/


にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

関興寺の御朱印(新潟・南魚沼市)〜国境の長いトンネルを抜けて・・・味噌なめたか?

▼最上山 関興御朱印です。(臨済宗円覚寺派新潟県南魚沼市上野267)f:id:wave0131:20180129203738j:plain

関興寺は「石打」にあります。スキーが好きな人ならピンとくる「石打」です。

 

東京は雪が降った後はず〜っとブルブルの寒さが続いています。

 

1、2年前までは正月の七福神巡りの後もセカセカと寺社巡りをしていましたが、

今年はもうこの寒空の下を御朱印巡りする熱意はありません。

 

ブログ更新も中4日となったがタイムリーな記事もなくなるから、

またぞろ過去に手にした御朱印を基に記事にします。

 

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

誰でも知っているこの有名な川端の作品は、もう80年以上前に書かれました。

 

国境と言っても当然現在の国境ではなく、

明治初期までに使用されていた行政区分としての「上野・信濃・越後」の三国の国境を指すます。

 

全国にいくつもある「三国峠」の代表的な国境です。

▼現在は上越線の群馬と新潟の境にある「清水トンネル」が川端の「トンネル」です。

f:id:wave0131:20210305164125j:plain

当時の上越線は単線で国境を越える「清水トンネル」も1つだけでした。

現在は当然複線で「清水トンネル」さらに新幹線の「清水トンネル」があるからややこしい。

▼さらにこの峠を越える道路は国道17号(三国街道)の「三国トンネル」と関越自動車道の10kmも続く「関越トンネル」があります。

f:id:wave0131:20180130155119j:plain

いやぁ〜80年も経過すると峠の様相は川端の時代とは一変しているでしょうがが、変わらないことはいずれのルートをとっても、この峠を越えると景色も一変することでしょう。

「長いトンネルを抜けると雪国であった

 

ここのところの寒波で東京方面から新潟を目指す場合、峠の手前から雪があるかもしれません。

 

3年前のGWの真っ只中だがトンネルを抜ければやはり雪国。

国道17号で三国トンネルを越えれば苗場の残雪が迎えてくれます。

f:id:wave0131:20180129203739j:plain

▼さらに車を走らせて川端の「雪国」の湯沢の街を過ぎると石打。

f:id:wave0131:20180129203740j:plain

▼JR石打駅近くから国道を少し西に入ったところに関興寺があります。

f:id:wave0131:20180129203741j:plain

600年以上の歴史を持つ臨済宗円覚寺派の禅寺です。

▼禅寺の表記でなく「禅窟」となっています。

f:id:wave0131:20180129203753j:plain

総門をくぐり、三門に至ると大きく書かれた文字で「味噌なめたか」と聞かれる!

まだ舐めてないわよ!

この寺と味噌の関係はこちら。

臨済宗 円覚寺派 最上山 関興寺 | 味噌なめたか 関興寺

f:id:wave0131:20180129203742j:plain

本堂前の庭はまだ雪が残っていて、ところどころ溶けた雪でぬかるんでいたりして、目も当てられません。

f:id:wave0131:20180129203743j:plain

この寺の訪問時期は季節がもう少し進んだ新緑の頃か、紅葉の頃が良さそうです。

f:id:wave0131:20180129203744j:plain

f:id:wave0131:20180129203746j:plain

f:id:wave0131:20180129203745j:plain

グリーンに覆われたら見栄えがしそうですが・・。

f:id:wave0131:20180129203747j:plain

午前9時前でしたが、親切に「どうぞ」と言われ本堂に上がれました。

f:id:wave0131:20180129203748j:plain

▼味噌作りに使われた鉢などの道具類。

f:id:wave0131:20180129203749j:plain

その昔の寺は味噌醤油は自前で賄っていたのかしら?

 

▼エーカゲンにシャッターを押しているからボケボケです。

f:id:wave0131:20180129203750j:plain

さて味噌なめたか関興寺味噌。

▼プラスチック容器入り200g 500円

f:id:wave0131:20210305164646j:plain

スーパーで安いものは500g 500円くらいから売っているから、これ、味噌としては安くはないです。

関興寺だけに観光地お値段か、観光客を舐めているのかしら?

地方に行くとよく味噌を買うことがあります。たいがい安くない。

でも味噌汁にすると稀にとてつもなく美味しい時があるからヤメラレません。

 

500円は土産としての金額は小さいから1つ買ってみました。

500円なら結果的に舐められた金額だとしても後悔しない数字です。

その前に試食用の容器があったから味噌なめた!

