▼下谷七福神巡りをしてきた。
この七福神の記事を書こうとしたが、気が変わった。
ちょっと脱線する。
▼誰しも「七福神」をイメージすると、通常こんなイラストになる。(photo =illustAC)
▼「illustAC」は無料で使用するには多くの制約を我慢しなければならない。
しかしACはイラスト、写真、年賀状、フォントなどの分野がどんどん広がっている。
特にイラスト、写真は無料にしては内容が充実しているから「七福神」も多数ある。
本ブログも度々有り難く利用させてもらっている。
その七福神を生成AIで創ってもらうことにした。
▼まずは、本ブログでも昨今度々登場する「Adobe Firefly」。
▼Fireflyの結果。
単純に「日本の七福神」をイラストで要求した。
摩訶不思議な神話の世界が生成された。
しかし、どれも7人には足りない。
富士山らしきものはプロンプトを「日本の・・」としたからか?
▼プロンプトで「イラストで」という言葉を外すと・・・。
写真とイラストの中間的な画像ができ、
最初の画像より、まだこの画像の方が七福神らしい。
7人の神らしき人物はいてもどれも大黒、布袋、弁財天など七福神の姿にはなっていない。
Fireflyは生成元をAdobe Stock の画像から使用しているらしい。
だから日本特有の「七福神」を理解しにくいのだろう。
このことは以下の他の生成AIでも同じ事が言えそうだが、生成画像をこのままさまざまに利用しても著作権の問題はなさそうだ。
著作権については確かではないので各生成AIサイトの注意書きを参照。
▼次は「MyEdit」。
▼まるで曼荼羅か何かのような結果。周りのキャラは意味不明。
▼イラストのテイストは似ている。
▼少しテイストは変わってゲームキャラのような姿だが、ちゃんと7人いる。
摩訶不思議な画像が生まれてくるが、生成されるのを待つ間、どんな画像ができるかワクワクすることだけは確か。
結果は期待を裏切られるが・・。
▼3つ目はMicrosoftの「Image Creator」。
▼舟に乗っているものが生成されたのはこの「Image Creator」だけ。
「日本の七福神」のイメージとしてはこれが一番近いかもしれない。
▼ならばと「Image Creator」で「日本の神社でお参りする若い女性たち」と要求した。
候補の4画像とも日傘を持つ3人の後ろ姿。使えそうだ!
ソフトで、ちょっと幻想的。
一見して全体のバランスは良いが、舞妓さんのような和服姿と手に持っている駕籠が不自然。
やはり使えない!
この画像に修正するプロンプトを加えていけば、手にしているカゴはそれらしいバッグに変わるかもしれない。
▼同じプロンプトで「MyEdit」での生成画像。
諸外国の人々が描く「日本」とか「神社」のイメージはこの程度のものでしょう。
▼こちらは「Adobe Firefly」。
いちばん「まとも」だが、やはりリュックやバッグに違和感が残る。
左下の女性のベストも微妙だ。
以前にも書いたが画像生成AIは生湯をつかったばかり。
日本製のものや、これからの進化が期待できることは間違いない。
そして「創造」という世界は混沌とした迷宮に突入する。
脱線から本線「下谷七福神」へ戻る予定!