御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

数多ある御朱印ブログ、ここはかなりテキトー! 無責任 ! あしからず。

634に昇ってしまった!984ぃねっ!:御首題:春慶寺

通俗的なところ、オノボリさんが目指す所は敬遠する!

自分自身がが田舎者だからか、確かな理由は自身、分かりたくもない。

 

東京だと、TDL、SkyTree、皇居など。街だと浅草、渋谷、銀座、新宿?

修学旅行じゃあるまいし、キャァーキャーはしゃいでいるオノボリさん、旅行者を見ると、我が身を見るようで、その場を早く去りたい気持ちと、よく来た! 思いっきり東京を楽しみなさい!!

相反する2つの思いが交錯する、屈折している。

 

しかし、そこそこの年月を生きていると、当たり前に否応なしに、好きでもない俗な場所も、すべてリッパな経験者、案内者になってしまっている。

TDLなどには何回行ったことかしら?

ディズニーの知識として誇れるのは、トイレの場所だ。田舎から出てくるオイ、メイ、爺さん、婆さんを案内してると必然に「トイレ」の場所を覚える事になってしまう。

今でも正確に10ヶ所近く覚えており、案内を探さずとも、チビらさせないで人を導く事ができる。これだけは誰にも負けない! 誇りにはならないか?!

ディズニーの方針だろうし、今ではオシャレな場所は何処でもトイレはカモフラージュされているから、子供、年配者には見つけにくい。

TDLのほかについては詳細案内などは、ほとんど不可能だ。

レストランとかで、ここが美味しい、なんて言う知識は全くない。

街は別だ。東京に住んでいれば山手線の主な駅は利用せざるをえない。仕事でも、待ち合わせでも、散策でも否応無しに俗な街を歩いているから、そこそこの知識はいやが上にも持つ。

 

とにかく俗っぽい場所はキライなはずなのに「634」に行ってしまった、昇ってしまった。スカイツリーだ。

やはり田舎者で、俗なところ、高い所が好きなのだ。そんな自分がイヤになる。

不覚だ、ハジだ!

言ってる事がイー加減だ。いつも迷走してる。

その ハジを晒す

ツリーで一般人が昇れる限界は下から2つ目の展望台「展望回廊450」のようだ。

名のごとく回廊になっていて、下にグルグルと歩いて回って降りると445m。

さらにその下の1つ目の展望台は350m。

 

外観的にローソクが上の方で2ヶ所膨らんだ形の構造物の先端に近い方が450m、その下の膨らみの展望台が350mだ。

 

写真は詳しくは説明しないから、適当に解釈してください。

f:id:wave0131:20170819162908j:plain

ホント!! は、登らずに下から見てるだけに限る!

 

f:id:wave0131:20170819162902j:plain

 

さくら橋も見える。先日開催の隅田川花火大会のほぼメイン会場に近い。

f:id:wave0131:20170819162903j:plain

f:id:wave0131:20170819162905j:plain

登らなきゃ撮れない!わね。

 

f:id:wave0131:20170819162906j:plain

f:id:wave0131:20170820204015j:plain

脚のスクミ方は東京タワーよりすごいわっ!

 

最上階にある「レストラン634」でランチ!

f:id:wave0131:20170820204654j:image

食べ散らかした訳ではない! サーブされたばかり。

皿が大きければ高級に見える?

一見して人間の食べ物とは思えない。

自慢になりそうでイヤだから写真は1枚だけ。

 

ここまで、何が言いたいのよ?!って感じ!

これが言いたかったのだ!

f:id:wave0131:20170821194209j:plain

わかりやすい!

要するに高い所がスキな人は、待ち時間がないように並ばないで済む方法でのチケット料金は、約4,000円なのだ。

昇って、下がってくるだけで4,000円だ。

人をバカにするにもほどがあると思う金額だ、と思うのはワシだけかしら?

984ーったらありゃしない! (すいませんクヤシーです)

それを払っちまった。おまけにレストラン634のランチは最低6,000円くらいだ。

締めてお一人さま壱萬圓! 福沢さんがガマグチから家出しなければならない。

モチロン、家出させたのはのは自分ではない。

人が招待してくれた。普通、誰もそんな奇特なことはしてくれないが、3年に1回くらい奇跡的な事が起こる。生きてて良かった。

 

自分のフトコロは傷んでない。

傷む中身もないからだ。

しかしだ、330mの東京タワーの2つの展望台は確か150mと250m。

250mまで登っても1,400円くらいだ。

アンタは「三丁目の夕日」価格でスバラシー!

東京タワーに比べ、スカイツリーの高さは2倍近くあるが、料金は3倍近くになる。

怖がりのくせに、高い所がスキな人にとっては過酷な数字だわねぇ!同情する!!

 

これから東京目指してやってくる人たちよ!