味噌作りのプロでもないし、せめてモロキューにでもしないと味噌だけそのまま舐めても味はよく分かりません。

 

帰宅後、味噌汁にしてみました。

さすが僧侶用として戦国時代以前から何百年も作り続けてきた味噌です。

やるもんだ関興寺! 驚くほど美味しかった」と書きたいけど普通に美味しかった

いつも言うように個人の味覚ほどアテにならないものはないけど。

 

味噌はともかく初夏から秋の間にもう一度訪れてみたい寺でした!



 

wave2017.hatenablog.com

住吉神社・龍神社の御朱印(東京・江東区)〜あなたのお賽銭はいくら?

住吉神社龍神(摂社)の御朱印です。(東京都中央区佃1-14)f:id:wave0131:20180124185811j:plain

見開きで記帳いただきました。

 

▼同じく住吉神社御朱印(2012年)。f:id:wave0131:20180124190542j:plain

▼現在は2種類の御朱印案内が授与所に掲載されています。

f:id:wave0131:20180124184234j:plain

--------------------------------------------------------------------------------------

 

お賽銭も格差社会を反映しているのか?f:id:wave0131:20180124184243j:plain

前回に次いで、またお金の話でチョッと、ウッウッウッ、心苦しい

けど、御朱印収集のみなさんは普段のお賽銭はいかほどなのでしょうか?

他人のことがケッコー気になるものの、その金額は見当もつきません。

 

縁起と語呂合わせで5円、55円、555円を賽銭とする人もあるようです。

 

統計の方法によって様々な数字が出てくるからアテにできませんが、

ネットによる、一つの統計によると賽銭は平均150円とか。

f:id:wave0131:20180125130425j:plain

初詣に限ると平均605円と表しているサイトもあります。

f:id:wave0131:20180125130437j:plain

 

この数字、御朱印収集のみなさんはどのように感じるでしょう?

 

ボンビーな本ブログは言うまでもなく平均以下

この数字を目の前にして自分の賽銭金額を書くのは赤っ恥だから明かさない。

しかし、これは本ブログだけに限ったことなのでしょうか?

 

例えば奈良東大寺では10以上の御朱印がいただけます。

半日がかりで10のお堂を巡り、それぞれお参りして、それぞれ御朱印をいただく事とします。

御朱印は東京の神社の500円と違い、東大寺は現在も300円でしょう。計3,000円

それぞれのお堂に、上記の平均金額150円の賽銭を捧げるとすると  計1,500円

合計金額4500円

 

1日で10の御朱印をいただいて、この金額ならば充分納得、満足な数字と思える人が多いかもしれません。

メインの東大寺大仏殿をはじめ有料のそれぞれのお堂の拝観料は別ですが・・。

もちろん各お堂に500円ずつという方がいてもおかしくはないので、だとすると合計8,000円

もしかして千円、壱万円という人もいないとは言えません。

合計13,000円103,000円

こんなふうに500円、1000円、10000円という人がいるから平均金額150円となるかもしれません。

 

地球上の裕福な8人の資産が、36億人の資産額と同額な事を思い出させられる数字と似ています。

賽銭平均金額150円を維持するには、裕福な方々にさらに賽銭をハズんでもらわなければならないでしょう。

だって富の格差はこの先ますます広がり、ボンビーは更に底辺に追いやられそうだから。

 

東京中央区佃に鎮座する住吉神社の「住之江」という刊行物に、賽銭に対して共感できる記事が載っていました。

f:id:wave0131:20180124184242j:plain

f:id:wave0131:20180124184218j:plain

賽銭について説明していますが、要は「心」「気持ち」次第だと表しています。

 

それは祈願としての金銭もありますが、

まずは神に対して感謝の念をその額に表すべきで、語呂合わせのような5円(ご縁)10円(遠縁)などはヘンだと諭しています。

その通りでしょう。

f:id:wave0131:20180125132131j:plain

賽銭はもともと米や酒で、人の1食分を捧げてきたといいます。

1食分を米1合とするか、ランチ1食とするかで額は異なってきますが、

初詣では最低でも吉牛1食分とすべきと思いますが、それじゃ平均額には届きません。もう少しランク上のランチにしなければ・・。

 

さらに賽銭の入れ方も単純に投げ入れるなと一言物申しています。

そのとおり! 賽銭は勢いよく投げるな!!

