▼龍光山 三高寺 正寶院(飛不動)関東36不動24番/天台宗(東京都台東区竜泉)
関東三十六不動が総開帳
そう、総、ソー!前回の記事の通り、今更ながら総開帳を知り、近場のお不動さんに確かめに行ってみる。深川不動へと思ったが、台東区の飛不動と橋場不動にする!
あらっまぁー、参道、境内は、な〜んの変化もないわねぇ。
横浜・西方寺のような角塔婆や総開帳の幟も案内もない。しかし、飛不動には総開帳のパンフがあった。
だが、そのパンフさえも橋場不動では見つけることはできなかった。
両寺とも「のうまくさんまんだ・・・」のあと、とりあえず、手持ちの朱印帳に揮毫していただく。
総開帳の特別な印はない。不動院は日付すらない!300円、なんの不満もなし!
パンフを読む、ググってもみる。どうやら
今年は専用納経帳の差替え用をお願いすると御影、散華なども一緒にいただけるようだ
で、深川不動堂のページには「今年から関東36不動すべての寺院で御朱印は400円」とあった。なぬっ、400円!? 中途半端だ! しかし、中途半端は好きだ。これは差替え、御影などのセットの金額だろう。
しかし、しかしだ、ここだけ余計なお世話で、まったく無責任な意見だが、500円から1000円くらいにしたら? な〜んて、とも思った。
1,000円だと関東36不動を結願すると御朱印代だけで、え〜と、いくらだ? 難しい計算だ! ワタシの計算能力は小学生低学年並みか?36,000円だ。
400円ならいくらだ? さらに難しい計算だ!14,400円ねっ。
御朱印に高いも安いもないわねっ、適切な金額か否かってことかしら?
でもこれも「適切」な基準はどこだってことになるわね!難しい!!
四国八十八が100円上がると、ほぼ福沢さんお一人、新たに登場願わなければならなくなる。それにしても全国的にほぼ300円はいつ頃から定着しているのかしら?
たとえば「昭和新撰 江戸三十三観音霊場」元禄時代からのものを1951年に整備改定したそうだ。その頃の物価を調べると、新聞の講読料1ヶ月分が280円。随分安かったのだが、初任給も5〜6,000円。御朱印も10〜30円? 全くわからない!
やはり「お気持ちだけ」「志納」などが正解なのでしょうね。
したがって、10円でも10,000円でも間違いではない、となる。
現実では、どちらでお願いしても相手はビックリするわね。
ホントは年中、日々プアーなワタシとしては、低い金額(安いとは言わない)に越したことはない。でも一度だけでも「志納です、お納めください」と言って福沢さんを出してみたいわね。
いずれにしても昨今は曖昧なというか、不透明というか、そういうものをハッキリさせる傾向にあり、混乱を避けるため、合理性を求めるためか「300円」としたんでしょうか? でもブームでの対応もあり、どうやら「ほぼ300円」も崩れ始め、多様化してきそうね。
最近のワタシは、文字数の多いご主題をいただく時は500円お渡ししてくる場合が多い。一文字いくら?と計算してるのではない。単純に、こんなに首題なり、教えなりを文字数多く揮毫いただくと、それだけで快く対応いただいた住職に感謝せずにいられない。
ほかでもこちらの気分次第で黙ってワンコインをそのままお渡ししてくるときが多々ある。再度言っておく、わしはプアーだし、200円多いからといってイバれるものでもない、自己満足だ、流儀だ、と心得ている。
それにしても、ある神社で何も考えず300円をお渡ししたところ「500円です!」と言われると、恥ずかしいやら、ええっ!!! やら、複雑な気持ちになるのは、わしだけなのかしら? まぁ、そういう場合、受付を注意して見れば、ほとんど「お値段」が案内されてるけどね!
あいかわらず、タイトルとは関連性のない言葉が並んでしまっている。
5年前に結願した36不動を、再び全部巡るつもりは、今のところないないけど、発心の1番さん大山寺へ行って、総開帳の記念に専用納経帳と差替え御朱印をいただきたくなってきたよっ!
大山はいつ訪れても楽しい発見がいっぱいある! 「大山詣り」落語の演目にだってなってるくらいだから!