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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

茂林寺の御朱印(群馬・館林市)〜37℃ 暑いぞ館林! ぶんぶく茶釜のタヌキ達は大丈夫か? 善導寺の御朱印も

館林、昨日の気温は37℃。

あついぞ、熊谷!」は埼玉県。

 

利根川を境にしてすぐ北の、ここ茂林寺は栃木県。ほとんど同地域で「アツイゾー」は負けていない栃木だ。

 

気温37℃ともなれば分福茶釜も、伝説の 汲めども尽きぬ茶湯をすぐに、ドンドン沸かすことができそうだ。

茂林寺の参道を進むと20人?ほどの狸たちが、頼んだわけでもないのに、この炎天下を出迎えてくれる。石川県の有名旅館・加賀屋を彷彿させる。

加賀屋で出迎えてくれるのは、ほぼ美しい女性。ここ茂林寺は全員ほぼトボけた男性で、しかも木陰で出迎え!

炎天下に焼かれた訳でなく、窯元で焼かれた信楽焼だそうだ。本場、滋賀県なのかどうかは不明だ。

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焼かれた経験者、釜の熱いのは「こんなもんじゃ、なかった!」と涼しい顔。

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半端じゃない 焼かれ経験!

焼かれるのも色々ある。酒瓶を常に手にしてる彼の顔は赤い、酒焼けか?

手足の生えた茶釜で綱渡りをする彼らは、たくさんの「焼かれる」を経験している。

 

この暑さ、たかだか37℃「人間さまは弱いねっ! わしを見習え!!」

失礼してUPで撮らせていただいた彼、おっしゃる通り熱中症、暑さ対策は万全のようねっ!

大きな「フクロ」を、こんなに広げて、ぶら下げて、木陰で冷やしている! いや、熱を発散してるのね!

男たちよ! 暑い夏は熱発散だ、大いに思いっきり広げてみよう!

そう、手足だけででイイ、広げるのは!!

アジアジッ! 今日もあついぞニッポン!

青竜茂林寺御朱印です。(曹洞宗群馬県館林市堀工町)

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▼同じ暑い地域の善導寺は、タヌキさんたちの寺より、いくらか涼しげな佇まいだ。

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終南山? 地球の南の果ては南極だ、涼しい、寒い、極寒だ。

そうじゃない、仏教の南はなんだったけ? 広目天

知識が大いに足らない!

しかし氷に覆われていないけど、涼しげな池もある。

茂林寺はトボケ狸のおかげで男臭さが、緩和されていた。

ここ浄土宗寺院は、暑さ、寒さを超越した雰囲気が訪れる人を迎えてくれる。

 

▼終南山 善導寺御朱印です。(浄土宗/群馬県館林市楠町)

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書置きを2種いただいた。左はブルーの波間に「南無阿弥陀仏」涼しげだ。

右の御朱印梵字は何だ? 一番上の一文字目は「キリーク」

千手観音? 阿弥陀如来

後に続く2文字はわからない。梵字は凡人には難しい!!!

 

坂東三十三観音の御朱印❼ 〜逃げられない 避けられない 「結願御礼の寺」「善光寺 対の寺」

杉本寺で手にした板東三十三観音専用御朱印帳。

三十三ヵ所の寺はすべて御朱印で埋まり、

那古寺で「結願」の印も押していただけました。

 

しかし、ここで完結ではないのです!

 

御朱印帳には33番の那古寺の後にさらに2ページ、善光寺北向観音御朱印をいただけるように作られています。

番外ですが、他の霊場の番外とは扱いが少し異なります。

結願のお礼にこの二つの寺にお参りするのが、昔日より習わしとなっているとか。

 

▼ご丁寧に、その2ページの頭部分にも「結願御礼の寺」「善光寺対の寺」と印刷されています。

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習わしだとしても、このシステムは全く上手くできています。

逃げられないのです!

東京から、日本全国から長野上田まで出かけねばならないのです。

結願して、この2ページ、2寺を無視、さらに「御礼」「」の2文字を無視できる人は相当なドンカンツワモノです。

そんな人が恨めしくもなります。

この2ページの御朱印が埋まらないと気持ちが悪い

何とも治りの悪い落ち着かない思いにさせられます。

きっと、殆どの人が同じ思いになるに違いありません。

 

でもホントのところは、みんな多くの時間を費やして三十三ヵ所、全行程1300km以上を巡ってきた人たちだから、嬉々として長野まで出かける人が殆どでしょう。

 

逆に、坂東の御朱印帳を初めて手にして、まだ真新しい白い綴りが続くその最終ページの2寺を目にした時「ニヤっ」としたかもしれない。

これで、善光寺にお参りできる」と。

 

結願しても、まだ善光寺北向観音に出かけられていない人でも

近いうちに必ずや・・」と心に誓っているはず。

 

勿論ワタシも、この2ページが、いつまでも埋まらなく気持ち悪い、落ち着かない期間が結願から14ヵ月続きました。

長野までの道のりは長いのでした。

 

▼結局、御朱印をいただきに長野まで出かけられたのは、結願の翌年秋でした。

 

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▼訪問時はとんでもなく大勢の参拝者に出会いました。

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善光寺は初めてではないものの御朱印を意識しての参拝は初!

