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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

芝・増上寺 背景の東京タワーはミスマッチ?

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大門、三解脱門を抜けて大殿。どこから撮っても写真の中で東京タワーがバックで威張っているわねぇ。ジャマだ!と当初は思った人もいるかしら?1958年にタワーが完成する前まではどんな景観だったのだろう?大殿の完成は74年だそうだから、タワーのほうが先輩だ。後から完成した大殿は「ジャマだ」と大きな声で言えない。都会の寺社の多くは光背のごとくマンションやビルがそびえ立っている。幸いなことに増上寺はビル・マンションではなくタワーだ。数回訪れれば、いや、初めての人でも自然とタワーが溶け込んでいてマッチしている、と感じる人もいるでしょう。京都・南禅寺水路閣同様、今じゃタワーがないと絵にならないわね!

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ところで

大きな寺院は1箇所の御朱印所で複数の御朱印をいただけるところが多いんだけど、御朱印巡りをしている方はどのようないただき方をしてるの? 比叡山高野山のように各お堂ごとにいただける御朱印は、私はこれだけいただいてきました、といくつ並べられても違和感はない。拍手ものよ! だけど、1箇所の御朱印所で4つも5つも対応している寺もあり、それを「全部ください」「いただけるもの全てください」と言ってお願いしたのか、5つも6つも一緒に並べているのを見ると「はてなブログ」でなくとも「はてな?」これでいいのかしら????? と、はてなマークを5つも6つも並べたくなる。疑り深いわしは、ホントにお堂をすべて参拝したの?と聞いてみたくなり、「貪り」「はしたない」という言葉が頭に浮かぶ。たとえば東京・浅草寺では週末は御朱印をいただくのに長蛇の列だ。みんないきなり最後列に並び始める。で、御本尊(西国三十三)と大黒天を一緒にいただいてくる人も多い。ところが並ぶ前も、御朱印をいただいた後も影向堂の九尊佛もスルーする人たちがいる。大黒天も「わしはここにいるのじゃ」と青くなったり、黒くなったりしているようだ。いやいや、浅草寺を訪れる善男善女。わしの眼がおかしいのだろう! 皆さん、きっと本堂、影向堂、それぞれ手を合わせているはずだ。たとえ、そうでなかったとしても観音さま、大黒天は広い心をお持ちのはずだ。わしのように疑問符も付けず、お許しくださるに違いない。余計なお世話だわねっ。

かく言うわしも善光寺本堂では西国・ご詠歌文殊菩薩・撫佛、と4つも一緒にいただいきてきている。3度目の善光寺訪問で、それぞれお参りはしてきたものの、な〜んか、数だけ欲しがっていない?????  否定できないじゃないっ! 人のことを疑ったり批判する前に己が煩悩をみつめ直しますわ!

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三縁山 広度院 増上寺・浄土宗・東京都港区芝公園

築地・波除稲荷神社〜佃・住吉神社まで歩こう

築地→勝どき橋→月島→佃島 退屈しない半日散歩コース

この散歩、御朱印をいただけるのは2社だけ。

いつも数ばかり稼ぎたくセカセカと進む御朱印巡りではなく、当初から今日の御朱印はこれだけと決めて、時には街をゆっくり探索して楽しむのだ。

 

築地で電車を降りる。場外市場への心ははやる。しかし、いきなり場外市場へは行かない。その前に築地本願寺に寄ろう。浄土真宗本願寺派の寺院。有名人の葬儀会場となる事も多いから皆んな名前だけは知っている。だが、門をくぐる人は少ない。集印人も御朱印はいただけないこと、事前知識を得ているだろうからスルーする。それじゃ、御朱印収集人は単なるスタンプラリー屋と一言で片付けられてしまう。ここは少しお勉強しましょう。勉強と言っても見学で良いのよ。本願寺の外観も他に見ない珍しい建築だし、内部も自由に入れるスペースが多く、寺なのにパイプオルガンなんかもある興味深い部分を多く見つけられるはず。それぞれで面白い物を見つけられれば、それだけでも上等だと思う。