本ブログも賽銭をブン投げるのは神々に失礼だろうと常々思っています。

平均金額以下だからという意識からではなく、いつもソ〜ッと賽銭箱に落とす!のです。

拝殿前に詣でるのに制限のかかる有名寺社の初詣などでは別で、人の頭越しに投げ入れるけど・・。

 

今年も、本ブログの賽銭額が平均以上になるとは思えませんが、感謝の祈り時間だけ平均以上にしようかな!

並んでいる参拝者をスルーして賽銭箱の脇のスミッコの位置で!

皆さんの賽銭額が御朱印代に近くなるような一年であるよう願っています!

 

--------------------------------------------------------------------------------------

住吉神社は東京の「佃島」に鎮座します。

公共交通機関利用の最寄りは地下鉄大江戸線月島駅」になります。

 

佃島の遠景と住吉神社の様子です。

f:id:wave0131:20180124184221j:plain

▼一の鳥居は隅田川に面しています。と言うか大阪の「住吉大社」の方を向いているのでしょう。

f:id:wave0131:20180124184222j:plain

昔は渡し船をここで下船しました。

f:id:wave0131:20180124184223j:plain

▼振り返ります。

f:id:wave0131:20180124184225j:plain

▼参道。

f:id:wave0131:20180124184224j:plain

f:id:wave0131:20180124184226j:plain

f:id:wave0131:20180124184227j:plain

f:id:wave0131:20180124184228j:plain

f:id:wave0131:20180124184230j:plain

f:id:wave0131:20180124184231j:plain

▼ブルーの文字が鮮やかな珍しい陶製の扁額は金網で保護されています。

f:id:wave0131:20180124184232j:plain

▼境内から振り返った様子です。

f:id:wave0131:20180124184229j:plain

▼本殿。この日の賽銭は100円で平均以下!f:id:wave0131:20180124184233j:plain

f:id:wave0131:20180124184236j:plain

▼こちらは御朱印をいただいた境内社龍神

f:id:wave0131:20180124184237j:plain

f:id:wave0131:20180124184238j:plain

▼同じく入船稲荷神社

f:id:wave0131:20180124184220j:plain

船魂神社f:id:wave0131:20180124184219j:plain

▼この地域ならではの塚です。

f:id:wave0131:20180124184239j:plain

f:id:wave0131:20180124184240j:plain

▼意味不明な建物。手入れすれば味のあるレトロな店舗にもなりそうですが・・。

f:id:wave0131:20180124184241j:plain

 

 

 

wave2017.hatenablog.com

 

芝大神宮・玉川神社・東大島神社の御朱印(東京)〜高いか安いか? 御朱印代「お気持ちで…」と言われた時どうする?

▼神社とは何の関係もない屋根。

f:id:wave0131:20180122220632j:image

東京・芝大門交差点脇の公衆トイレの屋根。

 

始めから話はトンでしまいますが、日本の都会はいつの間にか公衆トイレが綺麗になり、ペーパーも必ず備えられています。数・質ともに世界的に見てもNo.1の位置にあるんだろうね。それどころかここの建物のように様々な設置場所の景観にも配慮したトイレになっています。

 

日本人だって感心しているくらいだから、海外からの観光客が絶賛するのも当たり前かもしれません。

有名寺社などのトイレは綺麗さを通り越して、デザイン性、話題性などで競い合っているかのようにも感じるほどです。

ともあれ、その建設維持費用は税金・拝観料・初穂料など、ワタシらのフトコロから出ているもので、やはり素晴らしい国民だと言えるのかしら?  「素晴らしい」? 自を省みると、ちょっと恥ずかしいわね!

 

この大門交差点脇のトイレの屋根越しに、これから訪問する神社の本殿・拝殿の屋根が見えます。

都心の神社はその全体像を目にすることは難しいことが多い。拝殿でさえ全体の写真を撮ることが難しい神社もあります。

f:id:wave0131:20180119193908j:plain

ここ芝大神宮も参道からなら拝殿全体を撮影できますが、階段を上った境内で正面から撮影を試みると、きっとその一部分しか撮影できません。

f:id:wave0131:20180119192307j:plain

f:id:wave0131:20180119192308j:plain

f:id:wave0131:20180119192309j:plain

▼場所柄ビジネス途中での参拝者が多い。

f:id:wave0131:20180119192310j:plain

▼こちらは昨年の写真。階段に雪が残っている?f:id:wave0131:20180122171409j:plain

何度目かの訪問で、一度いただいている御朱印ですが、この日もいただいてきました。

▼書置きで初穂料500円。高い! と思うのはワタシだけ?

f:id:wave0131:20180122141528j:plainこの神社からそれほど遠くない新橋の烏森神社の頻発限定御朱印も同じように書置きで飴とお守りと護符のようなものがセットで500円。それを高いと思う人はほとんどゼロに近いかな?