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▼結願御礼の寺 定額山 善光寺無宗派・長野県長野市元善町491)

 

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▼そして上田の別所温泉です。

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北向観音」までやってきました。

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善光寺対の寺 北向山 北向観音天台宗・長野県上田市別所温泉1656)

 

メデタク最後の2ページを埋めることができました。

 

そして、この長野への御礼の旅へでかけたこの頃から、やっと那古寺の住職の言葉を自分のものにできるようになりつつあります。

御朱印御朱印!」と忙しくアチラコチラ回らないでも構わないような自分になっていました。

この話は、また後日!

 

▼坂東三十三観音善光寺の記事。


目黄不動にちょっと寄ってみた:御朱印:関東三十六不動❸/13番南谷寺〜19番最勝寺

5年前に巡拝し終え、結願している36不動

しかし、わしは機会があれば何度でも訪れる。今年5月に訪れた飛不動と橋場不動。そこでは手元の御朱印帳に印をいただいてきた。適切な言葉では無いかもしれないが、総開帳であっても、ごく普通の何の変哲も無い御朱印だった。

しかし、差替えを希望すれば、ご本尊とカラーの童子御尊影、さらに童子のカラーシールがセットになっている。気になってた。

もちろん、わしの5年前の専用納経帳には御尊影はすべて貼られている。カラーではない。

パンフでは見ていたが、現物を手にしてないそのカラーを確かめに目黄不動に寄ってみた。当たり前にお参りもする。だが、今回は目的が好奇心、いささかミーハーだ。

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2度目の最勝寺。山門は変わってない。

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本堂も、

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不動堂も変化ない。寺は変化のないのが一番だ。

堂前の蓮の花は開花前だ。大きな蕾が背伸びしている。1週間後には綺麗に咲いていそうだ。花は変化して構わない。

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そしていただいた差替えセット

童子の尊影と童子のシールのみ色付き。目黄不動だからイエローだ。

好奇心は満たされた。この御朱印は5年前の納経帳の最後に綴じておきましょう。

 

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こちらは2012年にいただいた同じ最勝寺の差替え。

19番 牛宝山 最勝寺(目黄不動)・天台宗・東京都江戸川区平井

 

当時、36のうち最初にいただいたのは1番でなく7番の川崎大師だった。感動して、いただいた御朱印と御尊影をいつまでも眺めてたものだ。あれから5年、あの感動は何処へ行ってしまったのかしら。

 

前回の総開帳では、確か御朱印のほかに総開帳の黄色い特別印が押されていたがカラーとかシールはなかった、とネットで見た記憶がある。

シールのように糊はついてないが、散華なら秩父三十三観音とか、四国八十八所でいただいた事がある。

やり過ぎだと思うキティちゃんの御朱印帳もあるくらいだから、世の変化とともに、良きにつけ悪しきにつけ、御朱印も寺社も宗教も変化してゆく。しかし、人の心のあり様だけは大きく変わらないでいて欲しいものだわ。

感動する心もね!

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13番 大聖山 南谷寺(目赤不動)・天台宗・東京都文京区本駒込

 

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14番 神霊山 金乗院(目白不動)・真言宗豊山派・東京都豊島区高田

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15番 明王宝仙寺(中野不動)・真言宗豊山派・東京都中野区中央

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16番 竹園山 最勝寺 教学院(目青不動)・天台宗・東京都世田谷区太子堂

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17番 滝轟山 明王院 満願寺別院(等々力不動)・真言宗智山派・東京都世田谷区等々力

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18番 泰叡山 瀧泉寺(目黒不動)・天台宗・東京都目黒区下目黒

入谷・朝顔市に行け!…今日8日、土曜までだ 御朱印は限定でもなく、単に書置きだけ!:御朱印:真源寺(入谷鬼子母神)

金曜日の東京は梅雨明けのように暑い。そんな中を昼休みを延長して入谷まで行ってみた。駅を降りたホームから、朝顔市に向かうだろうなぁ、と想像できる人たちがゾロゾロ。

入谷の交差点まで出てみれば、もう普段とは違う人出。屋台も数多く出てる。

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鬼子母神本堂前も、こんな状況でかなりの賑わい。

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朝顔はステキだ、しかし何なんだ?!この団扇の中でニヤけている男は? デキル役者かもしれないが好きでもない。会ったこともないし、どうでもイイ男だ。金鳥がバラまいてくれた団扇なのか、何処へ目を回しても、アチコチにあってかなり目障りだ。風情もブチ壊しだ。

以上、個人的意見ですわ、良しなに!

彼のおかげで朝顔もより売れたりしたら、WIN & WIN でケッコーですわ !

