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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

木曽・臨川寺の御朱印(長野・木曾上松町) 〜 浦島太郎はここで玉手箱を・・ 〜 木曽路を南下❾

▼寝覚山 臨川寺御朱印です。(臨済宗妙心寺派・長野県木曽郡上松町上松1704)f:id:wave0131:20180925201100j:plain

▼同じく木曽七福神弁財天」の御朱印ですf:id:wave0131:20180925201059j:plain

この寺の七福神は書置きでなく、2体とも直書きでいただきました。

拝観料200円ともで800円。

それにしても山号の「寝覚山」、耳障りの良い名称だと勝手に思ったけど、「しんかくさん」と読むそうで、夢が消える。「ねざめやま」で良いのに!

 

「寝覚の床」を見るのに、寺を経由したくない人は無料の別なルートがあります。

 

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御嶽神社を参拝し終えて、再び木曽路に戻り、木曽七福神の続きの寺を目指します。

 

▼国道19号脇のセブンイレブン隣にステキな山門を構えています。

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天下奇勝「ねざめの床」となってます。

漢字だと「寝覚の床」。「床」は「ゆか」と読みたい「とこ」でしょうね。

 

周辺には500円の有料駐車場があるけど、近辺にコンビニや蕎麦屋、土産物店が広い駐車場を備えているので、どの店かを利用すれば駐車料金はかからない。

 

寺を見学の後、蕎麦を食べたのですが、車は別の蕎麦饅頭の店の前に駐車してました。

地域一帯みんな仲良く営業だろうから構わないでしょう!

 

▼右奥が受付。ここで朱印帳を預けます。

f:id:wave0131:20180925201103j:plain受付けのおねぇさんは、至って丁寧です。

朱印帳の受渡し時に、

はい、書いておきますから、気をつけて行ってらしゃい

お疲れさま、ご苦労さまでした。どうぞ!

などの言葉をかけてくれます。

儀礼的で当たり前だけど、当たり前がそうでなくなってる昨今、単純に嬉しくなる。

 

▼本堂はいささか色気が足りないし、ガラス扉は開きませんでした。

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弁財天堂は鳥居がお迎え。寺に鳥居は今さら驚かない。なんでも有りが寺。

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▼弁財天にご挨拶。

f:id:wave0131:20180926143818j:plain手前の人形は何なのか不明だけど、琵琶っぽい物を持っているから弁財天キャラ?

 

▼ここ上松町にも「公式ゆるキャラ」がいるそうで、有料のラインスタンプもあります。

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自治体キャラ、神社キャラ、寺キャラ、仏像キャラ・・・と何でもあり。

「キャラを作らなければ・・」と脅迫観念に駆られて日本全国キャラだらけ!

カワイイ」と「キャラ」が世を席巻します。

キャラクターもあまり数多く出回り過ぎるとラクターに思えてきます。

ちょっと前まではキャラメルしか知りませんでした。

頭の中も皆んな「ゆるい」!

はじめから「ゆるい」頭の私ももちろん仲間・・・・・・・ちょっと脱線!

 

三徳稲荷堂

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妙音堂は何やら工事 or 施工中。

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▼よくある名称「姿見の池」。

でもここは浦島太郎が玉手箱を開けてから自らの姿を映した池とか。

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▼寺境内の端にある「寝覚の床入口」の案内石。

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▼崖下を覗いてみます。手前の中央本線の先は木曽川。川はゴツゴツしていそう。
あそこまで降りなきゃいけないのかっ?

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▼降りたら登って帰ってくることになる。カメラの望遠で見てみます。

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やはり降りてみることにします。

▼降りる途中に、モニュメントのある公園らしきところも現れます。

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▼こんな滝もありますが、木曽の滝はどこで見ても行っても涼しくはない、アツイ!

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▼川床近くは石、岩がゴロゴロ。足元悪く、みんなヘッピリ腰になってます。

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遊びまくって竜宮城から帰還した浦島太郎。

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寄るすべもなく放浪の旅に出た末、美しい景観のこの木曽山奥にたどり着く。

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そして玉手箱を開けてしまったのです! 私は開けたくない!