とにかくスカイツリーには行ってヨシ!

ジャンジャン行って!

しかし「昇る」に値しない! 

下から眺めるだけにして「ソラマチ」で少し土産を買う! で、おチャする!! 

それだけで十分だ!

このスタイルがオススメっ!!!!

 

東京の高い所に行きたければ、200m位だけど「汐留カレッタ」「東京都庁」は無料だ。東京が俯瞰できる。充分感激できるはず。

テッペンまで昇って、土産買って、ゴハン食べて10,000円以上。それを受け入れるか否か、価値観と財布のバランス感覚だね。

まぁ、好きにしてちょーだい!

 

そのスカイツリーの足下にある寺。

f:id:wave0131:20170821191238j:plain

ビルで出来た寺だ。

 

f:id:wave0131:20170821191253j:plain

先日、四谷怪談の話を書いたが、その物語の原作者、鶴屋南北の墓がスカイツリー前のビル下、幹線道路沿いに出されている。「出されている」に間違いない。

 

f:id:wave0131:20170821191304j:plain

同じく普賢菩薩を祀った所も幹線道路沿いに隣り合わせて出されている。

この2つ、ビルにせざるを得なくなった寺の、せめてもの「寺」らしさの表現かしら? そうじゃない事は理解してる。

往来する人に便宜を図るためだろう。

 

そんな憎まれ口をタタきたくもなる思いで御首題をお願いすると、多忙な中をテイネイな対応で揮毫いただいた。

やはり日蓮宗は間違いなく、ほぼオモイッキリ親切だ。

何しろ日蓮宗の御首題は文字数が多く、70文字も並んでる場合もある。忙しい時にはメンドークサイ、やっかいな頼まれごとになる。

それでも費やしていただいた時間と、その揮毫の金額は決して言葉に出さない。

志納で良いのだ。10円でも10,000円でも可だろう!?

 

本当にありがとうございました、春慶寺さん。

スカイツリーに行ったら、目と鼻の先、是非とも訪ねてみてください。

f:id:wave0131:20170819162901j:plain

長養山 春慶寺・日蓮宗・東京都墨田区業平

 

燃える!燃える!巾着田が真っ赤になる1ヵ月後:御朱印:高麗神社

埼玉県日高市の高麗神社の近くに「巾着田」がある。高麗川に囲まれた形が「巾着(キンチャク)」に似ているからそう呼ばれるみたい。地図で見るとナットク!

この場所は、あと1ヶ月後の9月も中旬になると、辺り一面が曼珠沙華の群生で燃えるような真っ赤に染まる。

秋の彼岸近くに咲くから彼岸花だ。

巾着田は春の桜や菜の花をはじめ、四季を通じていろんな花が咲く。

しかし何と言っても、この彼岸花が圧巻だ。その数500万本で日本一と言われているが、誰も正確には数えた事ないだろうから、イイカゲンな数値だろうけど、話半分に理解してみてもスゴイ数だ。

f:id:wave0131:20170819162911j:plain

f:id:wave0131:20170819162910j:plain

曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、仏教の経典には、

おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降ってくる、と言われているそうだ。

曼珠沙華、読みは「マンジュシャゲ」だが、その昔「マンジューシャカ」と読ませて、恋する女心の歌を売った歌手がいた。山口百恵だ。彼岸花を「不吉な花」とする人もいるが、この歌のおかげでイメージは少し変わったかもしれない。

彼岸花」という曲は数曲あるようだが、どれもヒットしてないようで、山口の曼珠沙華にはかなわない。この時から不吉な花の彼岸花が大手を振れる「市民権」を得たように思うけど、違うかしら?

山口以前、何しろ不吉な花だった。特におばぁちゃん、おじぃちゃん達には人気がなかったはずだ。

この花はその昔、墓場の周り、厠の周り、畦道などに多く植えられていた。縁起の良くない花とされていた。

どうやら彼岸花の球根が毒を持っているようだ。暗にその毒に近寄るな、という現実的な、教訓的な教えが彼岸花を疎う形になったのか?

昔は死者が出た場合、土葬が当たり前だ。だが土葬して間もない頃はその臭いからか、獣が墓を荒らす。毒性を持つ彼岸花を植えることにより、それを防ぐと同時に、彼岸に咲く花が墓標でもあったようだ。

f:id:wave0131:20170819162912j:plain

畦に植えられたのも理由があり、彼岸花の根の張りが強いそうだ。だから畦の崩れを防ぐ役目を果たしてきた。

厠、トイレの周囲にも多く植えられてきたのは、同じような目的で、ドクをもってドクを制す的な毒消し的役割と、やはり獣を近づけさせない事だったかもしれない。

日陰者の花が、今や意味広く理解され、嫌われるどころか、たくさんの人のタメ息を誘ってる。へそ曲がりとしては、真似できたらと、嫉妬させられるような、これ以上の快挙はないわね。

まぁ、話のタネとして「巾着田」は行ってみる価値はあるわよ!