細かい部分の理由だが、ワタシも高いとは思わない。御朱印以外のコマモノは要らないが・・。

しかし芝大神宮の場合はイキナリ高い!と思ってしまった。

たびたび見るパターンで、1月の墨書きはありましたが日付はなしでした。

 

1月中は御朱印を求める人がいつ来ても、書き溜めたこの1枚で間に合うというわけです。

不幸なことに余計な何かが見えてくる、ワタシ!

んんん〜〜〜ん、せめて参拝当日の日付を入れませんか?

プリントでも印刷でもなく、せっかく墨書き・御朱印を押されているのです。

これで日付が入れば御朱印書置きだけで500円を高いとは言いません、安いとも言わないけど。

日付なしの書置きならば 300円にしてちょうーだい!(悲鳴)

 

これまで御朱印帳に直書きだったら500円で構わないと、このブログでも書いてきた事と矛盾しないでしょうねぇ?

そもそもこのセットになっているお守りのような栞と飴、わしには不要なのです。

お守りのような栞は裏に「幸福守護 道中安寧」となっていますが、「お守り」の文字はどこにもないから、まさに栞なのでしょうか?

お守りが欲しければ、飴が欲しければ御朱印とは別に求めればよいのです。

と、相当ヒネクレ者は思います。

f:id:wave0131:20180119192259j:plain

芝大神宮・東京都港区芝大門

f:id:wave0131:20180122141645j:plain

▲2012年にいただいた御朱印。直書き300円。

 

御朱印代を安く感じるか、高く思うかなんて相対的な問題と、価値観の違いで決まってしまいます。

財布がいつも寂しいヘソマガリは心もサミしく、ケチなのです。悲しい事に細かい数字だけには敏感になってしまうのです。

 

直書き500円で良いとこれまで書いてきたものの、たとえば四国遍路の納経帳へ御朱印は300円でしょうが、これが500円だと番外なども含め20,000円近く差が出てくることになります。四国でなくとも数多い御朱印をいただけば200円の差の絶対数値は大きくなります。

四国の場合は長期の宿泊代、交通費などを考えればその差額はえる!

まぁ、四国遍路の納経代が上がるのは考え難いからこれは別物かな。

 

いずれにしても500円の御朱印は寺院より神社が目立つ。東京の有名神社はカルテルかと勘ぐりたくなるように揃って「値上がり」しています。商品ではないから「値上がり」という表現は間違いかもしれませんが・・。

 

京都の観光寺院などは分かりませんが、東京の寺院では500円の納経代は知りません。どこも直書き300円です。寺院と神社とで御朱印の考え、取り組み方が異なるようです。

 

「お気持ちで…」「志納で…」との言葉は寺院が多い。なかでも日蓮宗の場合が多い。そんな場合、多くの人たちは300〜500円を納めてくることが多いはずです。自分のサイフと相談して、また受付対応をみて決めれば良いのです。

渡された金額を見て「ちょっとぉー!」と、咎める言葉を出す僧侶はいないし、近頃はそんな言葉や思いを相手に抱かさせる集印者もいないでしょう。

 

御朱印初穂料で思い出せば、こんな神社もありました。

f:id:wave0131:20180122172935j:plain

▼子育て信仰の対象「石獅子(いわしし)」f:id:wave0131:20180122172953j:plain

御朱印をお願いして、快く引きうけていただいた年配の宮司さんに300円を手渡そうとすると「お金はいいよ!」と言って笑顔で片手を左右に振る。

2013年、この時点ではそんな経験は初めてでした。ワタシはそれほど貧相か?

こんなステキな墨書きをいただいたからではないけど、感謝の気持ちで300円を賽銭箱に落としてきました。

その後は他でも2、3社同じような経験があったような・・?