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浦島太郎伝説は全国に広がっている。ここもその一つ。

だけど竜宮城の乙姫は「開けてはいけない玉手箱」を何故、太郎に渡したんか? 罪な事をするもんだわ!

 

▼その浦島太郎を祀る堂が写真右奥に見えます。でもお堂の足元まで行きたくない。ここからで十分。

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浦島太郎は伝説だけど現実には参勤交代の大名、芭蕉や子規もここに立ち寄ったようです。

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秩父の「長瀞岩畳」や福島の「塔のへつり」など、川の流れが築いた奇勝は多いけど、ここは眩しい「」が際立っています。天気のせいかもしれない。

 

明治天皇もこの寺で小休止されているとか。まさか下の川床まで降りてない?

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最後にもう一度目に刻んで・・・。

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▼降りたからには、登って戻らねばならないのです。

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階段と、見かけよりキツイ坂に汗だく! 玉手箱を開けてしまったような気持ちです。

さすが「寝覚の床」空いた腹の虫も目が覚めました。

登ってからどこかで蕎麦食べよう!

 

話は変わるけど、塩尻あたりから南木曽まで40〜50kmの国道19号木曽街道は、コンビニや独立店舗はあるが、各宿場町に入ってもファストフード、ファミレスは1軒もない。

やはり「山の中」を徹底しています。

 

御嶽山 木曽本宮の御朱印 〜 御嶽教の神殿 〜 木曽路を南下❽

御嶽山 木曽本宮)の御朱印です。

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神人和合の苑

どこかの神社でも神人和合、五穀豊穣、無病息災を願う祭りがあったような・・・。

 

▼上下に大小2つある朱印は同じ。

他の文字も配置を変えただけのようです。

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こうして並べると迫力があるように見えるけど、現実は少し大き目の朱印帳には紙面に対して70%くらいに収まっていてコンパクト。小さいサイズの朱印帳に合わせたスタンプなのでしょう。

そして日付数字以外すべてスタンプ! でした。2体で800円。

 

スタンプとは言え、スタイルはオーソドックス。

振り返ってみれば、諏訪大社に始まった今回の旅でいただいた朱印は、どれもホッとするようなクラシックな姿の朱印ばかり。

木曽七福神の「カラー和紙」はごアイキョー!

 

月替わりもなければ、限定とか、イラストスタンプみたいなものを押したキラキラ御朱印は一つもないから、いただいて納得! 手をたたきたくなる。

 

長野の山奥で限定月替わりを授与するとしても、多くの人はやって来ないから無意味か?

チャラチャラ人間の多い大都市近郊だからこそ、キラキラ御朱印授与が可能かも。

 

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以下「木曽本宮」を検索した Wiki からの引用。

御嶽教(おんたけきょう)は奈良県奈良市に教団本部(御嶽山大和本宮)を置く教派神道で、神道十三派の一つ。創始者下山応助とされている。

宗教年鑑 平成29年版』における信者数は、56,300人[1]長野県木曽郡木曽町に御嶽登拝の安全を祈願するための神殿である木曽大教殿がある。 御嶽山を信仰根本道場としている。

江戸時代に覚明行者が黒沢口登山道、普寛行者が王滝口登山道を開闢する。御嶽大神を崇拝する信仰者が集団結合して1882年に立教独立。 経典は「御嶽教経典」と、準経典として「御嶽教神拝詞集」と「御嶽教信仰規範」がある。

祭神は国常立尊大己貴命少彦名命の三柱の大神を奉斎主神として「御嶽大神」と奉称し、木曽御嶽山の開闢大道彦たる覚明、普寛の二霊神を崇敬神として「開山霊神」と奉称する。また天神地祇八百万神を配祀神としている。

修験道を起源としているが、仏教色は薄く祭祀神道に準じている。

 

ここは神道の一つ「御嶽教」において御嶽登拝の安全を祈願する「神殿」なのだ。

そして「祭祀も神道に準じている」。

でもやはり「神社」と呼んでいいんでしょうね? 広い意味で・・。

山岳信仰修験道民間信仰神道、加えて仏教。

わずかな IQ は、もうまったく分からなくなった。奥が深すぎます。

 

▼だから分かりやすく、木曽本宮のHPに「なごみちゃん」。

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誰もがわかりやすい、よく目にする「六根清浄」の姿? 四国遍路姿ではないな!

