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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

追浜 雷神社の御朱印(神奈川・横須賀市)〜GOLDに輝くトトロの森に埋まる朱色の社殿

雷神社御朱印です。(神奈川県横須賀市追浜本町1-9)f:id:wave0131:20211202151106j:plain朱印帳に見開きで直書きいただきました。

東京で書置きばかりに出会っていると、直書きの浄書はとても嬉しく感じます。


雷神社御朱印(2021年)。f:id:wave0131:20211202151113j:plain

雷は「いかづち」とも読みますが、

この神社では地元の方々から「かみなりじんじゃ」と呼ばれているそうです。


雷神社御朱印(2014年)。f:id:wave0131:20211202151109j:plain通常版と思われる14年と21年の御朱印に違いは見られません。

14年は女性の、21年は宮司さんらしき男性の揮毫です。

光を放つイラストの印は雷神をモチーフにしているのでしょうか?

あるいは祭神の「火雷大神」のイメージなのでしょうか、不明です。

中央の印は「追濱雷神社印」、

右下は「三浦半島古木五十選 雷神社 大銀杏」。


境内社 浜空神社御朱印(2021年)。f:id:wave0131:20211202151116j:plain

読みは「はまくうじんじゃ」です。

横浜海軍航空隊の守護神であった「島船神社」に追浜招魂社が合祀、浜空神社となってこの地に遷座したようです。


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京急追浜駅」からほど近く、国道16号に面して鳥居が建ちます。

境内の石段左手に駐車できるスペースがあります。

バス停「雷神社」の前後に2つの進入路がありますが、どちらも細く、スピードを出す車の交通量の多い16号から進入するのは容易ではありません。


国道16号から見た石造りの「一の鳥居」です。

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▼まずは御神木でもある「三浦半島古木五十選 雷神社 大銀杏」の様子をご覧ください。

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まるでゴールドのトトロの森のごとく、朱色の「二の鳥居」と、石段を覆い尽くしています。

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樹齢400年以上と言われる大銀杏は、葉で覆い尽くし、自らの幹さえ見せません。

▼写真右下が授与所です。

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▼境内西側にもう一つの銀杏の木。

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訪問日は11月23日。もう1週間後ならば、さらにゴールドが深まることでしょう。

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▼1ヶ月前となる10月の葉はまだグリーンです。2014年の訪問時。

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▼石段を上がります。

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▼同じく10月の石段です。

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▼石段上から眺めると、幹回り4mの大銀杏の様子がやっとよく分かりました。

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数組の参拝者と出会いました。みんな大銀杏を写真に収めています。


▼石段を登りきり視界が開けたところに狛犬が一対並びます。

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▼山の中腹を切り開いたような石段上の境内は広くはありません。

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コンクリート製とは思えない美しい社殿は今にもテイクオフしそうに見えます。

以前は木造草葺だったそうですが焼失して1960年の再建だそうです。

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神奈川県神社庁によると祭神は「火雷神( いなびかりのかみ)」。

wikiによると「火雷命(ほのいかづちのみこと)」となっています。

何れにしても「雷除けの神」ということなのでしょう。

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全国にいくつもある「雷神社」に総本社はなく、「いかづちじんじゃ」と読む神社が多く、「らいじんじゃ」とも呼ばれれる神社もあります。

同じような名称で紛らわしい「雷電神社」も数多く存在します。

どちらも関東から東北に多く鎮座し、

避雷針などなかった時代の「雷除け」を願って神を祀ったのでしょう。

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▼社殿左手にあるのは「稲荷社」のようです。背後は崖になっています。

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▼キツネに混ざって、なぜかネコの置物も・・・。

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▼社殿右手奥の石段上にも岩をくり抜き祠が収められていました。

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▼こちらも稲荷社のようですが、やはり招き猫が大きな顔をしていて、ほかに七福神の像も見られます。

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▼石段を降りて左手に「慰霊碑」と「濱空神社」です。

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いただいた御朱印にも添え書きがあるように、元々は飛行艇隊の守護神を祀る「島船神社」が始まり。2008年に現在地に遷座されています。

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戦中のソロモン海戦で玉砕した338名の御霊も合祀されているそうです。

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2度目の訪問となった「雷神社」でしたが、

狙ったわけでもないのにイチョウの黄葉が見られた良い時期に参拝できました。

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