混乱を避けるため現在は改まっているかもしれないわね。

f:id:wave0131:20180119195838j:plain

玉川神社・東京都世田谷区等々力

 

 

今年の正月は限定やら、見開きやらとかで極めつけ1,000円という神社が何社も現れたようです。

さすが1,000円! 足踏みする集印者が多く、神社側の目論見通りにはその数は出なかったとか。

目論見といえば有名神社の500円という数字も、需給バランスが目的ならば、ある程度その目的は達成されているかもしれない。

 

金額も御朱印の姿も様々な姿を見せはじめてきた今年あたりが、そろそろ御朱印ブームとそれを続ける人たちのヤマ場になりそう。

 

 

上記の芝大神宮とは日付が前後するが江東区東大島神社を訪問してみました。

住まいと職場の中間地点的な地理にあり、車では何度も神社近くの幹線道路を走っているのに、これまで訪問できていませんでした。

車が停め難い、利用する地下鉄路線が異なるのが縁遠かった理由だったかな。f:id:wave0131:20180119192304j:plain

▼地元の氏神さまという雰囲気の神社は小じんまりとしています。f:id:wave0131:20180119192303j:plain

f:id:wave0131:20180119193600j:plain

▼1月中は寺社ともに「初詣」という文字が見つかると、なぜかウキウキしてきます。単純です。f:id:wave0131:20180119192302j:plain

f:id:wave0131:20180119192258j:plain

東大島神社・東京都江東区大島

 

由緒書きではないですが、プリントされたこんな案内を一緒にいただきました。

f:id:wave0131:20180119192311j:plain

f:id:wave0131:20180119192312j:plain

無住かもしれないし、御朱印もいただけないかもしれないけどが、地元に近くても知らない神社がまだまだあります。

案内板の「初詣」の赤い文字を見てウキウキしていた事も影響して、500円硬貨をそのまま収めていただきました。

 

大きな金額は縁がないのですが、小さな金額にこだわるイヤ性格を少しおおらかに、そしてヘソの曲がり具合も少し緩めにできたらと願う新年!

 

1月からエゲツない、下世話な、下等なお金の話でスイマセンでした。

でも、ある意味大事なことですよね! 御朱印と長く付き合っていくには・・。

 

さて午後7時、東京は少々の積雪模様の天気をマスコミが異常なくらい大騒ぎにして雪ニュース 一色。雪で天地がひっくり返るような騒ぎ。他にニュースはないの?

雪国ならばでもない日常だけど、街も人も環境の変化に弱い東京だわね!

 

tombe la neige

みなさんどうぞ気をつけて帰宅と、出勤を!

 

また、変化を続ける御朱印環境へも、みなさんどうぞ気をつけてご対応を!

 

 

wave2017.hatenablog.com

 

三囲神社・牛嶋神社の御朱印 〜吠えているか? 正月の「ライオン」と「牛」

ライオン神社&牛神社

現実にあるわけない。カッテに名付けた。

牛天神というのはあったね!

牛さんは天満宮、天神さん、他にもたむろしてるから珍しくない。狛犬だか狛牛だかわからない神社もある。

しかし「狛ライオン」は珍〜〜んだ。

本当は狛ではないし対でも無く、東京近在の方には珍しくもない神社に鎮座している。

ほらほら少し見えてきた、ライオン!f:id:wave0131:20180111195610j:plainライオンとは別に狛犬は当たり前に左右に対でいらっしゃる。

狛犬の事は興味も少ないから全く知識もない。

 

f:id:wave0131:20180111195611j:plainしかし、この狛犬と狛ライオンがお互いそっぽを向いているのは面白い。

「イッヒッヒー・・」「ゼェゼェー!」色も対照的だ。

f:id:wave0131:20180111195615j:plain

便宜的にカタカナにした神社名以外に、正式にカタカナ名の神社はないだろうから、この際「ライオン神社」と改名してもいいんじゃない?と、この雄姿を目にすると無責任な思いが湧いてくる。

f:id:wave0131:20180111195613j:plainこのライオン像は、かつて池袋に存在した池袋三越にシンボルとして鎮座していた。池袋三越の閉店と建物の解体に伴い、ライオン君はこの神社に逃げてきたらしい。

この三囲神社は三越、三井、三井寺と深く関わりがあるとか。

平安時代からの古社だから、その歴史と伝承は長く、数多いようだ。

その辺は他ブログに詳しいからわしの出番ではない。

f:id:wave0131:20180111195614j:plain社殿の前は稲荷神社でもないのに狛狐? 「三井のコンコンさん」と呼ばれているとか。

f:id:wave0131:20180111195612j:plain隅田川七福神大黒神恵比寿神を祀る社。

 