しかし「御嶽教」で「六根清浄」と唱えるかどうか知らない!

別の神道扶桑教では富士登拝時に「六根清浄お山は晴天」と歌うそうです。

 

いずれにしても多数の神社がこれと似たようなキャラを創り出している。

まったく無用だと思う時もあるけど、寺社のあり方も時代とともに変化してきたのだから、これも OK でしょうねぇ?

 

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▼王滝口一合目里宮「御嶽神社」を後にして、来た道を19号方面に戻ります。

f:id:wave0131:20180921160547j:plain今度は御岳湖を左手に見ることになる。何でもない山の風景だけど、明るい山を遠方に見ると、脳は開放感にハジけ広がる。車を駐めて、しばしボケッ〜〜〜とする。f:id:wave0131:20180921160548j:plain

ボケッ〜〜〜とするのは許されるが「ボケ」にはなりたくない!

人に迷惑をかけるばかりになる。

しかし、ちょっと前までには人からよく言われて「この ボケッ!」と。

今は勲章並みのお言葉だったと思っている。

 

▼まったく予定にない「木曽本宮」を見つけた。御嶽神社ではない?f:id:wave0131:20180921160559j:plain

▼まったく正体不明な相手でも「本宮」となれば、行ってみるしかない。f:id:wave0131:20180921160549j:plain

▼まったく見かけは全て「新品」。この言葉、死語かしら?「新しい!」のよ。f:id:wave0131:20180921160550j:plain横浜の「本牧神社」が思い出された。詳細は忘れたがイメージは同一。

個人的に「新品」な寺社には感動を覚えない。でも神宮のように、神社は常に「新品」を繰り返して、朽ち果てることなく今に繋げているのだ。これからも・・・。

f:id:wave0131:20180921160557j:plain神社の受付で聞いてみると元々 木曽福島駅近くにあり、最近遷座されてきたとか。f:id:wave0131:20180921160558j:plain神道という面倒臭く、もしかしたら「狭い」考えなど通り越して寛容になり、この神殿が30年、50年、百年と続き、その時々の変化に対応しながら未来に生きる人たちに伝えられ、愛され、繋がっていくことが大切かも?

 

▼神社という文字はどこにも見当たらない。あくまで「御嶽山」。f:id:wave0131:20180921160556j:plain

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f:id:wave0131:20180921160552j:plainそれにしても、これだけの神殿を新しく造るには多大な費用がかかるはず。f:id:wave0131:20180921160553j:plainそれだけ信者?に恵まれているという事かしら。f:id:wave0131:20180921160554j:plain

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御嶽山御嶽神社への訪問は今回の記事までで、3ヶ所しか訪問してませんが、王滝口里宮からさらに山を登れば「八海山神社」「田の原大黒天」「奥社遥拝所」などがある。

これらの神社を巡ると最低2〜3時間を必要とするので今回は見送り、またの機会とします。

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ハイ! 絵本とか絵手紙のような御朱印だけを話題にしてる方たちには、嫌われそうな「おバカ」な記事でした!

いいのよっ! キラキラ御朱印収集専門で!

ヘソマガリなわたしがオバカですので、まったくっ!

 

 

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御嶽神社の御朱印「王滝口里宮」(長野・王滝村) 〜 先の見えない長い石段を行く 〜 木曽路を南下❼

御嶽神社御朱印

おんたけじんじゃ」(


 御嶽神社王滝口里宮」の御朱印です。

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朱印500円、朱印帳1500円。

 

御嶽神社へは前回記事の黒沢口里宮を少し戻り、御岳湖沿いに王滝村に向かいます。

 

▼遠方の町並み奥の方の何処かに王滝口里宮があるはず。

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▼何処へ行っても殆ど迷うことなく到着します。

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NAVIのおかげでもある。

「おかげ」は動物的な地理感覚も消滅させつつあり、便利なものがなくなると、まるで「スイカ叩き」状態になってしまいます。

 

▼この案内板を見ると手強そうな階段が待ち構えていそうです。

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▼駐車場に車を移動させます。

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▼ここからが本番。少し観察していると階段を登り始め登拝する人もいますが、写真右奥の遥拝所で参拝をすませる人も多い。

登拝しなくとも、御朱印はその隣の社務所でいただけます。

f:id:wave0131:20180920151033j:plainとりあえず、社務所朱印帳と朱印をお願いしておきます。

 

▼大黒天の前に巨大な「五円硬貨」。「ご縁効果」のシャレかしら?

