日本の主な古都と言ったら、奈良、京都、鎌倉です。
首都圏に住む人たちは皆な、800年も続いてきた古都鎌倉が好きです。
年間2000万人以上の観光客が訪れる。
夏になると古都とは別に、海を目的にやってくる人も数に入っていますが、それにして、同じ古都京都が年間5000万人と言うことだから、この小さな町、鎌倉の数字は驚くべきものです。
ホテル、旅館は少ないから、殆どが日帰り観光。と言うことは周辺、特に首都圏の人たちによる観光。
地理的に鎌倉市は海側から大船あたりまで、その面積をしめていますが、おなじ古都、京都奈良に比べ物にならないくらい狭い面積。
そんな中、観光客が主に向かう寺社の範囲はさらに狭まる。
北鎌倉から、西は長谷、東は十二所、南は光明寺あたりまでだでしょうか。そんな狭い地域を週末ともなると、北鎌や小町通り、八幡宮、そして長谷に集中し、人がひしめき合っています。小町通りをまともに歩けないのも納得。
しかし、その狭さのおかげで、北鎌倉駅、鎌倉駅のどちらから出発しても、目的地までほとんど歩いて行ける距離にあります。
もちろん江ノ電やバスを利用する人も多いでしょうが、どこも直線距離で2、3kmの範囲内に主な寺社は集中しています。
みんな歩け歩け! 御朱印を求める人にはうってつけの古都だ。
おまけに33観音、24地蔵、13仏、七福神と、これでもかと言うくらい、霊場があります。
どれも1日か、数日で巡り終えられます。
だから、あれもこれも「いただける御朱印は全てください」なんてヤボな巡り方はしない。まぁ、鎌倉に何度も訪れる事ができない地方の人は2つ、3つだったら許す!
首都圏の人たちは、狭い鎌倉です、1霊場ずつ巡りなさい。
それでなくとも、週末はどの有名寺社も御朱印を求める人で列ができます。
しかし、暑い7月、8月に御朱印求めて歩き廻るのは、ほぼビョーキ!だから逆に空いててアナかもね?
汗水垂らして歩き回れ! 光明寺まで行ったら、海の匂い、ザブーンしたくなる!
若くても熱中症だけは要注意ですよ!
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▲6番 錦屏山 瑞泉寺(臨済宗建長寺派・神奈川県鎌倉市二階堂)