何種類かある御朱印のなかから、1体だけいただいてきました。
もはやこんなシンプルな御朱印はいただけないようです。
現在いただける御朱印と比べると、5年間の時間の中で何が起こったのか?
田舎の山奥で育った少女が東京で暮らし始め、5年振りに田舎に帰省してきたような見違えようです。
洗練されて帰ってきたのか、ただ単に派手好みになって帰ってきたのか?
▼「御朱印の皆様へ」? 一言足らないようで何かヘンです。意味はわかります。
▼結局、訪問日にいただけるのは、このケース内に展示の数種類のようです。
ハデな書置きに大きな興味はないのでスルーでした。
▼神社は「第一京浜(国道15号)」沿にあります。
▼境内はそのまま車で入れる駐車場になっています。
国道から歩道を挟んで鳥居があります。
国道の拡張とともに境内は狭められたようです。鎌倉の寺社の参道を電車線路が横切っているように、広い境内を持つ寺社はいつも犠牲になる運命のようです。
川崎、横浜方面へ出かける時には神社前の国道を度々利用します。
数年前までは神社そのものを気づかせないほど普段は静かな境内でした。
ところがある時期から、境内にいつも10人前後の参拝者がハイエナの如く群がっている様子を目にするようになりました。
そんな様子に気付いたのは、2018年前後くらいでしょうか。
もちろん、神社になぜ多くの参拝者の姿を見るようになったのか予想はつきました。
そこで、横浜方面へ出かけた帰りに立ち寄ってみました。2度目の参拝になります。
翌日に祝日を控えた日曜でしたので、予想通り駐車場には地方ナンバーも含め、車が数台、境内には10数人の参拝者がたむろしていました。
もちろん皆さん御朱印目当て。書置きを含め全部いただこうとすれば、7、8体はいただけそうです。地方からの人は遠い道を来たカイがあると言うものです。
ちょうど御朱印受付終了時間間近だったようです。
2、3人で親切丁寧に御朱印対応されていた宮司さんたち。まだ暑い季節でした。汗を拭きふき社務所から出てこられました。
御朱印対応に、もしかしたら昼ごはんも食べられなかったかもしれません。少し気の毒に感じました。
しかし宮司さんたち、ご安心ください。磐井神社の御朱印が現状のままですと近々、連休の昼ごはんも、もう少しゆっくり食べられるようになるはずです。
授与される数種類の御朱印の違いをよく見ると、その理由が見えてきます。
月替わりに御朱印の上下に押されたスタンプ、また紙質、紙柄の違いだけでは先々「キラキラ御朱印収集者」のオナカを満たすことはできないかもしれません。
収集者は、ほとんど新食感を目指す新しモノ好きの大食漢なのです。
それであったとしても収集者の皆さんは、もしかしたら「磐井神社」の名称は忘れないことでしょう。
ワタシもしっかり覚えさせていただきました。
「磐井神社」さまの、さらなる今後の発展を見させていただこうと思います。