▼大和田山 大聖院 明王寺(真言宗豊山派・千葉県佐倉市鏑木町)
朱印帳への直書き対応はなく、すべて書置きでしたので「全部のせ」で、3体をいただいてきました。
「直書きは2体まで、書置きの場合は適宜」がマイルール。
しかし後で確認すると、情けないことに1体の日付を除いて、3体とも墨書き部分はすべて印刷。
印刷物には「ヒュールリー〜、ヒュールリららー」と気持ちが寒くなります。
でも、なんとか朱印だけは実際の印を押してあるようです。
最近、書置きが直書きなのか、印刷なのか、プリントなのか、判断つかないものが多いから、偽札じゃ無いけど、透かして見たり、指に水をつけてこすったりしてシゲシゲと見てしまう。
疑ぐり深い自分がイヤになります。
常々「書置きで何が不満?」と思ってる人間だから、とやかく言わないが、とやかく言いたくなってしまう!
印刷物に朱印をポンポンと押して、本尊の朱印のみ日付入りで計900円。
そして、その印刷部分はここ数年来同じものを使用しているようだ。
これはマイルールの書置き許容範囲をイツダツ! してないか?
2019年のご朱印巡りの3日目、と言うか、1月中は「神楽坂周辺寺社」に「横浜七福神」、そしてここ「佐倉七福神」で終わってしまいそうだから、
正月からグチはソコソコにしましょう。
▼同寺で購入したオリジナル御朱印帳。
何も知らず、佐倉七福神「専用」のペラペラな朱印帳だろうと思って「ください!」。
ところが「1300円です」
「えっえっ?!」
「ください!」と言ってしまったから、いまさら後には引けない。
手にしたら専用ではなく、普通の朱印帳のページ数を持っていた。専用ではなさそうだ。1300円という数値も相場。
しかし待てよ、普通の朱印帳として使うにはワシのセンスに合わない。派手・軽薄すぎるだろう! さらに「佐倉七福神」と文字と寺社名がズラッーと並んでしまっているんだから・・・。
自分がケーハクだから軽薄にはビンカンなのです。
寺で応対してくれた丁寧なお母ぁさんによれば、今年 新発売したばかりの朱印帳で、タレント・車だん吉の原画による制作とか。
誰の作品でも良いけど、このハデハデの朱印帳は「佐倉七福神」だけで完結できる1000円以内のペラペラのモノと勝手に思ったから購入したのだが、失敗したっ!
車だん吉さんには、ずいぶん失礼なハナシだけど、七福神と一緒に本尊のご朱印もいただいたとしても佐倉七福神だけでは、ページは埋まらない。どうするの?
それも普通だと、扱っている寺社の朱印が1ページ目に押されて販売されているのに、この寺の朱印は押されてない。全ページ純白、マッサラである。書置き3枚を貼れという事なのかな?
さて佐倉七福神の御朱印は「このあとも書置きが続くのかしら? 」「まぁ、どうにでもなれ!」。
WEBで検索してみると、ブーム前のここの七福神のご朱印画像はヒット数も少なく、どれも貧弱(失礼!)、まして各寺の本尊は、さらにヒット数が少ないか、見つからない。ということで超マイナーな七福神。心して巡ろう!
さて、大聖院にお支払いは合計2200円、お賽銭、おサイセン!!
▼おまけかしら? 「缶バッヂ」をいただきました。見ると2人の神に笑われている! 色々な気持ちを見透かされたような笑いだ?
笑われても、バッヂを集めるほど粋人ではないから・・・。
どうしよう このバッヂ?
この後、どこの寺社も缶バッヂは出てこなかったけどね。
ということで横浜七福神同様、「佐倉七福神」も暗雲が漂うような、スタートの寺からジャブを喰らうハメになりました。
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城下町の佐倉市は東京からそんなに遠くなく、城下町だった史跡も多く、売物にできない柿を口にしたような、シブイ町ですが色々面白いところもあり、誰もが知っているあの長嶋の出身地でもある魅力的な町です。
この町の七福神は2002年創設というから、新しい七福神、未成年の若い七福神ということになります。
首都高「葛西」インターを入り、東関東自動車道の「佐倉」で高速を降ります。
自宅からおおよそ50kmほど。
この程度の距離ならボンビーは当然、高速は使わない。
しかし時間は昼近い。正月だ高速代の1600円くらい目をつむれ! ハイ!!!
目を閉じて高速のETCを通過する。
▼1時間ほどで1番目の目的地「大聖院」につきました。
▼参道日入って総門を振り返ります。土塁と組み合わせた生垣の造りが、総門前の宮小路通りと同じです。
宮小路町には「武家屋敷」がありますが、その話は次回以降。
▼山門でしょうね。
▼境内は佐倉市中から離れているせいか、手入れされた庭もありそこそこ広い。
▼書置き御朱印の布袋さんは本土の左手寺務所前にいらっしゃいます。
▼同じく大黒天さんは本堂内の秘仏で開扉なしだそうです。
今回記事冒頭で、いただいた書置き御朱印に対する不満らしき言葉を並べてしまいましたが、寺務所で応対していただいた「おかぁさん」「おとぅさん」には、とても親切丁寧に接していただけました。
七福神期間中、御朱印を求めてやってくる参拝者の対応役、お留守番役らしき年配の男女は、ご住職には見えない様子だったので「おとぅさん」と表現しましたが、ご住職でしたらゴメンナサイ!
全ては第一印象で決められないことは散々経験してる。
▼だからこの寺もこんな側面があることを後で知っても驚かない。樹木葬の墓地です。