集印人は御朱印はいただけないとしても、寺に興味と親しみを持つことが大事かもしれない。そこから先は人それぞれだ。御朱印ではないけど、どうしても欲しければ完璧な記念スタンプがある。

 

さて、いよいよ市場へ。場外市場はそれほど広くはない土地にバラックの店がひしめく迷宮だ。そのカオス感が何とも魅力的。整備された綺麗な通路とオシャレな店舗になってしまったら、そこは築地で無くなってしまうね。築地市場移転問題がややこしくなっているが、場外市場は残る。このままの小迷宮であって欲しいと願いながら、美味しいものを見つけたら、後があるので、腹七分目位にしておこう。お買得品を見つけたら財布の紐を緩めてしまっても、そこは築地、損はないかも日曜の夕方でもまだこんな状態でソコソコの人出がある。

外市場の一番奥まで足を運ぶ。やっと本日の1社目の御朱印をいただきましょう。

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境内を出て右へ、晴海通りまで出たら大きな橋の見える方向へ。勝どき橋だ。跳ね上げ橋だが、1970年を最後に現在は開閉させてないし、今後も開くか未定だ。この大きな橋が2つに割れて持ち上がったってホンマかいな、てな眼で見ても良いし、橋上から隅田川を行く船を見ても飽きないよ。

橋を渡ったら一つ目の信号を左へ。月島西仲通りだ。ここからは最後まで一直線。高い位置にある小さな橋を登り渡り、しばらく行くと、そこは もんじゃストリート。美味しそうな店を見つけ、もんじゃを味わう。ついでにビールも飲んでしまえば、足も軽くなるので佃島へ向かう。陸橋を潜って左手へ足を向け「佃小橋」を見つけよう。 

この赤い橋は少し前までは周囲を含め風情のある小橋だった。今はどのアングルでカメラを構えてもマンションやビルがファインダー内に入ってくる。その昔、江戸湾に浮かんだ島だったとは、とても想像に難いが、橋を渡り隅田川沿いまで出て、佃島船場跡を眼にすれば、乏しい想像力も最後の力を振り絞ってくれる。

隅田川を行き来する船を眺めたら、住吉神社は右後方にある。

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境内社龍神社の御朱印もいただけるようだ。

この一帯は老舗の佃煮屋や、人がやっと一人通り抜けられる路地に地蔵尊や稲荷社などがあり、多くの映画・ドラマ、小説の舞台やロケ地ともなっているから、探索しているうちに時間を忘れてしまう。しかし、そんな時代の路地も今はほとんど綺麗なタイルで舗装され、古い民家も建て替えられ、昭和はそのタイルの下に埋まってしまっている。

波除稲荷神社・東京都中央区築地/住吉神社・東京都中央区

 

 

 

日光輪王寺の御朱印(栃木・日光市)〜「神橋」を渡らずに 車に「轢」かれて輪王寺

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二荒山神社が管理する「神橋」の御朱印です。f:id:wave0131:20170513193633j:image

神橋、渡り賃300円也。

ケチるほどの金額でもないが渡りませんでした。

橋のたもとで御朱印だけいただく。同じ300円です。

渡ろうとしなかった橋を眺めながら、そう言えば日本三奇橋、猿橋錦帯橋も渡っていた事を思い出し、神聖な神橋だけ眼の前にして渡らないのも神に失礼ねっ?!