 

さて、ここは御朱印ブログだが、いつものように全く何なのかワカラン! 迷宮だ。

で本題を少し、高麗神社だけど、参道前にイキナリ現れるこのふざけたトーテムポール!?

おバカな頭をかなり悩ませてくれる。「地下女将軍」?

謂れは他のブログで探ってくださいな!

f:id:wave0131:20170819162913j:plain

f:id:wave0131:20170819162914j:plain

f:id:wave0131:20170819162915j:plain

f:id:wave0131:20170819162909j:plain

高麗神社・埼玉県日高市新堀

 

そういえば高麗神社のすぐ先にこんなところがあった。重要文化財の高麗家住宅。

f:id:wave0131:20170819181152j:plain

日高市巾着田の周辺には、高麗神社をはじめ寺社が点在している。特に武蔵野三十三観音の寺々が近い。

暑さも和らぐ9月後半は、1日を巾着田周辺だけにして、寺社と自然を相手にタップリ、ノンビリ、シッカリ巡るのが保証付でおすすめ!

絶対タイクツしないよ!

そう、もし訪れる事ができたら、御朱印は3つ、4つだけでいいの!だ。

御朱印以外もしっかり見て、楽しんでみて! みれば?!

 

秩父早春の空気は凛としてる:御朱印:秩父34観音❷/2番 真福寺〜6番 卜雲寺

秩父の3月の平均気温は10℃くらいだ。東京と大して変わらないが 2、3℃低いことになるようだ。

この温度だとチョット雪が降ると、なかなか溶けにくい。

そんな残雪がある寺々は、みな凛としている。まだ本格的な春前の空気の冷たさが、キーンと張り詰めた感じを抱かせるのかもしれない。

春も本番になり気温が緩むと空気も緩む、人の気持ちも緩む。キーンは消える。

澄んだ空と、この凛とした空気感は冬だけのものだろうね。底冷えの真冬だったら、そんなことを感じる余裕などありゃしないかも?

 

寺には何処にも「凛としているよ」というカンバンは無いが「納経はこちらです」と、案内する小僧のカンバン、案内板は1番から34番まで迷わないように巡礼者を導いてくれる。

江戸33とか鎌倉33には、この小僧さんがいないなぁ。武蔵33はあるかな?

愛嬌のある小僧さんの看板を見ると、ホッとすると同時に、励まされる気持ちになって、思わず自分も笑顔になるわね。

完璧なミスマッチだ。

f:id:wave0131:20170818123306j:plain

 

札所2番の真福寺観音堂は山の上にある。この日、観音堂に続く細い車道は積雪のため通行止だった。麓の納経所・光明寺のお参りだけで御朱印をいただく。

歩きなら、行けたようだ。

だったら、歩いて行けよ!

クジけた! ズルした!

完璧なインチキだった。

いつか季節の良い時を見計らってリベンジ、行かねばならぬ!

f:id:wave0131:20170817190241j:plain

f:id:wave0131:20170817190249j:plain

2番 大棚山 真福寺曹洞宗・埼玉県秩父市山田

 

秩父の札所は、こじんまりとしている寺も多い。小さな寺は本堂に観音様が安置されているが、広い境内を持つ寺は観音堂がある。うっかりすると本堂だけのお参りになってしまう。そんな時は、のぼりが目印だよ。

f:id:wave0131:20170817190242j:plain

f:id:wave0131:20170817190248j:plain

3番 岩本山 常泉寺曹洞宗・埼玉県秩父市山田

 

f:id:wave0131:20170817190243j:plain

f:id:wave0131:20170817190246j:plain

4番 高谷山 金昌寺・曹洞宗・埼玉県秩父市山田

 

千社札には詳しくないが、昔は御朱印をいただいて千社札を貼る、というのが定番だったのかしら?

現在は指定文化財などになっている建物は貼ってはいけない。犯罪になる。

しかし、秩父千社札が多い。これも寺、建物の風格を表し、スッカリ札所建物に馴染んでいる風景はキライではない。煩雑ではあるが汚らしい、とは感じない。何か威厳さえ感じる。

それにしても人の背丈を優に超えた箇所に貼るには、どのような方法を取っているのか?

中には人の胸ほどの高さがある柵で囲まれている仁王門の内側奥、仁王さんの背後に貼ってある札もある。

ハシゴ、肩車、柵内に入る?

いや、考えにくい。

やはりカメラの自撮り棒のようなものを使うのだろうか?

貼っているところに鉢合わせたことがないからワカラン!

江戸時代からの風習は別にして、今も貼る人はラクガキと同様に

完璧な自己顕示かしら?

