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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

伊佐須美神社の御朱印(会津美里町)〜不死鳥のごとく天高く舞い上がれ新社殿

伊佐須美神社御朱印です。(福島県大沼郡会津美里町f:id:wave0131:20190729170155j:plain

こちらも昨今のブームによるものではなく、以前からの見開き御朱印の老舗です。

この時にいただいた御朱印は、WEBなどでよく見かける独特の書体の個性のある御朱印ではありませんでした。

ワタシの場合はどちらでも一向に構わないのですが、書き手さんによって異なるのかもしれません。

そのせいか、どう見ても1ページ分で収まる朱印と墨書きの内容です。

それでも見開き御朱印の「老舗」です。

 

右上に「岩代一之」のスタンプがありますが、

令制国の歴史的一宮では伊佐須美神社は「陸奥国二宮」に区分けされています。

「全国一の宮会」の加盟社としては「岩代国一宮」なのだそうです。

岩代国」は明治に陸奥国から分立してできた四つの国の一つだそうです。

「一宮」もいろいろあって複雑です。

どこも「一宮」と名乗りたい気持ちは理解できますが・・。

 

中央の神社印はすべて旧字が使われていて「会津総鎮守伊佐須美神社」のようです。

 

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全国に「美里町」はいくつあるのでしょう?

桜ヶ丘、光が丘、桜台などと同じように全国に溢れかえっている地名で、安っぽく感じられなくもありません。

しかし、ここはただの美里ではない「会津美里町」なのです。

会津」の2文字が付くだけで、他の美里町からは抜きんでています。

 

▼そして「会津総鎮守」の一ノ鳥居は、杜を背負って素晴らしい面構えをしています。
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多くの寺社を訪問していると、鳥居や山門を見ただけである程度、どんな雰囲気の神社か、どんな空気の寺か分かる場合があります。

伊佐須美神社」は、間違いなく雰囲気のある社だと感じます。

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▼手水社で手を清めると、その脇にあるのが「菅原神社」。

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境内社なのですが独立した神社のように「神牛」さんが、参拝者からナデナデされるのを待っています。

f:id:wave0131:20190729170207j:plain多くの受験生たちの参拝は本殿を上回るかもしれません。

 

▼通安全を願う「道主命神社(みちぬしのみことじんじゃ)」。初めて聞く名称です。いろんな神がいるものです。神は無数です。

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▼堂々とした立派な楼門の造営は比較的新しく1989年だそうです。

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それにしては年月をもっと多く重ねたような風格が備わっています。

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さて、ここまでは最初に一の鳥居を見た時に感じた雰囲気のある神社に間違いありませんでした。

 

▼しかし、楼門をくぐり境内に入ると小さな社殿にテント、仮小屋のような造作があるばかりで雰囲気はありません。なんですか、これは?

f:id:wave0131:20190729170227j:plain何はともあれ、伊弉諾尊をはじめとする四祭神にご挨拶します。

 

2008年に本殿と授与所を焼失したため、現在は仮本殿だそうです。

ほとんどの神社、寺院は火災の歴史と共にあります。そしてその都度、不死鳥のように蘇り再建されて来ています。

 

御社殿造営復興奉賛のお願い」の大きな立看板横の横のテント内で、おねぇさんから1口5000円の協賛金をお願いされてしまいました。

ボンビーにとてもそんな余裕はないので、協賛金というより「では お賽銭代わりに!」と10分の1口、500円をお渡しすると、再建予定の本殿が描かれたA3サイズのパース図をいただけました。

 

▼一の鳥居横にも掲げられていた再建予定の本殿図。

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何処かで見たような絵です。

そうです古代出雲大社の様子と同じです。

出雲大社は48mほどあったそうですが、伊佐須美神社では32mの本殿を作るのだそうですが、随分と壮大な計画を建てたものです。

現在の神社境内にこの姿も想像つきません。

また、1口5000円が何口集まれば目的の数字に届くのか、これまた想像つきません。

 

しかし、きっといつか不死鳥のごとく蘇り、巨大な拝殿、そして天空を突く本殿にお目にかかれることでしょう。

舞い上げれ!

 

伊佐須美神社を参拝したらこちらも訪問しましょう。

wave2017.hatenablog.com

 

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