」の別は、別荘ではなく、特別の別、スペシャルだそうです。

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▼1809年、伊達九代藩主が蝦夷地警護の凱旋の際に寄進した燈籠だそうです。

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よく見るとスゴイことになっている、不思議で奇怪な動物たちで溢れる文化灯籠です。

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▼境内は暑いけど爽やかな眺めにあふれています。

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▼海や漁港が近い神社で時々見かけます。

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▼印象に残る「エメグリ」です。ほぼ補色関係のコーディネートでも下品じゃない。

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f:id:wave0131:20190909201258j:plainさすが一宮ですが、 No.1クラスの素晴らしい神社でした。

 

▼一宮から少し離れていますが、塩竃神社の境外社「御釜神社」にも寄ってみます。

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小さな境内です。社務所はお留守のようでしたので、参拝だけにします。

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▼400年前、芭蕉はここにも詣でているようです。50歳の脚は好奇心旺盛なのです。

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▼東京・新橋に鎮座の「鹽竈神社」の記事。

▼ほかの「陸奥国一宮」の記事です。

wave2017.hatenablog.com

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