だって、扁額の文字も負けそうなくらい、デカイ文字の千社札が、ジャマ臭く、これ見よがしに威張っているものもあるから。さすがコイツは風景を撹乱し、許しがたい。

そんなに自分の名を知らしめたいのか?! 何なのよ?

日常生活で余程 恵まれない思いでいらっしゃる方々なのか?と勘ぐってしまう。

千社札のルールは全く知らないが、御朱印収集者が批判のマトにならないように、それぞれのカタチでいいから、最低限のルールを持っていよう!!!!よね。

f:id:wave0131:20170817190244j:plain

f:id:wave0131:20170817190247j:plain

5番 小川山 語歌堂・臨済宗・埼玉県秩父郡横瀬町横瀬

 

f:id:wave0131:20170817190245j:plain

f:id:wave0131:20170817190250j:plain

6番 向陽山 卜雲寺・曹洞宗・埼玉県秩父郡横瀬町横瀬

嗤う伊右衛門! 苦笑いの於岩さん?:御朱印:於岩稲荷田宮神社・鉄砲洲稲荷神社

あらまぁ、ついこの前まで暑い話題を書いていたのに、急に涼しくなっちゃったわねぇ。

コキ使われていたクーラーも、少し遅い「薮入り」。

でも、きっと数日で、またフル回転の丁稚に戻らなきゃならないでしょうね!

 

-------浴衣を着て縁日に出かける。通りを外れ、横町の縁台で「怪談のたぐいの話」を聞く。子供だった昭和10年代、ほかに「涼しくなる方法がなかったのだ」--------

数日前の読売新聞編集手帳に作家小林信彦の言葉が引用されてた。戦前の話だ。

 

戦後も高度経済成長以前はクーラーなんてものは、普通のリーマンのどの家にもなかった。それでも都会、田舎に限らず夏は無事、楽しく過ごせてきたようだ。

ウチワと縁台、扇風機があれば上等だったらしい。

 

翻って現在の夏は、そんな悠長なことを言ってられない。

今年もTVで高温注意報が出っぱなしだ。NHKでは熱中症予防に「クーラーを適切に使いましょう」なんて、しきりとアナウンスされる。

「外から帰ったら手を洗いましょう」的な、情けないお言葉だが、注意されても熱中症で何人も亡くなっている。その半数以上は高齢者らしいから、幼稚園児に言うような言葉も、しつこくアナウンスしなければならない。

このアナウンスを聞くたびに、ワシは、あと一言欲しいと思っている。「クーラーのない人はテキトーに団扇、扇風機を使ってください」

NHKは日本全国民がクーラーを備えている前提でのアナウンスだ。

 

NHKがオカシーのは疑いのない事だが、地球がおかしくなっているのか、人間がおかしくなっているのかは判断もつかない。おそらく両方ともオカシクなっているに違いない。

一世代後、30年後くらいにはどんなアナウンスが流れることになるのか見当もつかない。

怪談話どころか、クーラーも涼しくなれるシロモノではなくなっているかもしれないな。稲川淳二も、とっくにこの世の人ではなくなっているだろうし・・・。

 

高度経済成長時代に3Cと言われたうちの一つの1C、クーラーが普及する前には怪談映画がたくさん作られていた。四谷怪談や化猫ものなどは、いくつも作られている。やはり涼しさ、背筋がゾッとするものが求められたのか?

クーラーが普及してからは、そんな映画制作はトントご無沙汰のようだ。

陳腐でグロい怪談映画はなくなったが、ホラー映画は人気で続いている。涼しさより、怖いもの見たさだろうな!?

怪談映画など見なくとも自宅のクーラーと、ホラーDVDでゾクゾクッとできる。

そうだ、最後の怪談らしい映画は「嗤う伊右衛門」だろうか?確かTVで見たな!

 

怪談もホラーもあまり興味ないから語れるものはない!

あらっ、もうひとつ見てたわね!「SAW」だ。ホラーというか、目背けたくなるグロだね。

 

集印者が怪談ものに触れるのは「於岩稲荷」だ。

もっとも於岩は物語の四谷怪談に題材として使われただけで、作中の人物像とは異なるが、ドラマや映画、舞台などで四谷怪談が取り上げられる時は、必ずそのスタッフやキャストが四谷の「於岩稲荷」か、巣鴨の於岩さんの墓にお許しを得にお参りに行くのがナラワシのようだ。祟りはカンベンしてほしいからねぇ?

 

しかし、この「於岩稲荷」は相当ややこしい。おバカが理解するのにはメンドーだ。

まず、怪談の於岩さんと実在の於岩さんがイコールと勘違いされていることも多い。

物語は民谷姓で実在は田宮姓。物語は雑司が谷の四谷町。於岩さんの墓は巣鴨。よく知られている於岩稲荷は新宿区四谷の田宮神社。その本社は中央区新川の田宮神社。

さらに混乱に拍車をかけるのは四谷には神社の前に、商売熱心で小綺麗な寺がある。ここも於岩さんを祀っている。例によって縁切り・縁結びを謳っている。

 

f:id:wave0131:20170816151217j:plain

どこも好きにしてヨッ!

