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御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

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「日限祖師」本覚寺の御首題(東京・台東区)〜読経と木柾が響く中「蟇大明神」に仰天!

▼龍鳴山 本覚寺の御首題 です。(日蓮宗f:id:wave0131:20191007164356j:plain

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台東区の住所でいうと「元浅草」「松が谷」「西浅草」「寿」には比較的小さな寺が密集した広大な寺町を形成しています。右を見ても左を見ても寺です。

 

そしてそんな街を貫く「浅草通り」のメトロ稲荷町田原町駅の間には仏具・仏壇店が多数商っています。

 

この寺町は地方でよくみる城下町の防御的な寺町とは性格が少し違うようです。

この地域の大きな寺は寛永寺浅草寺東本願寺などで、その子院や塔頭もあるかもしれませんが、明暦の大火による街の再編成で寺々は、当時江戸の郊外に当たるここに集められたようです。

▼「本覚寺」は、その松が谷に山門を構えています。2014年の写真。f:id:wave0131:20191007164409j:plain

▼以下2019年の撮影。f:id:wave0131:20191007164405j:plain

▼「日限祖師(ひぎりそし)」とも呼ばれ、「江戸十大祖師」の一つでもあります。f:id:wave0131:20191007164523j:plain

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▼「百度」がいくつもあると言うことは、かつては多くの人が「百度参り」していた証でしょうか? 人々の信仰の深さは現代とは違うわね!f:id:wave0131:20191007164505j:plain

▼山門内に入るとすぐ右手が「祖師堂f:id:wave0131:20191007164501j:plain堂内からは読経と木柾の甲高い音が、寺を去る時まで続いていました。

▼「木柾」とは木魚と同じ用い方をするのですが、形と音色が木魚とは異なり、こんな形をしています。

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イラストは「私家版 楽器事典」さんからお借りしました。

私家版 楽器事典/楽器図鑑/知りたい世界の楽器

木柾」は日蓮宗法華宗で木魚と同じ使われ方をするそうです。

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▼祖師堂と棟続きで「鬼子母神」があります。f:id:wave0131:20191007164413j:plain

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▼山門の正面はモダンな「本堂」。f:id:wave0131:20191007164440j:plain

さして広くない境内ですが、いろいろなお堂や仏像が建っています。

▼「どうぞゆっくり見て、参拝ください」と日蓮さん。f:id:wave0131:20191007164432j:plainところで「日限」と「日を限って」とか「30日に限って」願をかければ願いが叶うと言われていますが、その言葉だといろんな風に理解でき、ちょっと意味不明です。

30日間なのか、だとしたら何が30日間か分かりませんし、カレンダー日付の30日でもないでしょうし、何日に限って参拝するのか、願い事で「この日だけをこうしてください」と言う事ならば「受験」などでのお願い事として分かりやすいのですが・・。

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▼「七面大明神」は七面天女、七面大菩薩とも呼ばれるそうです。天女さまです。f:id:wave0131:20191007164453j:plain

水子供養のための菩薩でしょうが、左の字は正確には読めません。f:id:wave0131:20191007164449j:plain

▼「浄行菩薩」心身の汚泥を洗い流してくださる菩薩様だそうです。だから水をかけます。f:id:wave0131:20191007164444j:plain

▼「福徳稲荷大明神f:id:wave0131:20191007164436j:plain大明神がたくさんいらっしゃいますが、極め付けは・・

▼「蟇大明神」。屋根からお堂周りまでガマがにぎやかです。f:id:wave0131:20191007164428j:plain▼さらに堂内は参拝者の奉納でしょうか。陶製のガマがギッシリでビックリです。

かつては役者や花柳界の人々の信仰を集めていたそうです。f:id:wave0131:20191007164425j:plain色、サイズ、量がグロテスク感を漂わせます。

「蛙蟇塚」の由来碑が建てられていました。当初は蛙塚だったようです。

それにしても八百万の神! 「ガマ神」は初めてお目にかかりました。

狐から犬神、猫神、蟇神!日本では神にならない動物はいないようです。

 

▼寺を出るときも、まだまだ読経と木柾の音が続いていました。f:id:wave0131:20191007164421j:plain

鬼子母神、蟇大明神、七面大明神福徳稲荷大明神と、寺なのに境内は神様ワールドなおもしろい寺院です。