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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

常楽寺の御朱印(川崎・中原区)〜別名「まんが寺」の絵心経

春日山 常楽寺御朱印

じょうらくじ真言宗智山派(神奈川県川崎市中原区宮内4-12-14)

 

玉川八十八ヶ所 第二十六番」の御朱印となりました。

 

お一人で掃除中の女性の手を止めさせて日付を入れてもらい、おマケにお茶までいただきました。

 

▼そしてこの「般若心経」は70cm近い印刷物いただきました。

タイトルが「絵心経」(般若心経画とき)となっています。

江戸時代、主に庶民の文盲のために般若心経の文言を絵で表現したもので、

当時は「(めくら)心経」とも言われていたそうで、同じように

「めくら暦」「めくら帳」「めくら証」などがあったそうです。

現代では「めくら」という表現は適切ではないようです。

 

「釜」の絵が逆さになって「マカ」、物を食べる姿が「空(くう)」などユーモラスですが、

個々の絵にルビがふってあるから読めるものの、絵だけではその読みを覚えるだけで大変です。

 

さらに「絵とき」の下に漢字だけの「心経」が書かれています。

釜般若腹箕田神鏡」これも微妙です。

正確には「摩訶般若波羅蜜多心経」ですから、

易しく普段使う漢字を使用したということでしょうか?

 

耳で聞いて覚えたほうが早いと思われますが、

レコーダーも何もない当時では

僧侶にその都度何回も唱えさせて教わるわけにはいかなかったのでしょう。

 

それにしても面白い「絵心経」でした。

これだけでも別名「マンガ寺」の面目躍如とも言えます。

 

常楽寺等々力緑地の近くで「武蔵中原」からなら徒歩10分以内で着くでしょう。

 

▼駐車場脇からの寺入口には別名の「まんが寺」の大きな石碑があります。

はじめは「がまん寺」と呼んでしまいました。

何をガマンするのかと思いきやよく見ると「まんが寺」。

▼寺は奈良時代行基によって開基されたと伝わり、多くの文化財とともに一帯は当時の庶民の信仰を伝える史跡になっています。

▼入口では大黒天七福神の石像もにこやかな表情で迎えてくれます。

▼その陰に何処かで見た記憶のあるこの姿? 何かの漫画の海賊だったかな?

▼ハイッ、大きく口を開けているのはカエル。

▼綺麗な参道を進んでみます。この道幅がイイですねぇ!

▼途中、六地蔵や不動像などがみられました。

▼寺では夏に「かわさきすず虫祭り」が開催され、鈴虫も配られるそうです。

▼曲がっているから梅の木でしょうか?

▼竹林などとともに綺麗に手の加えられた庭にたくさんの石碑が並んでいます。

▼よく見ると漫画が彫られて作者らしきサインも見えます。

 

▼「本堂」は江戸時代建立のものが昭和になって解体修理され、その時に旧住職と親交のあった漫画家たちのマンガや風刺画が堂内の襖や壁に描かれたことから「まんが寺」とも呼ばれるようになったそうです。

参拝時はコロナ禍に加え住職が留守でしたので漫画は見られませんでした。

いずれにしても見学予約しないと見られないようです。

▼漫画の一つでも見られないかと覗いてみましたがダメでした。

御朱印は本堂左手でいただきました。

 

▼奥から本堂、宝佛殿と続き・・・

▼一番右手に建つのは「薬師堂」。

▼外の道路から薬師堂の正面に突き当たる参道があり、こちらが表参道かも?

▼薬師堂の参道のすぐ東に「春日神」の鳥居と参道があります。

神社の参道の先の境内は常楽寺との境界はなく繋がっています。

常楽寺山号が「春日山」ですので神社の別当寺だったのでしょう。

現在は「宮内春日神」と呼ばれていますが創建は不詳。

平安時代には神社の前身があった記録があるそうです。

住宅街に囲まれた寺ですが、緑も多くとても気持ちよく落ち着ける仏域・神域でした。

 

コロナが治れば再び漫画見学が可能になるかもしれません。

3年目のコロナ禍、長く、しつこく、シブトイ感染症です。

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