於岩さんは困惑し苦笑い、伊右衛門はアザ嗤っている

に違いない。

 

そんな四谷は意味不明な寺のおかげか、御朱印収集人のおかげか、人も多く訪れ、幟や案内などがさらに賑やかさを増し、観光地的な様相を呈している。訪れる人は必ずこの寺と神社の二つに手をあわせるようだが、その明るい佇まいに、ゾッとする話はどこかに飛んで行ってしまい、忘れてしまうようだ。

 

ところが、四谷「於岩稲荷田宮神社」の本社である新川の田宮神社を訪れる人は少ない。すっかり忘れられたような存在になっている。明治初期に四谷から新川に遷座して、四谷はここの飛地境内神社らしいから、もう少しというか、四谷と同じように多くの参拝者がいても良さそうなものだ。

 

当時は神社前に茶屋もあり、役者や花柳界の参詣者で賑わったようであるが、今は全くその面影はない。当時の寄進者の名が境内にちらほら確認できるだけだ。

全くシーンと静かで、少し荒れ気味の境内は、物語の於岩さんには相応しいかもしれない。

当たり前にオープンな神社だから、夏も薄暗くなってから、四谷怪談の於岩さんを偲び、いや思い浮かべながら訪れれば、暑さも一時忘れられるかもしれない。

 

もちろん、ワシは暑い夏は好きで、涼しくもなりたくないから明るい昼間に訪問!

おっかなビックリ、ヘッピリ腰で!!!!

f:id:wave0131:20170812182938j:plain

 

f:id:wave0131:20170816124215j:plain

f:id:wave0131:20170812182936j:plain

f:id:wave0131:20170812182937j:plain

参道手前の社標と扁額とでは文字順が違う。どっちなんだ?!

 

f:id:wave0131:20170816124202j:plain

f:id:wave0131:20170812182939j:plain

f:id:wave0131:20170812182933j:plain

於岩稲荷田宮神社・東京都中央区新川

 この神社の御朱印をいただくには、少し離れた場所に鎮座する鉄砲洲稲荷神社まで、汗をかいて歩きましょう。ゴクローさま!

 

f:id:wave0131:20170812182935j:plain

f:id:wave0131:20170812182934j:plain

f:id:wave0131:20170812182932j:plain

鉄砲洲稲荷神社・東京都中央区

外房の雲を見て、イワシが喰いたくなる訳:御朱印:鏡忍寺:御首題:妙蓮寺

南房総の千倉から鴨川方面へ、気持ちの良い海岸線の国道を走る。

 

房総は季節を問わず、いつ来ても気持ちの良い所だと思っている。特に外房は、東京から少し距離はあるものの、海を見ながらの道は好きなラインだ。

何よりも夏のハイシーズンでも外房の道路は殆ど渋滞することなく、開放的な視界のなかを気持ちよく走れるのがイイ。

 

同じ海岸線でも、神奈川の三浦半島や湘南では週末の渋滞は避けられない。三浦から葉山、鎌倉、江ノ島に至る国道は忍耐強さを試されているかのような道だ。

 

それでも多くの若者たちは、三浦、湘南を目指すのだ。

昔から湘南はカッコイイのだ。千葉はダサイのだ。何しろ、今はあまり使われないかもしれないが、ショーナンボーイ、ショーナンガールという呼称もある。

頻繁にドラマや映画の舞台にもなってきた。

「湘南」という言葉の響きの中には洗練さ、華やぎ、スマートさ、センチメンタルなイメージが定着してるのかな?

そんなものを持ち合わせない者が、それを欲する人が集中する地域。湘南を、そんなふうに理解する。へそ曲りだ。

藤沢から西の地域になるが、車の湘南ナンバーなんてのも出来て久しい。だが海の全くない山側の山北町なども湘南ナンバーに相乗りだ。自分で選べるわけでも無く、そのナンバーを背負わされてる人には悪いが、イナカモノが自身を精一杯否定してるようで情けない。

 

そんな人気の湘南に比べて、ボーソーボーイはいないし、ボーソーガールもない房総。そんな呼び名は誰も望まないのだ。やはり皆んな千葉はダサイ事を認めているのか。

地域的に房総半島の大半をカバーする「袖ヶ浦」という車のナンバーもあるが、千葉の何処にある地名なのか、関東の人間でさえ知らない人が多いから、こちらも情け無い。

 

房総という言葉で単純に連想させられるのは暴走だが、若者のバイク離れのせいか、最近ボーソー族の騒音に眉をしかめる機会も少なくなったような気がする。その代わり東京の街中を走る自転車、スポーツサイクルは頓に多くなった。車を運転していると少し小ウルサイ。

地方でもそんな自転車を蹴って走る人が多くなったように思う。どこでも自転車ブームなのかしら?