 

さて、輪王寺へ向かいます。

名残りの紅葉が綺麗です。

駐車場脇で思わずカメラを構えた、次の瞬間、カメラのモニターがあるはずの眼の前には地面が広がっていました。

「何なんだ!? 」顔を巡らした。ワタシは倒れていたのでした。

立ち上がろうとしました。左足が動かない。

なぜだ? 倒れたまま足元に首を回す。驚愕だった、事もあろうに、なんとワタシは車に轢かれていたのでした。
正確に言えばコンパクトカーのリアタイヤがワタシのスニーカーを踏みつけていた。

倒れて横になったスニーカーのゴム底の部分だけ縦に押しつぶしている形だった。
足は潰されてないようでしたが、ゴム底だけヒシャゲた形でタイヤが乗っているから足は抜けない。

車はまだジワリとバックしてくる、青ざめた!大声を出せば良いものを、ワタシは上半身だけ立ち上げ、スニーカーから足を抜こうとモガいた。

ようやく車の運転手が気づいたようだ。

バックしていた車が反転、前進した。足が解放された。助かった、立ち上がった。何ともなかった、柔道の受け身も知らないが打身もなさそうだ、カメラも無傷だった。

神橋を渡ったおかげか?いや渡ってなかった、ないがしろにした。

何事も無かったが、災難なのか、幸いだったのかワケ分からなくなった。

状況は、紅葉を撮ろうしていたワタシに気づかず、運転者がバックした車のバンパーが、後ろ向きのワタシの膝の裏側あたりをトンと押したような状況。

膝の裏側を不意に押されると誰でもガクンとなる。か弱いワタシしは、そのまま押され続け倒されたのだ。

情けないやら、腹が立つやらだが、車を降りて平身低頭する中年夫婦にヒステリックにもなれずブツクサ言いながら許す。わしがケガでもしてたら、結果、両者もっと不幸になる。災難だが、幸いだったとすべきだろう。

念のため、紅葉の代わりに、その中年夫婦のコンパクトカーのナンバーをカメラに撮った。そのナンバーは「42-65」、ん?「シニゴロ」? まだ少し動揺してたわしは1桁入れ替えて読んでいた。

それにしてもいただけない番号だ。家康、家光と同じ世界へ行くのはまだ早い。

ここは善光寺ではない。「車に轢かれて輪王寺」。

 

▼日光山 輪王寺黒門」の御朱印。(天台宗門跡寺院/栃木県日光市山内)f:id:wave0131:20170513194227j:image輪王寺護摩」の御朱印f:id:wave0131:20170513194256j:image輪王寺常行堂」の御朱印f:id:wave0131:20170513194322j:image輪王寺大雄院」の御朱印f:id:wave0131:20170513194340j:image

トラブルが不幸中の幸いとして真剣に感謝し手を合わせていました。

次回また日光を訪れる機会があったら、神仏域の玄関である「神橋」をまず渡ろうと心に誓うのでした。

 

 

布引観音、善光寺の御朱印(長野) 〜牛に惹かれて善光寺の「牛」はここにいた!

布引山 釈尊布引観音御朱印

しゃくそんじぬのびきかんの)」天台宗長野県小諸市大久保2249)

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釈尊布引観音」の御朱印です。

朝早い時間にも関わらず、対応いただいた女性に快く記帳いただきました。

信濃三十三観音 二十九番札所」の御朱印でした。

 

▼布引観音へは車で訪問以外は「小諸駅」からタクシーを利用するしかないようです。

 

▼「布引観音」ここの観音さまが牛に化身して、強欲婆を彼女にとって大切な布とともに善光寺まで導き改悛させたと伝わります。    (▼写真は「デジタルアーカイブ福井」

▼そしてその「牛」さんです。今は大役を終え寺で横たわっています。オツカレさま。

▼と言うことで、善光寺を訪ねる前に、この布引観音を訪問。

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県道沿いの山の下の駐車場に車を止め、20分ほど山登り。

朝8時30分、こんな時間から山登りはシンドイ。

季節は10月、大して汗もかかず、観音さまの足元までたどり着けました。

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▼崖にへばりついた懸造りの観音堂は迫力ですが、全体像は麓からは確認できません。駐車場から登り始めた途中で外観を見ることができます。

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幹線道路から見えるように木々を何とかすれば、きっともっと参拝者が増えるはず?

