▼萬松山 興禅寺の御朱印です。(臨済宗妙心寺派・長野県木曽郡木曽町 福島門前)
▼同じく木曽七福神「吉祥天」の御朱印。2体とも書置きで500円。
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▼後に知った事ですが「木曽三大寺」と言うものがあり、そのうちの1つだそうです。
▼「日本一広い石庭」の案内。他の寺社もそうですが、特にこの寺はまったく予備知識なしでの訪問。
地方に行って寺を巡る場合、有名どころだけとなりやすく、巡る順序もややこしくなります。
しかし、その地域に七福神など霊場がある場合は、それを基準に回るようにしています。
霊場ならば朱印は確実にいただけるはずです。七福神を霊場と言うには少し違和感を持っていましたが、ここ木曽七福神では門前に「七福神霊場」と立派な看板で案内されています。
木曽周辺には別な霊場もあり、特別に七福神が好きな訳ではないのですが、短時間で巡るには「お手頃」な NAVI となります。
今回もそのパターンでの木曽の寺巡りだから、各寺の所在地と巡る順序程度という、大雑把な事前知識しか持ってません。
▼とにかく境内に進んでみます。
▼勅使門▼「義仲よ立ち上がれ!」と、勅使が潜った門と伝わります。昭和に復元。
▼門の先に「拝観入口・大人500円」の案内。何っ、有料?
正面が本堂のようだが柵があり、順路は左となっています。
▼順路方面に進んでみます。ここから先が有料のようです。
▼サルスベリがきれいですが、この寺の様子がだんだんわかってきました。観光寺なのでしょう。四季折々に美しそうです。庭園は3つあり、受付になっている宝物殿もあるようです。
しかし、ここで30分、1時間を費やす時間はない。2日目のこの日も木曽七福神ダンガンめぐりの予定。ここは3ヵ寺目で、まだ4ヵ寺残っています。奈良井宿でゆっくりしすぎたかしら?
有料区域から一旦引き返し、本堂か庫裏を探してみます。
▼ここは違う!観音堂だ。
「木曽義仲の墓」の案内があったから行ってみます。
▼境内を出て、少しだけ歩き登ったところにありました。
▼義仲・信道・義康、3人の墓。
▼ほかにも名のある方々の墓があるようです。
しかし、本堂・庫裏へは外からは行き着けない、見つかりません。
再び拝観受付に戻って、受付に1人だけのおかぁさんに朱印をいただきたい旨伝える。
「じゃぁ、ここは観ていかないのねっ?」
ぎょっ!
朱印だけの所望を詰られているような雰囲気?
だが、違った!
「案内するから着いてらっしゃい!」と有料区域の先を歩み出しました。
「すみません! でも受付がカラになっちゃいますよ? 教えていただければ、一人で行きます」
「いいの いいのっ! すぐだから」とドンドン先を行く。
「ここは看雲庭ねっ」
▼あらら、拝観料未払いなのに観ちゃいました「日本一広い石庭」
▼たしかに広いけど白線はなんでしょう?
▼「どうぞ、こちらですよ」・・・方丈でした。
「では、ごゆっくりねっ! いま話しておきますから」
朱印のことを寺側に伝えると言う意味でしょう。
「ご親切にありがとうございました」
「はぁ〜〜い」
あなた、サイコーよっ!
▼方丈内。
▼本尊の釈迦三尊でしょうね。
▼七福神の「吉祥天」にも挨拶できました。
木曽の「中乗りさん」が供えれてます。この寺は「木曽踊り発祥の地」でもあるそうです。
皆さんはこの寺を訪問の際には、ぜひ時間をタップリとって、ゆっくり観て回ってください。
▼そして、寺の奥さまらしき方から朱印をいただきました・・・だが、
車に戻って整理していると「吉祥天」が 3枚も・・・。
一番上の朱印には日付印があり、その下に2枚重なっていました。
何しろ奥さまらしき方は忙しそうな様子だったから・・・。
2枚返してこようとも考えましたが「まぁ観光寺側にとっての朱印は、このレベルの扱いになっても仕方ないか?」と理解して、そのままいただいておくことにします。
どちらも悪気はない! ガッカリもしない、ありがとうございました。
そして、受付のおかぁさん! もう一度 ありがとう!