 

外房を走ってたこの時は街中でもないから、快走している自転車の2人組をうるさく感じる事もなく、彼らを目にしながら、その右側を先に行く。

 

鴨川が近づく。

腹が減った。

昼の12時はとっくに回っていた。

 

道の駅があった。寄ってみる。

 

車を降りて見上げた空は鰯雲でもないのに、何故かイワシの刺身を喰いたくなった。

過去に房総で2度ばかり、すこぶる満足できた、旨かったイワシの刺身に出会ってる。

イワシは無いとしても土地柄、魚の旨いランチくらいはあるでしょう!?f:id:wave0131:20170812182923j:plain

f:id:wave0131:20170812182925j:plain

残念ながら施設内のレストランに、イワシメニューはなかった。

その代わり「ひかり丼」があった。

ひかり物? ケッコーじゃないのっ、青魚には目がない。

マグロと鯵の刺身を並べられて、お好きな方を!と言われたら鯵を選ぶほどだ。

 

メニューには「ひかり丼」と出ているだけで、何の魚を使っているのかは記されていない。ひかり物は何でもOKだから、とにかくオーダーした。1000円弱。

出てきました。

 f:id:wave0131:20170812182924j:plain

ハデだっ!!!わねぇ?

 

突き詰めて確認しなかったメニューに写真はあったものの、現物は写真よりかなり派手で怪しげな色をしてる。

ひかり物でここまでカラフルな物は初めてだ。色だけで感じるイメージは中華か、しっぽく料理だ。

花のようにあしらった真ん中はハマチ?

ハマチはひかり物ではないが、飾りとしての添え物なのか? 脇役なのか? それにしては刺身を3枚も使っている。

その主役でないハマチを最初にいただいた。ハマチの刺身としてはまずまずのところだ。不満はない。

 

その周りの派手なピンクは「おぼろ」だった。関西方面で押し寿司には利用されることもある。アマイ! ひかり丼に、これはいらないだろう!? 酢飯と相性の良いのはわかるが。

 

さていよいよ本命のひかり物を喰らう。

と言いたいところだが、箸をつける前から様子は分かっていた。生ではなく酢〆めだ。だからオボロが添えられていたのか。

アマかった!ひかり物=生 と勝手に決めつけていた。

まぁイイ。ニギリ寿司だと、ひかり物の王道はコハダだ。酢〆めだ。それも寿司職人の技の見せどころ的なニギリの一つだ。

イワシでもアジでも、生が食べたかったが、まぁ仕方ない酢締めでもヨシとするか、ひかり物に偽りはないわね。

 

いろいろ妥協して、嫌な予感がしたが、とにかく腹が減ってた、ひかりを口にいれた。

 

なんと、

まったく光ってない!!!!!

いぶし銀でもない!!!!

錆びついてた!!!!

イメージだ、一個人の味覚だ。

 

魚は意外にもサンマだった。

メニュー写真のざっと見は、アジ、イワシ、コハダ、サンマの何れかだ。メニュー写真を精査すればオーダー前に分かったはずだ。

いやサンマも好きだ、サンマで良いのだがサンマの酢締めは初体験。

ボソボソしてた、乾いている感じだ。美味しいコハダのような瑞々しさは微塵もない。

ご親切にもサンマの身は厚かったから、乾いた感じは口の中でモグモグと増長して何か飲み物が欲しくなる。

恐ろしいことに丼の中にはまだ8切れある。

これならサンマの開きのがまだマシだ。

イメージだ、一個人の感覚だ。

 

ひかり丼、ひかり物ではなく、イカリ物になった。

店に罪は着せない。自分にイカリを感じた。

何故こんな物を選んだ?! イカリがボーソーする。

サンマの酢締めとしては正しいアジだったかもしれないのだ。

自分の好みとはまったく逆方向だっただけなのだろう。

余りの期待外れに、丼と一緒に出された物がお吸い物か味噌汁か忘れたほどで、その水分と共にサンマ全9切れを何とか飲み込んだ。

 

とにかく腹は膨れた。満足感は萎んだ。

イメージだ。一個人の感想だ。

 

あーあっ、マズかった!

好きだった外房が遠く太平洋に逃げて行ってしまいそうな昼飯だったなぁ。

 

そうなのだ、ホントはこんなのが食べたかった。

f:id:wave0131:20170812182930j:plain

ファミレスチェーンの「とんでん」さんの写真を借りた。

かき氷の上にイワシの薄切りが、さぁ、喰ってみろ!と並んでいる。

ヨシ、今週末は「とんでん」へ行ってみようじゃないの!