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▼「遥拝所」と言って良いでしょう。

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▼ちょっと階段を上がって振り返る。

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▼さて、どうしようかしら?

登って見えない先を目指さなくとも、ここで参拝すれば朱印はいただける! どうするのっ?!

f:id:wave0131:20180920151048j:plainきっとこの先を登拝しないで朱印をいただいて帰る人も多いはず。

でも、わたしは・・・カンペキ主義のゼッペキ大好き人間。

 

▼行くかぁー! 少ない金銭はケチっても、少ない体力はケチらない! イケイケ!

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▼イケイケ! ・・・まだかよ? ・・・オンタケサン、ドンダケ?

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▼途中の「不動明王」は涼しいお顔。さすが御嶽山、顔は汗が「噴火」しだしました。

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▼もう左右を見てる余裕なし。目に入るのは滑りそうな足元だけ。イケイケッ!

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▼やっと見えてきた到着点らしきにカメラを向けても足がガクガクでボケます。

イケッイケッ!

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▼一体、何段あったのかしら?

時間にしたら10分も登ってないのに、気分は半日くらい登り続けました。

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▼御神水は冷たく頭からかけたくなります、ジャブジャブ!

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しかし落ち着くと、さすがここは涼し〜〜い。

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御嶽山一合目。標高はわからないけど1000m以上あるはず、と見上げる。

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▼「拝殿」。

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榛名神社とか、山中で崖を背負った神社をいくつも思い出します。

f:id:wave0131:20180920192200j:plain大した階段ではないけど、やっぱ、登ってきた甲斐がありました。

▼「末社」の前で少し休憩。

f:id:wave0131:20180920151043j:plain階段下より天に近い分だけ神々にも近いような雰囲気。

この旅一番のシンドサだったけど、これで「晴れて」御朱印を受け取れます。

ホントはここに朱印受付があれば良いのです!
収集者はみんなヒィーヒィーと登らざるを得ません。

降ります!

 

▼下界のベンチで休んでガブ飲み「おんたけ茶」!

普通のお茶でした、当たり前だけど。

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御嶽神社 黒沢口里宮の御朱印 〜 規制一部解除の御嶽山 〜 木曽路を南下❻

御嶽神社 黒沢口里社本社御朱印です。

 (長野県木曽郡木曽町三岳栩山)

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500円の納めです。

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前回記事までの木曽七福神ルートの木曽路から外れて、ちょっと寄り道。

御嶽山の麓方面に向かいます。

そうです、まだ記憶に新しい、あの戦後最悪の火山災害を起こした山です。

 

▼写真はWEBからお借りしました。f:id:wave0131:20180920151029j:plainその御嶽山も現在は落ち着いているようですが、9月26日には山頂付近の規制が一部解除されたものの立ち入り規制は残っており、全面解除されていないようです。

時間の都合上、今回の旅で御嶽神社奥宮まで行く予定はないので、規制には全く関係無しです。

訪れるのはイモトも楽々行ける「」、「一合目」です。

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木曽路木曽福島から少し走って、国道19号を右折、御嶽山方面ヘ車を進めます。

f:id:wave0131:20180920151020j:plain山は雲がかかっていて遠くの視界はありません。御嶽山はどの方向かもよくわからない。

 

10kmくらい走ると、あの有名な「百草丸」の里宮店前の広い駐車場には、そこそこの車と人々で賑やかな様子にぶつかります。(この写真も日野製薬から拝借)

f:id:wave0131:20180926174614j:plainあの有名な「百草丸」と言っても皆んな名称しか知らないかも。これです。

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胃腸薬だけど漢方薬ではない。日本で、特にこの地方で古くから作られ、用いられてきた「民間伝承薬」というそうです。

同じような「民間薬」に、奈良県吉野町などで土産物とされているチョー苦い「だらすけ」がある。正確には「陀羅尼助(だらにすけ)」で、やはり胃腸薬。

どちらも古来から飲まれてきた和薬で、山岳信仰の山、大峰山御嶽山に登拝するときに飲んでいたかもしれない。山中で腹痛になったら救いようないからね。

 

