▼翌日、令和元年の御朱印。1日ですので「縁日」のスタンプ入り。
もしかして1日中筆書きしていた疲れが筆跡に出てるのかしら?
▼新元号記念限定御朱印。500円、今年いっぱいいただけるようですが在庫次第かも。
金色部分は金泥の筆書きではありません。
普通、金泥で書かれた文字はピカピカではなく、沈んだ鈍い光となります。
しかしこの朱印の金は浮かんでピカピカ光ってます。
金箔を押してあります。
用紙の上に置いた薄い金の箔を、あらかじめ製作した型で上から押して、型の部分だけ金箔を紙に残す方法です。(だと思います)
手間と経費がかかりますが、さすが深川不動らしい限定朱印です。
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平成終焉と令和の夜明けで世の中が騒がしかった。
ワタシたち御朱印の世界もザワザワと喧しい。
ネット内で令和限定情報が飛び交う中、NHKはじめ民放でも新元号の始まりと共に特別な朱印が授与されると話題に拍車をかけていました。
これでは新天皇即位の日、新元号初日の有名寺社では朱印を求めて長蛇の列が必至。
そんな限定に特に魅力は感じないし、並ぶつもりもない。
が、せめて平成最後と令和元年の朱印を近場の深川不動でいただこうと4月30日の夕方5時近くに訪問。
記事冒頭に掲げた平成最後の御朱印を難なくサラッといただきました。
そして翌日、元年の朱印もサラッといただこうと、雨が降り出した同じく夕方5時近くに訪問。
▼すると、このありさま⁉️
いったい何なんだ?
何故こんなに並ぶ?
列はジグザグに何度も折り返され、朱印受付にたどり着くまで1時間ほどかかるのではと予想される。
しかし、深川不動で令和元年の朱印にこれほど並ぶか?と思いきや、
▼テント内にこの案内が。
「なるほど」
ようやく長蛇の列が納得できた。
しかし雨の中の5時過ぎ、まだこの列という事は1日中、長蛇の列が途切れることが無かったのか⁉️
そして前日に朱印をいただきに来た時にこの案内に何故気づかなかった⁉️
きっと30日には掲げられていたはずなのに。
とにかく先にお参りを済ませました。
そして常は長時間並んで朱印をいただこうとは思わず、キラキラ限定にも批判的な言葉を記事にしている人間は、列の周りをウロウロ。
2度とやって来ないこの日の朱印をいただくべく並ぶべきか、いや、いつものようにサッサと諦めて引き返すか?
列を遠巻きにグルグル眺め回しながら躊躇する。
かなりアヤシー人間になっている。
「たまには並んでみるか」意を決して列に参加する。
令和の幕開け、1時間位はシンボーしてみよう!
朱印の書き手は限定に日付を入れる人だけを含め5人ほど。
「まだ途切れないのか?」と首を挙げて行列を確認する書き手は疲れが滲み出ている。
さらには「朱印だけ押されていて墨書きが無い」と言うような苦情の電話に対応しながら日付を入れている書き手。
いやはや!
彼らにとって令和元年は苦行の一日だ。
そんなご苦労に感謝していただいてきました。ありがとうございました。
手際の良い処理に待ち時間も予想の半分、30分ほどでした。
みなさんご存知のように1日夜には「各地で御朱印に長蛇の列」の模様や、ネットで売買するニュースが流されていました。
元号は改まりましたが、ブームはさらに高まり暴発状態が続くようです。
くわばらクワバラ!
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深川不動については過去に何度も記事にしています。