御朱印をお願いすると社務所に詰めていた男子2人の一人が「七福神ですか?」

「神社印をお願いします!」

ということは、隅田川七福神のご開帳期間を過ぎていたが、七福神御朱印はいただけるようだ。

最近はどこの七福神もご開帳は別にして、年間を通して御朱印をいただけるようだな。

f:id:wave0131:20180111200244j:plain

三囲神社東京都墨田区向島

 

 

▲同じく2013年、隅田川七福神大黒神恵比寿神御朱印

 

▼三囲神社から200mほどの近さの場所に隅田公園がある。
f:id:wave0131:20180115191727j:plainそれほど広大な公園ではないが、ソコソコ広く、スカイツリーもキレイに見える。f:id:wave0131:20180115191728j:plain

地元の人たち、とりわけ年配者が憩う姿が多く見うけられるが、水鳥たちも同じように憩っている。1月だが暖かい日差しを受けてノンビリ憩うユリカモメが、とっても羨ましく思えるのは何故だ?f:id:wave0131:20180115191726j:plain

▼この公園内に鎮座するのが牛島神社。f:id:wave0131:20180115191719j:plain

f:id:wave0131:20180115191718j:plain

f:id:wave0131:20180115191723j:plain

狛犬はややこしいことになっている。

1頭は塀に隠れるように、もう1頭は台座の訳がわからない。火山岩でできているのか? 文字も読めない、右から読んで「奉獻」?
f:id:wave0131:20180115191721j:plain

包丁塚も牛。本殿前にも神牛の像のほか碑も幾つかあり牛づくしの神社だ。f:id:wave0131:20180115191717j:plain

▼権現造の社殿前は、珍しい形で三輪鳥居と呼ぶそうだ。f:id:wave0131:20180115191725j:plain

▼出た!着物女子。2人の装いが対照的だから何かの撮影なのか。f:id:wave0131:20180115191720j:plain

 

▼また出た和服。奥は少し熟されているお二人の結婚式のようだ。

手前の3人はお若いようだが身体が横に成長されているように思う。f:id:wave0131:20180115191731j:plain

強制的にいくらかダイエットしてみる。このくらいがスマートでイイ、あらあら車夫が一番スリムになっている。失礼!悪意ないです! f:id:wave0131:20180115191730j:plain

 

神社脇にあった。どうやら着物姿の3人を運んできた乗り物のようだ。

浅草でレンタル着物を着て、3人で人力車に乗った。そして牛島神社まで案内されてきた様子。それにしても軽く計160kgはありそうな3人を人力車で雷門から隅田川を渡り、ここまで駆けてくる車夫も楽な仕事ではない。体重によって料金が上下することはないのだろうか?f:id:wave0131:20180115191729j:plain

境内社の小梅稲荷神社。f:id:wave0131:20180115191722j:plain

▼神社名からして無くてはならない撫で牛。f:id:wave0131:20180115191724j:plainいつも思うのだが、撫で仏や撫で牛を思いっきり撫でて、そのあとランチなどご飯を食べに店に入る。そんなシーンはよくあるはずだが、みんな手を洗うのだろうか? この季節だとインフルエンザとか、牛さんには悪いけど現実的には人々の様々な菌の温床ともなっていそうだ。それとも神々の力で菌は悪さをしないのか?

衛生面は神経質ではないが、わしは基本的にナデ、サスリはせず、手を合わせ頭をたれるだけだから、そんな心配はないが・・。

f:id:wave0131:20180115191733j:plain

紙の由緒書きがあり、アテ紙に記された facebook、insta の案内もある。寺社もマルチメディア対応でなければならない。

他に類のない古い歴史と建築物をもつ寺社も、最先端のメディアを駆使しその姿と News を提供しなければならない。が共存する最もたる例だろうね。

いずれにしても facebook、insta などと何かと忙しく、もしかしてHP制作の外注などすると金もいるし大変なんだろうなぁ。

f:id:wave0131:20180115191732j:plain

f:id:wave0131:20180115192711j:plain

牛嶋神社・東京都墨田区向島

 

f:id:wave0131:20180115192746j:plain

同じく2013年にいただいた印。

さて掲載の2つの神社、どちらも所在地は向島、双方200mほどの距離を置いていて、どちらもさほど大きな神社ではなく、2神社ともハデではないがそれぞれ個性を持っている。目の付け所が違う神社好きの人には見どころたくさんのようだ。

しかし掲載した写真は、三囲神社は8日の祝日に、牛嶋神社は同じ週の土曜の様子である。参拝者の数、賑やかさ華やかさなどは差が著しい。

神社ブームも久しいが、この社会も格差が広がるばかりなのだろうか?