 

f:id:wave0131:20170812182926j:plain

f:id:wave0131:20170812182927j:plain

f:id:wave0131:20170812182921j:plain

小松原山 鏡忍寺・日蓮宗本山・千葉県鴨川市広場

 

f:id:wave0131:20170812182929j:plain

f:id:wave0131:20170812182928j:plain

f:id:wave0131:20170812182922j:plain

妙日山 妙蓮寺・日蓮宗・千葉県鴨川市小湊

日航123便、墜落現場を目指せ! 鎮魂の八月:御朱印:上野総社神社

広島に続き長崎に原爆が、そして敗戦記念日、さらに日航ジャンボ墜落事故。8月は鎮魂の夏でもある。

 

1985.08.12の夜、日航123便、ジャンボジェットが消えた。

TVから速報が流れたのはその30分後。前橋の上毛新聞記者は全員招集された。そしてゲキが飛んだ。

行ける記者は全員墜落現場を目指せ!

 

32年も前の事件だ。本やドラマ、映画にもなったが、人々の記憶は時間とともに薄れていく。

この悲劇で亡くなられた方や残された遺族を思う時、おバカなブログは、こういう社会事件にはアンタッチャブルだ。

しかし、ほんの一部分の側面を捉えただけだが、NHKの番組「アナザーストーリーズ」の内容の記憶を辿って、敢えておバカをさらにさらしてみる。

 

当時、上毛新聞記者だった横山秀夫もそのニュースを知り墜落現場を目指した。

現場と言っても群馬、長野の県境辺りというだけでまだ特定できていなかった。情報が錯綜するなか、記者の大半は最も有力視されていた長野側を目指した。そこは警察、消防隊、東京からやって来た報道陣、さらには一般人でごった返していた。だが現場は判らず右往左往するばかりだったとか。

 

現場が一般に判明したのは夜が明けた翌13日朝5時。

 

しかし墜落現場は、墜落の20分後位には米軍がいち早く発見していた。直後、自衛隊の戦闘機も現場を確認、ヘリも現場上空に到達したものの夜間救助の装備が無く、結局救助活動が始まったのは墜落からおよそ14時間後だった。

 

現場は長野側に集まっていた横山たちから直線距離で10km離れていた。現場山中へは山が連なり人の歩ける道も無い。

 

一方、群馬側の上野村に向っていた記者、カメラマンも僅かにいた。上野村から墜落現場までは直線距離5km。警察・消防の捜索隊が登山道から、さらに道無き道を現場に向かう。その捜索隊に同行したカメラマンがいた。登山装備も無いまま、泥まみれなって、5時間かかってようやく現場に辿り着く。

 

そして凄惨な現場から奇跡的な4人の生存者の救出を目の前にして、上毛新聞伊藤カメラマンは夢中でカメラのシャッターを切る。

そのカラー写真が、さらに翌日になる14日、上毛新聞朝刊1面を埋めた。全国紙の中で唯一だった。一大スクープだった。「質、量ともに他紙を圧倒せよ」「群馬で起きた事件報道は絶対に負けない」という言葉を持つ、120年以上続いている上毛新聞の面目躍如だった。後にニューヨークタイムズにも掲載され、アメリカでも話題になった。

当の伊藤カメラマンは定年後も上毛新聞に席(2015年現在)を置いているそうだ。

 

この事件を題材に様々な本が書かれたが、横山も後年「クライマーズ・ハイ」を書いた。ドラマになり、映画にもなり、横山秀夫の名が一躍世に出ることになった。

 

あれから32年、三十三回忌にもあたる今年もまた、遺族や関係者らによる慰霊の御巣鷹山登山が行われた。

合掌。

 

f:id:wave0131:20170812194041j:plain

f:id:wave0131:20170812192333j:plain

 

今回も神社と御朱印は群馬の前橋鎮座ということだけで、事件とは何の関係もありません。すみません!

f:id:wave0131:20170812192334j:plain

f:id:wave0131:20170812192331j:plain

上野総社神社・群馬県前橋市元総社町

心も凍った 解凍の足りないマグロ丼:御朱印:開成山大神宮・安積国造神社

郡山のアルファーワンで目が覚めた。

相変わらず安いホテルだ。朝食なしで¥6,000以内。

ハイシーズンでも無い時期の地方のビジネスホテルに泊まる時は上限¥6,000前後が目安。もっとも地方のビジネスホテルの場合は、観光地でもない限りハイシーズンもヘチマもない。週末と平日とでは少し違いがあるかな?

