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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

弘法寺、手児奈霊神堂の御首題(千葉・市川市)〜下総国分寺の御朱印〜 荷風も散歩した寺社❷ ここにも番外があった

▼真間山 弘法寺・手児奈霊神堂の御首題です。(日蓮宗・千葉県市川市真間)f:id:wave0131:20170626124903j:plain

 

▼同じく 弘法寺・手児奈霊神堂の御首題。(2012年)f:id:wave0131:20170623185617j:plain

昨夜まで、今日の東京、千葉、茨城は晴れの予報でしたた。

でも降りました。この時期は予報が外れても恨まないことにしましょう。

午後には降り止んだから、チョット出かけてきました。

 

雨も降らないのに荷風は、ある時期いつもコウモリを片手に散歩しまくったそうです。コウモリだけなら紳士かもしれませんが、トランクのような四角いボストンに現金、預金通帳も入れて持ち歩いていたようだからレッテルは、変人です。

そんな変人さを魅力に感じ、その足跡を辿る者も変人?世の中、変人が多い

彼は昭和21年、1946年から13年ほど千葉県市川市に住んでいました。

京成線「菅野」と「京成八幡」の周辺を3度ほど転居して、終焉の地は「京成八幡」のすぐそばでした。その間、暇人の彼は散歩の様子をたくさん記し残しています。

京成線の少し北を、ほとんど平行して流れる真間川の堤に咲く桜や、真間山弘法寺の桜もお好みのだったようです。

弘法寺参道

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JR市川駅前ロータリーから国道14号に出て左折、セレモニーホールを過ぎると、セブンイレブンの角を右に入る道があります。

弘法寺の石柱があり、タイル貼りの道が北にまっすぐ延びています。

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タイル貼りでスタイルもいい歩行者優先の道路です。車も通りますが交通量は少なく遠慮がち、歩くのには気持ちの良い道です。

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道沿いにこんな店もありましたが、惜しい、息していないようです。JAZZ喫茶だったのか? それにしては店名が画家?か?

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にぎやかでも無い商店街を過ぎ、京成線の踏切を渡ると前方に真間山への階段と甍が、かすかに見えてきます。

真間川も渡ると「真間の継橋」があります。f:id:wave0131:20170625203704j:imagef:id:wave0131:20170625203709j:image

日本百名橋の「番外」だそうです。出た!また番外!! 巡礼ではおなじみ番外です。

橋にも番外があるとはオドロキ、初耳。この橋、万葉集にも詠われているとか。江戸名所百景にもあります。江戸?

荷風だったら、そのくらいの知識はあったかもね。

弘法寺

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その橋を少し進めば、荷風も足を踏み出した仁王門に続く階段下にたどり着きます。

この階段、写真で見るより傾斜がキツイ。蒸し暑い今日の午後には、少し腹立たしい。

後は皆さん自分の足で勝手に確かめてね。

何度も記すけど、このブログ、無責任で、不親切だから、御朱印収集人の方たちには、まったく「役立たず」です。

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でも今日はスマホでヘタな写真を撮ってきたので、写真だけズラズラ並べる特別サービス。説明は無し。サービスにならない!?

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説明は無くとも、雰囲気悪くない境内の様子はわかるわね。

後はワタシは一人勝手に、今でも荷風の足跡、彼が観察した景色、土地の有様に浸れる場所は無いかと目を右に左に、ウロウロすることにします。

手児奈霊神堂

真間山の下に、悲話とともにある「手児奈霊神堂」などについて書き出すと、夜も明けてしまうから、これも割愛。いやいや、知識として詳しくはない。ネットから仕入れた材料だけだから夜は明けないけど、知ったかぶりもしないから割愛。

しかし、仕方ない! ラマダンも開けた事ですからスマホも開ける。

ここも写真だけを羅列。

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真間の井f:id:wave0131:20170625205241j:imagef:id:wave0131:20170625205253j:imagef:id:wave0131:20170625205302j:image

この井戸の名は「真間の井」。由緒は勝手に調べて!

手児奈霊神堂の住職はまだお若く、お話もお上手。上手いとともに話好きのようです。寺社にまつわる歴史の話が止まりません。

ユックリお酒でもいただきながらだったら、話し甲斐のある相手になれたわね。ありがとうございました。

弘法寺(ぐほうじ)、霊神堂では「南無妙法蓮華経」を三度唱える。ワタシは日蓮宗ではないけど、日蓮さんに敬意を表すのです。

そして、ご首題をいただきました!

 

下総国分寺

▼国分山 下総国分寺御朱印です。(真言宗豊山派・千葉県市川市国分)

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市川に転居してきた荷風も、しばらくすると土地に慣れてきます。

菅野あたりから真間山のさらに北にある国分寺まで散歩の足を延ばしています。

よく歩き回る彼ですが当然徒歩だから、ここらあたりが荷風の市川散歩の北限のようです。f:id:wave0131:20170623185630j:plain

仁王門は「ひとり」ヘンに新しかった。荷風はくぐってない。

当時の国分寺跡がどんな様子だったのか詳しくはない。「跡」だから、当然、伽藍もなかったはず。でもその静けさだけは今も変わらないかも。

市川に転居したての頃の荷風は、同居人というか、もぐり込んだ先の家人が聴くラジオの音に辟易して、白旗天神社に逃げ込むこと度々であったようですから、ここの静けさも気に入ったはずね。

さて、この時間、外もすっかり静かになりました。明日も「コウモリ」が必要な天気かしら?

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