余計なお世話だろうけど、そもそも格差社会の底辺にいると、こんな現象は気になって仕方ないのよ。

 

今年の正月ネタは品切れ!

ブログも数日間休みとしますか!

 

増上寺秘仏 黒本尊の御朱印(東京・港区)〜覗いてきました増上寺秘仏 黒本尊御開帳

正確には「正五九黒本尊祈願会

最初の3文字をどう読む? ワカリマセン!

 

しょうごくくろほんぞんきがんえ」と読むそうです。

東京は芝にある徳川家の菩提寺でもあった増上寺で、年間に行われる様々な行事の一つ。

多くの人は「正五九黒本尊祈願会」の読みを正確にはできない。

読めたらきっと意味も知っている人でしょう。

正月と5月、9月に行われる祈願と言うと、なんとなく理解できてきます。新年、田植、収穫と繋がっているはず。

 

そもそも神話や仏教の話は広く、深く、ややこしい。

専門的に学んでこない限り、人に説明できる程の知識を持つのは難しいと思っているのは、自分の知能の低さを弁解しているのかしら?

 

仕事中は外へ出かける事は少なく、モグラのように閉じこもっています。

昨日は芝方面に用事ができて、ちょうど昼休み時間に用事を終えたので大門駅から増上寺へ向かってみました。

 

▼駅から増上寺方面へ歩くと駅名にもなっている大門がすぐ目の前。f:id:wave0131:20180115202930j:plain

f:id:wave0131:20180115191735j:plain

たまたまで、この日を狙っての訪問ではない門に掲げられた看板は、平易な言葉で案内されていました。

黒本尊勝運御祈願

これなら何とか読めて理解できるし「勝運」という言葉が人々を惹きつけます。

大門から山門の間は街になっていますが、江戸時代まではこの辺りも寺域だったのかな?

何しろ東京タワー建設の時に増上寺の土地を譲ったそうですから、当時の寺域は広大だったのでしょう。

f:id:wave0131:20180115191736j:plain

▼浮世絵でも度々目にする三解脱門が見えてきます。f:id:wave0131:20180115191737j:plain

f:id:wave0131:20180115202008j:plain

▼この三門は雪が似合いそうです。f:id:wave0131:20180115191738j:plain

f:id:wave0131:20180115202013j:plain

三門にも、この日の行事がさらに分かりやすい看板が掲げられていました。

秘仏黒本尊御開帳秘仏ご開帳となれば仏像好きな人は行かねばなるまいでしょうが、ワタシはどちらでもない。

f:id:wave0131:20180115191739j:plain

煩悩まみれから、まったく解脱できないまま小さくなって門をくぐります。

f:id:wave0131:20180115191800j:plain

増上寺はこの風景がスッカリ定着しました。

今や東京タワーが背景にない増上寺は考えられません。京都南禅寺水路閣と同様。

異質同士がしっくり調和しています。タワーの代わりに高層ビルだと絵にならない! タワーで良かった。

 

f:id:wave0131:20180115191759j:plain

観音像に挨拶して、手水舎でかたくなな穢れを少しでも落とします、ゴシゴシ!

f:id:wave0131:20180115191758j:plain

▼この鐘楼は立入禁止。f:id:wave0131:20180115191740j:plain

▼本堂に上がる階段から三門を振り返りました。f:id:wave0131:20180115191757j:plain

f:id:wave0131:20180115195647j:plain何しろデカイ本殿は圧倒的な迫力を誇っています。

f:id:wave0131:20180115191754j:plain

その扁額の下で参拝の列ができていました。

いつものようにスルーして堂内へ入リ、参拝者の視覚に入らないよう、邪魔にならないよう浄財箱の脇から手を延ばして賽銭を落とします。

通常は堂内にももう一つ賽銭箱を設けた寺もありますが、ここは無いようです。

f:id:wave0131:20180115191753j:plain

▼黒本尊が安置されている安国殿に向かいます。f:id:wave0131:20180115191741j:plain増上寺はどの堂宇も比較的新しい。

近年に再建された建物ばかりで古さという趣は一切ありません。100年もすれば蒼然となるかな? 地球がもたないかもしれない?

f:id:wave0131:20180115191742j:plain

f:id:wave0131:20180115191749j:plain

▼堂内に入る時、このカンバンが目に入らなかった。

f:id:wave0131:20180115200229j:plain

f:id:wave0131:20180115191744j:plainこの位置から iphone のシャッター音を思いっきり出してしまいました。

須弥壇の横にも「NO PHOTO !」の案内があるのにです。

普段はメガネをかけない近視だからしかたないし、英語も読めない?