▼さて、その駐車場から道路を隔てた、この神社には人影がありません。f:id:wave0131:20180920151014j:plain

 

富士山や出羽三山同様、山岳信仰の木曽御嶽山

富士浅間神社と同じように全国に広がっていて、山頂に奥宮があり、山の中腹や麓にはたくさんの御嶽神社があります。

だから何処を訪問したらよいか訳がわからないのがこの神社。

 

いただいた朱印にも「木曽総社」「里社本社」と印が押されています。

 

そして、ここ黒沢口に「御嶽神社」の社号標の先に「里宮本社」。

もうチンプンカンプン!

 

ここも含め総社、本社、奥宮、里宮、里社、若宮、本宮などに遭遇して、全く系列は不明。

「宮」と「社」は同じ意味、同等扱いなのかしら?

f:id:wave0131:20180926180855j:plain▲急階段の下は、おみくじと賽銭箱のほかに灯明が数本灯っています。

神社に灯明? 何でもあり!

f:id:wave0131:20180920151015j:plain大きな山、とりわけ山岳信仰の山は数ヵ所の登山道があります。その登山道の一つが「黒沢口」。

登山ではないが、階段を登ってみるしかないです。

何でもない日に、こんな階段を登るモノズキはいません。

しかし私はカンペキ主義? ゼッペキ階段を登ります!

 

▼ケッコーなお斜度でした! この日、初めての急階段。f:id:wave0131:20180920151017j:plain

▼段上は本殿があるのみ。ほかに参拝者も見当たりません。やはり階段下で遥拝する人がほとんどかも。f:id:wave0131:20180920151016j:plain

本殿は高い位置にあるのに高木に覆われ、視界はなし。f:id:wave0131:20180920151018j:plain▼寂しいからすぐ降ります。帰りはこちらからスタスタ。f:id:wave0131:20180920151019j:plain

駐車場脇の社務所で朱印をいただいて、来た道を戻ります。

途中ここにも御嶽神社

▼「里社若宮」となっています。f:id:wave0131:20180920151026j:plain

▼神社は社号標からちょっと奥になりますが、右手に・・・。f:id:wave0131:20180920151028j:plain▼知識なし、理解不能だが圧巻! 御嶽本教?? 霊神がいっぱい!f:id:wave0131:20180920151027j:plain

▼奥に進んでみると・・・f:id:wave0131:20180920151024j:plain

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f:id:wave0131:20180920151025j:plain深い森の中、ほかに参拝者が一人だけのせいか、かなり神秘的イメージ。f:id:wave0131:20180920151023j:plainここは当然無人でした。社務所の場所もわかりません。f:id:wave0131:20180920151021j:plain東京街中のチャラチャラした神社とは全く正反対の位置にあるような神社。f:id:wave0131:20180920165326j:plain朱印の有無もわかりません。f:id:wave0131:20180920151022j:plain雰囲気だけタップリある森の神社。手を打って去ることにします。f:id:wave0131:20180920163731j:plain

 

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木曽福島・興禅寺の御朱印 〜 木曽のおかぁさん達はサイコー 〜 木曽路を南下❺

▼萬松山 興禅寺御朱印です。(臨済宗妙心寺派長野県木曽郡木曽町 福島門前f:id:wave0131:20180919115744j:plain

▼同じく木曽七福神吉祥天」の御朱印。2体とも書置きで500円。

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▼後に知った事ですが「木曽三大寺」と言うものがあり、そのうちの1つだそうです。f:id:wave0131:20180919115746j:plain

▼「日本一広い石庭」の案内。f:id:wave0131:20180919115747j:plain他の寺社もそうですが、特にこの寺はまったく予備知識なしでの訪問。

地方に行って寺を巡る場合、有名どころだけとなりやすく、巡る順序もややこしくなります。

 

しかし、その地域に七福神など霊場がある場合は、それを基準に回るようにしています。

 

霊場ならば朱印は確実にいただけるはずです。七福神霊場と言うには少し違和感を持っていましたが、ここ木曽七福神では門前に「七福神霊場」と立派な看板で案内されています。

