▼同、朱印帳。
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400円の有料道路は途中から濃い霧に包まれます。
▼神社に着きましたが、何も見えません。大げさではなく本当に見えないのです。
境内や社殿の写真を撮ろうにも何も映りません。境内の様子は全く不明です。
言葉通りの五里霧中!
オマケに拝殿は改修中のようで、何が何だか分かりません。
残念ですが参拝だけして、工事現場のような受付で慌ただしく御朱印をいただいて引き上げです。
▼午後4時近くから、山形自動車道で一気に宮城県側にある蔵王の麓に向かいます。
▼この夜はここに宿をとります。
出かけると、ほとんどがビジネスホテルかシティホテル利用ですが、
一応人間ですので、時にはこんな温泉にも泊まります。
もちろん同行者がいる場合です。
これまで、こういう内容の記事は極力避けています。しかし他に神社の写真もないことですので宿泊先の写真掲載です。
本ブログのルール違反ですが、タマには許します。
▼宿について早速温泉です。部屋から長い階段を下ります。
宿内が全体に薄暗い。足元に置かれた灯だけが眩しい中を、さらに進みます。
「大湯」を含め温泉は3つか、4つありました。
▼ここは「蔵湯浴司」。木の香りがして、やはり薄暗く秘湯感たっぷりです。
光量不足の写真では少し汚れたように見えますが、ヒノキの浴槽は新しく清潔で、浴槽の木の床が暗い中でキラキラ透き通って見えます。5、6人がラクに入れるくらいの大きさです。
▼湯船に身体を沈めて、洗い場側の眺めです。壁も床もヒノキで、奥の隅が脱衣場にもなっています。なんとも異空間というか、新鮮な空間です。
▼灯は提灯のような形の2つだけです。他に誰もいなく、姫か殿様になったような気分で自然と足が伸び上がります。ゴクラク、ゴクラクです。
▼もうひとつ別の温泉に向かってみます。脱衣場のカゴはここでも4つだけ。
▼ここも誰もいません。独り占めです。こちらはすべて石で造られています。2人か3人くらいで満杯になる大きさ。
こちらの湯の方が、より秘湯感が高く悶絶ゴクラク。宿を出るまでに3度浸かりました。
このブログでは宿もそうですが、料理の写真もほとんど掲載しません。
マズかった食べ物、安い食べ物、お値段以上の食べ物は、話が別で掲載します。
高額な宿、高額な料理は居心地が良くて、美味しくて当たり前なのです。そんな当たり前のものを並べられてもオモシろくも何ともないと感じるからです。
こんなヘソマガリなスタイルは改めれば、さらにPVが上がることは分かっているのですが・・。
▼まぁ、この宿はそんなに高いわけではありませんが・・。というかお値段以上です。
ということで秘湯を守る会の「不忘閣」、文人墨客も愛した青根温泉のゴクラクな一夜でした。
▼5月に入ったばかりの蔵王エコーラインは寒風が身を刺し、まだジゴクのような冬でした。
▼滝も残雪に紛れてしまって人の目をさまよいさせます。
あと1ヶ月くらい先でしょうか、新緑の中に白い滝筋がゴクラク浄土の庭のように見えることでしょう。