 

黒本尊は家康の念持仏、線香の煙で黒くなってしまった阿弥陀如来だそうです。

「勝運、厄除け」のご利益があるとか。

御開張といえども厨子の扉は思いっきり開いているわけではなく、正面からなら確認できるくらいの、3分の1ほどの開扉。

厨子から出して、その姿を惜しげもなくさらけ出すより、この程度のオープンさが有難味を大きく感じる?

いずれにしても阿弥陀立像は小さい。もう少し間近か、望遠鏡で見ないとはっきりご対面できません。

法会は午後1時からのようで、残念だが時間がないのです。

御朱印をいただいて帰ることにします。

f:id:wave0131:20180115191743j:plain増上寺御朱印帳は1冊持っていますが、いつからかデザインが新しくなっていました。

f:id:wave0131:20180116124514j:plain

▲赤い表紙を購入。これは稀に見るスタイリッシュなデザイン。

黒と光る赤が上品な派手さと、引き締まったイメージを作っています。

チャラチャラしたイラストの表紙よりハイレベルな好ましいデザインと思います。

御朱印2つをいただいて2,300円。ということは1冊1,700円? 値段もまずまずスタイリッシュ!? 

昨今はこんなお値段でしょうが、1,200円と言われると安く感じて嬉しくなる自分がイヤンなります。f:id:wave0131:20180115191801j:plain

▼三縁山 広度院 増上寺御朱印。(浄土宗大本山・東京都港区芝公園

f:id:wave0131:20180115194254j:plain同じく 増上寺 黒本尊御朱印f:id:wave0131:20180115194237j:plain

祈願受付も同時に対応しているのか御朱印は6、7人の僧侶が筆をとっていたので大して待たずに返されました。

限定御朱印でもないから集印者も列を作っていません。それでも御朱印を求める人は次々やってきます。

通常の御朱印と比較すると「正五九」の印のみ追加されていました。

限定と言えなくもないとしたら、このくらい遠慮気味な限定印が好ましい。

観音巡礼の「発願」「結願」印とおなじようなイメージです。

 

▼江戸三十三観音でお参りした「西向観音」。f:id:wave0131:20180115191751j:plain

黒本尊祈願受付のテントの陰になってしまっていて境内に入っても見えなくなっていました。テントをグルッと回ってご挨拶。

 

f:id:wave0131:20180115191752j:plain

増上寺というと、この地蔵と風車が真っ先に目に浮かびます。f:id:wave0131:20180115191746j:plain

可愛らしい千体地蔵の前を行き、安国殿の裏手へ進んでみます。

f:id:wave0131:20180115191747j:plain

川家の墓所鋳抜門に突き当たります。

2代将軍二代秀忠をはじめ将軍6人、正室、側室などの子女を含めると38人も埋葬されているそうです。

ボンビーもここで突き当たります。

入ったことがないから話にならなりません。

次回までに拝観料500円を貯めることにしましょう。

f:id:wave0131:20180115191748j:plain

宝物展示室の常設展は700円。ここも経験なし、同じく話にならないから入館料700円を次回までに用意することにしましょう!

特別展だとさらに800円追加して1500円位用意しておかなければ入館できないか?

細かい金額を計算する身はツライ!セコイ!

じっと手を見ます。

 

f:id:wave0131:20180115191755j:plain

以上、増上寺のサワリでした。セッカチはいつも慌ただしい。

寺は広く、他にもたくさんの堂宇、見所があります。

1、2時間かけてゆっくり歩いてみてください。

 

▼過去にいただいた増上寺朱印帳
f:id:wave0131:20180115194318j:plain

 

▼2012年の増上寺本尊御朱印。(宗祖法然上人八百年御忌)f:id:wave0131:20180115194415j:plain

 

 ▼2012年、増上寺 江戸三十三観音 第21番御朱印

f:id:wave0131:20180115194444j:plain

 

▼2013年の増上寺本尊御朱印

f:id:wave0131:20180115194557j:plain

 

▼2013年の増上寺 黒本尊御朱印

f:id:wave0131:20180115194638j:plain

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村