▼補陀落山 西方寺「日切不動」武相不動尊霊場9番札所の御朱印です。
酉歳の干支守り本尊は不動明王。
忘れていました!今年は酉年でした。
そもそも自分の干支守り本尊以外は覚えていません、気にしていません。
だから今年は不動尊霊場が全国的に総開帳なんて意識にありませんでした。
御朱印をいただき始めて数年、関東36不動も成田で結願しているのに情け無い、御朱印収集者の風上にも置けないよ。
春先、三浦半島では不動尊霊場と薬師如来霊場が132年に1度の同年大開帳、と言うニュースをチラッと目にしているのに、これもスッカリ記憶から消えてました。
だいたい同年開帳がどれほど貴重なものか良くわかっていません。
だから忘れてしまっていたのでしょう。
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▼西方寺へは横浜市営地下鉄ブルーライン「新羽駅」が最寄り駅となります。
▼ということで総開帳など全く意識なしで西方寺を訪れました。
前回ブログ記事に茅葺き本堂の事を書いたから急に西方寺の茅葺きをもう一度観たくなったのです。
まだ御朱印に巡り会う前に一度訪れており、ミーハー的にその見事さが記憶に残っていました。
訪問すると「武相不動尊札所開帳」と白抜きされたの赤い幟がはためいていました。
なにっ!開帳!?
愚かにも、ここでやっと、酉年総開帳であった事を思い出す、やれやれ、です。
それにしても武相不動尊札所、初眼?初耳なのです。
武相=武蔵と相模ねっ。
どちらかと言うとマイナーな霊場なのでしょうねぇ、失礼だけど。
本ブログが知らなくても許してくださいませ!!
▼山門も本堂も茅葺きの屋根が新緑と相性の良い風情を醸し出しています。
開帳ならではの角塔婆も建ち結縁紐も結ばれているじゃないですか。
本堂に上がらせてもらい、まず本尊の阿弥陀さまにごあいさつ!向かって左手にお不動さま。扉が開いています。
当たり前ですが12年に1度にの開帳なのです。
「のうまくさんまんだばざらだん せんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん」
唯一暗記できていて、唱えられる唯一の真言。3回繰り返す。
酉年の意識なくても、お不動さんと縁を結ぶ事ができたかしら?
本堂内は撮影禁止、住職と女性が2人。御朱印をいただきました。
開帳は明日までだそうです。
そうと知って訪れた訳ではないし、武相札所も全く知識が無いから、知ったかぶりも出来ず、ちょっとした会話もぎこちない。
すみません! もう少しお勉強して再訪させていただきます、と心で思い、お礼を述べて本堂を出ました。
▼鐘楼も茅葺きです。
▼観音堂も美しい。
罪業山盛りの身にとっては正反対の位置にあるが手を合わせる。
参道から山門を振り返ると、
脚を踏み入れた時より少し素直になれてる、罪業まみれの身が少しは洗われてる自分を感じたのは、チョット勝手?
それにつけても山門を後にするまでに目にした他の参拝者は数組だけ。
土曜日なのに。
明日の日曜、開帳最終日はもう少し参拝者も多いのかしら?
霊場の積極的なPRもしてないようだからこの程度?
御朱印も、1番の川崎大師、28番の高幡不動以外は並ばなくていただけそうだから、皆さん明日は予定を変えて巡ってみては?
今年になって深川不動には2度ほど行っていますが、
開帳? 何も変化に気づいていません。
改めて確かめにお不動さまに会いに行ってこようかしら?