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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

山寺(立石寺)の御朱印❷ 〜不滅の法灯、伝家の宝刀、甲府のほうとう 関係ないが すべて90度のお辞儀

だから、しかし、お願いだから、もう一度、生きているうちに奥の院への石段をたどるチャンスをお与えください。

その時は寒河江の友は見放します。いや、時間的に逆な道を辿れば良い。山寺を「征服」してから寒河江だ、おユルシを!

宝珠山 立石寺(山寺)の御朱印です。(天台宗山形市山寺)

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奥の院手前から、すべてを投げ出して、思いっきりの吐き気を堪え、オシッコだけして山門まで降った。

山を降りたらウソのように、いきなり正気、酔いなし状態に戻れた。

不許葷酒入山門

山寺に、そんな文言があったかどうか確認してないが、今更ながらこの言葉を思い出し、恥じた。

800段下の本堂・本坊・日枝神社御朱印をお願いできるまで回復できた。

まだライトグレーの頭を反らし見あげれば、山寺の空はスカイブルー!

よっしゃー、いつかリベンジ!山寺!!

 

 

山寺(立石寺)の御朱印❶ もうひとつ タカをくくった石段数は800

御朱印と巡り合って、そして寺が好きになって、ぜひとも未知の山寺に行きたかった。

かなった!

その前日、寒河江に泊まった。

そこには約10年前、東京からUターンした旧知の友がいた。日が暮れてから時計が翌日を知らせる頃まで2人でシコタマ飲んだ、楽しかった。

翌日、山寺に向かう車の中はハイテンション!イクゾー!ノボルゾー!

 

宿泊先をゆっくり出たから山寺に着いたのは11時頃。昼ごはんにはちょっと早いが腹ごしらえに蕎麦。イキアタリバッタリの店に入ったから、期待はしなかったし、朝ごはんからさして時間も経ってないのに、え〜っウマ〜イではないか!板そばではないが、さすが山形、及第点あげよーっ!しっかり食べた、ゴチソーさま。

 

さ〜て、ぼちぼち行くか、800段と言えども老若男女、勝手に予想するに山寺を訪れる9割以上は奥の院まで完歩、上りきりお釈迦さまにご対面となってるはず。石段は緩やかだし、踊り場的な足に優しい箇所が沢山ある。ど〜ってこたない、物足らないわねぇ。さ〜て、いくわよー!

 

奪衣婆を右に見て仁王門に向かう。あれっ!汗だ、なんだ? 冷や汗だ! なぜだ? この感覚は過去何度も経験してる。えっ! 二日酔いが今頃やってきたか? ありえない!しかし、この気持ち悪さは疑いもなく二日酔だ。石段を前にしての期待とハイテンション、美味しかった蕎麦は、きっとまだ「酔い」の延長だったのだ。急な運動で酔いが負けたのか? 東京からここまで来たのだ、一つ目の性相院の御朱印は青ざめた顔に汗して少し並ぶ、我慢できた、なんとかいただいた。

 

この先まだいくつも御朱印をいただけるはずだ。さらに上方へ超重い足を上げる、さらに気持ち悪さも高度を上げる、吐きたい!トイレもない、人が一杯で物陰もない、しばし、しばし、いや、かなりしばらく蹲る。すぐそばに何か気配を感じる、またしてもワンコだ。悲しげな眼でわしをみつめてている。もはや御朱印なんてど〜でもイイー。20歳老けた格好で這いつくばるように石段を踏みしめる。頭はグワ〜ン、胃は踏ん反り返って、眼に映る五大堂もムラサキカラーだ。中性院まで来た。売店で水を買う。奥の院まであと一歩だ!でも、もうイイ!ベンチで人目憚らず3分間横になる。 何もいらない、何も、何も・・、無だ、色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。

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思い出し、省みるたびに情けなさと悔しさがモウモウと煙を上げて、もう先が見えなく綴っていられない。明日にする!

愛宕神社 ここも急階段だ 東京23区内一番高い山だそうだ

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東京23区内にも山がモコモコ生えている。ちょっとヒネリ出してみても紅葉山、箱根山大倉山、御殿山(山じゃなく地名か?)と出てくるが、一番高いのはここ愛宕山。海抜26mだそうだ。となると階段のとっつきからの高さは知れたもの、大したことはないぞ。その名も「出世の石段」今さら出世なんて言葉はこっぱずかしいが、登り始めるとするか! んっ? 下で意気込んだ感じとチョットー、違うじゃん、急じゃん、まだ石段中間地点じゃん、シンドイぞ! 回り込んでいる女坂にしておけばよかった。ここは、格好のトレーニング場所として駆け上がっている中学生や高校生に任すべきで、その年代を遥か彼方においた身はトレーニングの邪魔をすべきでなかった。しっかり後悔した。何事もタカをくくってはいけない。1月だったから汗は出ない。だが途中、振り向いて下を見た、冷や汗が出た。戻りは、やはり女坂にしよう!ここを降りてみようなんて間違っても思ってはいけない。出世も下るかもしれん。出世などどうでも良いが、これ以上下ってはいけない。まてまて「出世の石段」と呼ばれているだけで、登ればご利益あり、とは言ってないな。グダグダとオッカナびっくりな思いが駆け巡る。

登りきった。イヤハヤ! ここにも軽い足どりで登ってきた中型のワンコがいた。わしを見ても笑わなかった。「フン!」という顔だった。

そこそこ生きてきた人生、人に嫌われても、小動物には好かれてきた。その思いも今日から見直しだ。

明治前後まで、ここから東京中が見渡せたそうだ。現在は眺望は少ない。でも出世はともかく、石段を上ればステキな都会のオアシスが待っているよ。

愛宕神社・東京都港区愛宕

靖國神社と東京大神宮 なぜこの二社を一緒にブログるの?