わしの好みなんて、ほっといいて!いいわよ。

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おかぁさん、この夏の毎朝、イイ顔に出会えたらイイね!内輪の中の顔より大輪が開きますように!

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本来、髪につけるような小さなクリップ付きの朝顔のお守りと、御朱印をいただいた。

ここでは「何妙法蓮華経」と唱えながら、火打石のようなものを打ってから渡してくれたが、何それ???

また出た!初体験だ!! 火打石?は初めてだ。法華経だ、調べねば!

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お守り500円、御朱印300円。わしの今日のランチより高額。そんな問題ではないけど、情けない事に不如意が常の わしには応える。

真源寺が1年で1番に多忙な時期、下世話な言葉だと「カキイレドキ」だから?「カキオキ」で当たり前。

書置きダイスキ人間としてはアリガタクいただきますが、わしが真源寺の決定権を持つような位置にあったら、この御朱印の紙質、もう少し考えるわね。あまりにペラペラで、せっかく唱えていただいた「御首題」も向こう側に透けて行ってしまった!

ゼンゼンいいのよ!真源寺さん!! あなたに罪は無いの!

わしの独り言です。

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わかっております、あえての意見でした。

わしらは御朱印に何を求めているか? だったわね。

アート性? 限定? 数? 

もうそろそろ、そんな誘惑に振り回される「自分」から卒業しなくちゃ!

限定御朱印にワァーと集まる人たちを目にすると、ゾッとしないわ!

と、自身を顧みます。

 

とにかく、入谷朝顔市の経験無い人、一人でも、同性、異性、身内と一緒でも、みんな笑顔になれる朝顔市に行ってみなさい。

きっと、内輪の中の顔も歓迎してくれますよ!

 

立山 真源寺(入谷鬼子母神)・法華宗本門流・東京都台東区下谷

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:御朱印:坂東三十三観音❻ 早いか 遅いか? 結願まで足掛け5ヶ月! 28番滑川観音〜33番那古観音 

12年の4月の鎌倉・杉本寺に始まり、週末中心の巡礼で、その年の8月に結願。

専用納経帳もない東京23区内をめぐる「江戸三十三観音」は、1日ずつ、たっぷり巡れば数日で結願してしまいます。

坂東は、そうはいきません。

ほとんど車利用でしたが、それでも4ヶ月以上を要しました。

歴史ある本格霊場巡りを結願し、那古寺の住職から「巡拝畢」の証をいただく時は、ここまでに至る道のりが脳裏に浮かび、誰でも感慨深いものです。

しかし、終わってしまった、という一抹の寂しさもあります。

いくらか大げさな表現かもしれませんが、何事もそうで、目的を持って始めて、そして成し遂げた時には、嬉しさと寂しさが同時にやってくるものです。

帰路につく道すがら、満ち足りたゆったりとした気分と、明日以降どうしようか?という思いも頭をよぎります。

御朱印収集を始めて日が浅い ワタシは、早くも翌日、焦るように、もう次の巡礼を探し始めていたのです。

那古寺の住職がお話してくれた「巡礼スタイル」を自分のものにするのには、もう少し時間が必要のようです。

 

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▲28番 滑河龍正院滑河観音)・天台宗・千葉県成田市滑川

 

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▲29番 海上千葉寺真言宗豊山派千葉市中央区千葉寺

 

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▲30番 平野山 高蔵寺(高倉観音)・真言宗豊山派・千葉県木更津市矢那

 

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▲31番 大悲山 笠森寺(笠森観音)・天台宗・千葉県長生郡長南町笠森

 

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▲32番 音羽山 清水寺(清水観音)・天台宗・千葉県いすみ市岬町鴨根

 

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▲33番 補陀洛山 那古寺(那古観音)・真言宗智山派・千葉県館山市那古

 

那古寺の住職は、ワタシの御朱印帳を丁寧に1ページ、1ページ確認されていました。

この頃、あと1つ、2つの札所を残しておきながら、ここへ来て結願印をくれという若者たちが多いんですよ

「ルートの都合で、こちらに先に来てしまったようです」

「『この後、必ず残した札所を巡るから結願印をお願い!』と頼まれます。でも墨書きと御朱印は押しますが、結願印はここまでの32箇所の印が全て揃って無ければ、断固押しません」と嘆かれていた。

もちろん、全ての札所印をいただいてきた わしには耳障り良く、小気味良く聞こえました。

 

そして「現代の巡礼は、御朱印収集を主目的に巡礼する人、また、一途な思いを持って巡礼する人と様々だろうが、とにかく、ゆとりを持って、観音様とゆっくり対面して、お願いして、そして訪れる先々で美味しいものを食べ、知らなかった景色を眺め、たまには温泉にゆったりと浸って、巡ってください」というような内容のお話をしてくださった。

なるほど、ワタシのスタンプラリー的スタイルも見破られたのかも?

いろんな面でもっと「ゆとり」が必要のようです。

 

 

 

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