余計なお節介かしら?

 

▼崖をくり抜いたトンネルを抜けて進みます。

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▼「観音堂宮殿」は重文。

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断崖絶壁にへばりつくように建つお堂はどのように造立したのか、ほかで見てもいつも疑問に思うことです。

創建は1300年前、724年、行基を開基とする伝わります。

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このあと無事に善光寺まで観音様に挨拶して

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ちなみに、境内についてから気がついたのですが、県道側からエッチラオッチラ山を登らなくとも、寺の南側に大きく回り込めば、境内近くまで車で来られそうな道路があるようです。

力の抜けるハナシだわ。

しかし、やはり山下から参道を登るのがオススメです。

 

定額山 善光寺御朱印

善光寺への参道は善男善女で、いつもの賑わい。

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大本願大勧進にご挨拶して、

善光寺大本願御朱印

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善光寺大勧進御朱印

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善光寺本堂でも御朱印をいただきます。

さすが善光寺御朱印担当のスタッフ?さんも大勢控えていらして、並ぶようなことはない。

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本堂裏手へ。ここにもいらした「善子」と「光子」さん。

ネーミングも安直だが、ホルスタイン種だと何故かピンこない「牛に引かれて善光寺」。違和感を持つのはワタシだけかしら?

細かいことにグチャグチャ言わない、愛嬌として見過ごそうとしますが、モゥーれつに腹がへってきました。

朝からオニギリ2個だけ、よ〜し昼ご飯は「和牛に惹かれてステーキ店」だね!ワタシの煩悩はまだまだ改悛されないわ。

 

善光寺御朱印帳2種。

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とげぬき地蔵(高岩寺)・真性寺の御朱印(東京・豊島区)〜寺の正式名称を大声で出すのは少し都合が悪いわ

▼萬頂山 高岩寺とげぬき地蔵御朱印です。(曹洞宗・東京都豊島区巣鴨f:id:wave0131:20170511183707j:plain

巣鴨だけど「原宿」の商店街にカワイイお地蔵さん。

通りもカワイイおばぁちゃんたちで溢れています。

 

それにつけても寺院は圧倒的に女性が多いのなぜかしら?

高岩寺でも線香の煙は自らに浴びせかけ、観音様の立像には水を浴びせかけているのは、ほとんどが女性たちです。

かけたり、かけられたりすのは快感でもあるわね。

 

男たちはどこへ行ったの?

商店街で昼間からカラオケの曲をカケているのか、はたまた麻雀でカケたりしているのかしら?

それも快感ねっ!

 

▼医王山 眞性寺御朱印。(真言宗豊山派・東京都豊島区巣鴨

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とげぬき地蔵の後か先か、眞性寺にも参拝するのは今や集印者の常識。

 

最初に訪ねた時は「御朱印をお願いします」素直にいただけた。

 

約1年後、再度、こんどは江戸六地蔵御朱印を求めて、

ワタシは寺務所をガラッと開け「お地蔵さまの御朱印をいただけけますか?」

 

右奥から玄関先に出ていらした、まだ若かったと記憶しているお坊さん

御朱印じゃない! 納経印でしょ! 御朱印は神社でもらうもの!

正確ではないが確かこんな意味の言葉。叱られた! めんくらった! 

 

「ハイ、ごめんなさい! 納経印お願いします」言い直した。

言葉とは違い、お坊さんニコニコ、心よく揮毫いただいた。

 

御朱印は神社かぁ?

納経もしてないのに「納経印」を手に、境内の大きなお地蔵さんに「いろんな考え方があっても不思議でないわねぇ?」笠をかむって影になったお顔、表情は判断できなかった。

 

もう4年も前のこと、いまはどうかしら?

この頃から「納経印」を求める人も爆発的に増えてるはずだからメンドイ。

御朱印お願いします」という言葉に、イチイチ面喰らわせていられないかもね?

 

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