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東京は靖国神社と、そこからゆっくり歩いても、おそらく10分もかからない東京大神宮。片や毎年の如く政治家の参拝で物議をかもす社、片や東京のお伊勢さまとして、どちらも参拝者の絶えない社。2社に大きな関係・繋がりはないだろうな?

2012年1月の靖國では、神楽と言っていいのか、まったく美しい舞いが披露されていた。物議も「昭和館」も傍に置いておいて、この神社の桜と、幻想的な御霊祭りの美しさは誰もが感激するんじゃないかしら?

そして、絵馬の話なのだ。わし的には靖國神社護国神社に願い事ばかりを記した絵馬はふさわしくないと思っている。だが、しっかりあるのだ、絵馬は。まぁ、反対はしないから、けっこう人様が奉納した絵馬を読むのは楽しい。おおやけにさらしてあるのだから、読んでものぞき趣味にならんでしょ!ところがヤバイ!靖國では絵馬にあるまじき文字を見つけるときがある。滅・罰・誅・死なんて文字があった。後日、モリタ検索でググってみると、なんてこった、日本語ばかりかハングルも、当然ハングルは理解せんが、祈願された絵馬は、どうやら凄い言葉となっているようだ。ワザワザ日本まで来てネガティブ祈願!ごくろうさまです、同胞も異邦人もご安心ください、まだまだ日本に住む人々は体は小さいが、心は広いから、と思っている。いや、もしかして、メチャ無関心かしら?

で、そんなことは、もしかして?もしかして、無関心な人たちが集まる東京大神宮。言い切っていません、責めてもいません。私たちの関心事は「縁結び」どこが悪い? いや、ケッコーでございます。2012年時にも、はやくも階段を上った先の境内は女子で埋め尽くされてた。この年の多くの参拝者は、まだ御朱印をいただくためではないはずだ。そして、靖國をあとにしての大神宮の絵馬は、ニヤッとして、ホッとしたのだ。心・幸・縁・結びを求める乙女?たちの祈願がほとんどだった。たわいない言葉が並ぶ!平和だ、なによりだ、不満はない!

こんなロクでもない国と民かもしれないが、少なくとも誰もが真剣に、どうしても天下国家を語らねば、どうしても真剣に民の安寧を願う必要がある世よりも、シアワセだろうからね。

靖國神社・東京都千代田区九段/東京大神宮・東京都千代田区富士見

 

湯島天満宮の御朱印 〜年初からの合格祈願は一段落したものの 今月末はお祭りで天神さまも多忙だ

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殆どの人の覚えは「湯島天神」である。数年前はじめて正式名称が「天満宮」であることを知ったのだが、どうもピンとこない。

イメージでは天満宮というと境内が「広い」、天神さまは「狭い」。

なぜだ?

子供のころのDNAが未だ響く童謡「通りゃんせぇ、通りゃんせ・・天神さまのお通りだ」のせいだ。

天神さまを祀る天満宮だから、どちらも間違いではない。よし、やはり湯島は「天神」で通そう。

そんな天神さま、受験合格発表が終わった後は「やれやれ」だろうが、一息ついていられない。

お祭りもあり、来年の受験生もやってくる。なにしろ境内の絵馬掛けは、いつも溢れんばかりの鈴なりだ。受験シーズンが近づくと、もうはち切れんばかり。

もうかなり前のことだが「こんなにあると天神さまも見落としがあるのではないか」と不届きな思いで、姪っ子が自身の絵馬を掛けるのを後ろから見ていた。

身内がそんな不信でどうする、完全に信じて姪っ子と一緒に手を合わせるべきだろう!かくして、彼女の第1志望は天神さまに見放された。やむをえん、あれだけの祈願の数だ、やはり見落としがある。

いや、ホントは彼女にとって第1志望は「10メートルもある壁」だったのだ。ぐっと下がった壁の第2志望は無事クリア。皆んなで胸なでおろし、お礼にも参拝した。

そして、その数年後、学業を終えた彼女の袴姿を見たものの、この時点では天神さまに参拝していないではないか?「合格祈願」あって「学業成就」だろう!

遅まきながら2012年1月、不行き届きな彼女の代わりに改めて感謝の気持ちを表さずにいられなかった。

それにしても本ブログ、御朱印コレクターには全く役に立たない文をツラツラ並べる。

なにしろ迷宮、アシカラズ!

湯島天満宮・東京都台東区湯島

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