 

木曽周辺には別な霊場もあり、特別に七福神が好きな訳ではないのですが、短時間で巡るには「お手頃」な NAVI となります。

 

今回もそのパターンでの木曽の寺巡りだから、各寺の所在地と巡る順序程度という、大雑把な事前知識しか持ってません。

 

▼とにかく境内に進んでみます。f:id:wave0131:20180919115748j:plain

▼勅使門f:id:wave0131:20180919115749j:plain▼「義仲よ立ち上がれ!」と、勅使が潜った門と伝わります。昭和に復元。f:id:wave0131:20180919115750j:plain

▼門の先に「拝観入口・大人500円」の案内。何っ、有料?

正面が本堂のようだが柵があり、順路は左となっています。f:id:wave0131:20180919115751j:plain

▼順路方面に進んでみます。ここから先が有料のようです。f:id:wave0131:20180919115745j:plain

サルスベリがきれいですが、この寺の様子がだんだんわかってきました。観光寺なのでしょう。f:id:wave0131:20180919115753j:plain四季折々に美しそうです。f:id:wave0131:20180919115752j:plain庭園は3つあり、受付になっている宝物殿もあるようです。

しかし、ここで30分、1時間を費やす時間はない。2日目のこの日も木曽七福神ダンガンめぐりの予定。ここは3ヵ寺目で、まだ4ヵ寺残っています。奈良井宿でゆっくりしすぎたかしら?

 

有料区域から一旦引き返し、本堂か庫裏を探してみます。

▼ここは違う!観音堂だ。f:id:wave0131:20180919115755j:plain

木曽義仲の墓」の案内があったから行ってみます。

▼境内を出て、少しだけ歩き登ったところにありました。f:id:wave0131:20180919115754j:plain

▼義仲・信道・義康、3人の墓。f:id:wave0131:20180920125456j:plain

▼ほかにも名のある方々の墓があるようです。f:id:wave0131:20180920125735j:plain

しかし、本堂・庫裏へは外からは行き着けない、見つかりません。

 

再び拝観受付に戻って、受付に1人だけのおかぁさんに朱印をいただきたい旨伝える。

じゃぁ、ここは観ていかないのねっ

ぎょっ!

朱印だけの所望を詰られているような雰囲気?

だが、違った!

案内するから着いてらっしゃい!」と有料区域の先を歩み出しました。

すみません! でも受付がカラになっちゃいますよ? 教えていただければ、一人で行きます

いいの いいのっ! すぐだから」とドンドン先を行く。

 

ここは看雲庭ねっ

▼あらら、拝観料未払いなのに観ちゃいました「日本一広い石庭

f:id:wave0131:20180919115756j:plain

▼たしかに広いけど白線はなんでしょう?f:id:wave0131:20180919115757j:plain

▼「どうぞ、こちらですよ」・・・方丈でした。f:id:wave0131:20180919115801j:plain

では、ごゆっくりねっ! いま話しておきますから

朱印のことを寺側に伝えると言う意味でしょう。

ご親切にありがとうございました

はぁ〜〜い

あなた、サイコーよっ!

 

▼方丈内。f:id:wave0131:20180919115800j:plain

▼本尊の釈迦三尊でしょうね。f:id:wave0131:20180919115759j:plain

七福神の「吉祥天」にも挨拶できました。

木曽の「中乗りさん」が供えれてます。この寺は「木曽踊り発祥の地」でもあるそうです。f:id:wave0131:20180919115758j:plain

皆さんはこの寺を訪問の際には、ぜひ時間をタップリとって、ゆっくり観て回ってください。

 

▼そして、寺の奥さまらしき方から朱印をいただきました・・・だが、f:id:wave0131:20180920132935j:plain

車に戻って整理していると吉祥天3枚も・・・。
一番上の朱印には日付印があり、その下に2枚重なっていました。

何しろ奥さまらしき方は忙しそうな様子だったから・・・。

2枚返してこようとも考えましたが「まぁ観光寺側にとっての朱印は、このレベルの扱いになっても仕方ないか?」と理解して、そのままいただいておくことにします。

どちらも悪気はない! ガッカリもしない、ありがとうございました。

 

そして、受付のおかぁさん! もう一度 ありがとう!

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