日枝大神社の御朱印
「ひえ だい じんじゃ」主祭神:大山咋命(神奈川県川崎市川崎区小田2-14-7)
GOLDの三つ巴が輝いています。中央はもちろん「神猿(まさる)」の朱印。
▼おみくじのほか、お守りにもキティちゃんをはじめサンリオのキャラクターが勢ぞろいです。
当社のオリジナル御朱印帳にもキティが登場しています。
世界的に有名なキャラのライセンス料はそんなに安くないはず。
それでも全国各地の神社でこのキャラクターが利用されています。
宗教法人に対してはライセンス料も割引されているかもしれません。
まともに高いライセンス料を要求したら神仏のバチが当たるかもしれませんので・・。
などと初めから下賤な話になってしまい、本ブログが「バチ当たり者」です。
境内を覗いたところ駐車スペースはなさそうなので近隣のコインパーキングへ駐めて歩くと・・・
▼こんなステキな名称の店が・・。2階のヨシズが芳香を放っています。
神社周辺はガチガチの住宅街です。さして広くもない道路を車が多く往来しています。
▼交差点の案内板は神社名。お賽銭を落とす前から「シャリーン」です。
▼「山王社」「山王権現」などと呼ばれていた山王信仰は明治に入ってから現社名になっています。
ちなみに予備のスマホがご機嫌悪かったのか、撮影した写真の何枚かはくすんでしまっています。
▼車で進入できないわけではなさそうですが、ここはやはり遠慮しましょう。
▼日枝大神社に「大」の文字が残った、もしくは付けられたのはなぜでしょう?
そのまま読んでしまうと「大神社」という神社のスケール感を表すような言葉になってしまいますが、
「ひえの おおみかみの やしろ」と読めば「大」の字が付いているのも理解できます。
▼鳥居をくぐるとすぐ左手にガッシリとした柱に支えられた「手水舎」です。
▼周囲はしっかり木の柵で囲われていましたが、水もしっかり出ています。
半ば植栽に埋もれてしまっている古そうな水盤は美しい形をしていました。
▼清めたら参道を進みましょう。
▼芝生のグリーンが眩しく、立派な灯篭も印象的です。
▼狛犬さんがお出迎えです。
▼こちらは阿形である自分の役目を理解し、威嚇しています。
▼こちらも威嚇顔ですが、少し「おトボケ」が入っていて微笑ましいけど「キティ」には負ける。
▼祭神「おおやまくいのみこと」にご挨拶します。
▼撮影失敗ですが、木鼻など向拝の彫刻装飾が見事です。
▼こちらの奉納額も装飾がお見事!地域の崇敬の篤さが伺えます。
▼奉納絵馬も「キティ」が一役買っています。
▼社殿右奥に境内社が鎮座します。
▼「八王子社」にほか六社が合祀されているようです。
▼ここから見えるのは覆われた本殿なのでしょう。
▼足元には力石。昔は腕力などの力を持つものが尊敬されたのでしょう。
▼アレッ!「ちからいし」は「さしいし」とも呼ばれるの?!
読んだら石を持ち上げ、差し上げると名前と重さなどが刻まれるとか。
ハイッ!「さし石」です。知らないことばかりで、また一つ勉強になりました。
▼旧鳥居の柱。江戸時代建立のもののようです。
戦争で川崎工業地帯は標的にされ当社も空襲で焼かれています。
でも石造りのものは残されていて神社の歴史を繋いでいます。
▼本社の拝殿の左右に袖のように造作されている部分の名称が思い出せません。
▼社殿裏の柵の向こうに見えるのは神輿庫でしょう。いくつもの町名が見られます。
▼さりげなくオシャレな「神楽殿」は新しい造りなのでしょう。
▼さらにオシャレで大きな社務所。
シンプルモダンな造りで宮司さんのお住まいでもあるのでしょう。
▼その端に授与所が開いています。
▼「参集殿」もポート、テラスのようにモダンでした。
▼境内西側にも鳥居が建ちます。
▼その西側の道路からみた神社の様子です。
▼こちらからは神輿庫の全体も見られました。
住宅街に鎮座する神社ですので広くも大きくもない神社でしたが、
モダンでオシャレな社務所が、地域の人々に崇敬されている「アカシ」のように感じられ、
キティのキャラ物とともに印象に残る良い神社でした。