 

朝飯は喰うが、無くても平気な人間だ。だが、飲み物が無いと気分悪くなって倒れる。このホテルに朝食は無かった。あったかもしれんが、朝食なしの予約だった。

 

こんな場合、前の晩に朝食用のサンドイッチかおにぎりを買っておく時もあるが、この日はオレンジーナ1本だけだった。

早起きは苦手だからチェックアウトもギリギリ10時だ。

そのまま2社を巡る。

f:id:wave0131:20170810194743j:plain

f:id:wave0131:20170810194742j:plain

f:id:wave0131:20170810194740j:plain

開成山大神宮福島県郡山市開成

 

f:id:wave0131:20170810194744j:plain

f:id:wave0131:20170810194745j:plain

f:id:wave0131:20170810194739j:plain

安積国造神社福島県郡山市清水台

 

腹が減った。

早めのランチにするか!

郡山駅ビルで店を探す。とりあえずなんでも良い。こだわりはない。

赤々と美味しそうな海鮮丼や寿司の写真が載った大きな看板メニューが目に入る。ヨシ!ここにしよう。

券売機の「ダブルまぐろ丼」を押す。800円くらいだったかな?

11時半前、店内はまだ客が少ない。座って待つ。

出てきた。着丼!

f:id:wave0131:20170810194741j:plain

写真だと赤身のマグロは光ってスイカのように見える。

白いのはビンチョウか? 「ダブルまぐろ」と言うんだから2種類のはずだ。

白いのから口に運ぶ「ジャリッ! 」

おいおい、凍っているよ! 冷たすぎだ! 解凍されてないぞ!

夏だからって、郡山だからって、凍ったマグロかぁ?!

醤油皿に入れて少しほっておけば解けるような凍り方ではない。そんなに悠長な人間でもない。

丼のご飯が暖かければ解けたかもしれないが、ご飯は酢飯でこれも冷たい。

チンしてもらいたいが、そんな事頼んだり、文句言ったりしてはスマートじゃないから出来ない性格だ。

みそ汁の中に落としてみようか? しかし味噌汁が生臭くなるかぁ? やめた。それに味噌汁は、夏だからか気を利かして?ヌルイ!

赤身のほうは凍ってるほどでもないが、やはり相当冷たい。

ここまで、冷たかったり、凍ってたりすると、まぐろの旨味は全く感じられない。醤油の味だけ。

心凍る恐ろしいランチになってしまった!

昼前という時間が悪かったのか、たまたま運が悪かったのか?

チェーン店らしいが、東京では目にしないから全国レベルのチェーン店ではないな!

今時まぐろも高い。800円だから冷凍物を使うのは当たり前だろうが、たまたまだったとしても、全国レベルじゃ通用しないよ。

味気ないったらありゃしないが、それでも飲み込むように何とか完食した。

しかし、おかげで身体は少し冷えたような感じがする。

 

郡山を訪れたのは初めてではないが、この店のおかげで郡山と言えば「コオリヤマ」になったな。

長野に「牡蠣小屋」は無いが「松茸小屋」がある:御朱印:前山寺

長野県上田から西に向かい、別所温泉に至る手前に塩田平と言うところがある。

「信州の鎌倉」とも呼ばれるそうだ。

そう言えば千葉県市川市が「千葉の鎌倉」とも言われていた。

寺が多いということと、雰囲気が近いと言う事なのでしょうが、時代的な関係があるのかどうか、何一つ知らない。

いざ「鎌倉」という言葉の力を借りないと、自分達の地を独自にPRできないという事かしら?と、へそ曲がりは勘ぐってしまうが、「小京都」「小江戸」というのも多くあるからヨシとする!

「小鎌倉」というのは無いわね!

その「信州の鎌倉」でもある塩田平にある一つの寺を訪れた。

前山寺「まえやま寺」と読みたいが、寺は音読みが殆ど。「ぜんさんじ」だそうだ。iphoneの変換の方がカシコイ。なんてことか「ぜんさんじ」と打てば、変換候補で「前山寺」が出てくる。

これまで知らずに「まえ・やま・てら」と叩いていた。アホだ。

まぁ変換は、各々の使い内容次第だからなんとも言えない。

f:id:wave0131:20170809200616j:plain

f:id:wave0131:20170810140659j:plain

f:id:wave0131:20170809200617j:plain

f:id:wave0131:20170809200615j:plain

獨股山 前山寺・真言宗智山派・長野県上田市前山

 

この塩田平から別所温泉までの周囲には、10月を挟んで2ヶ月間ほど

「まつたけ小屋」が数多く開業する。

上田市は長野でも有数な松茸産地だそうだ。

 

そんな事は、来るまで知らなかったが、前山寺に向かう途中の車窓に「まつたけ小屋」の案内看板やノボリが多数見えた。そろそろ時間的に「めしがくいたい」頃、頭の中に松茸の香りが走り回る。だが松茸だ、高いだろう?

しかし、腹と頭がその誘惑に負けた。

前山寺を参拝し終え、松茸小屋を探す「どこにしよう〜か?」

車で流すも、どこも混んでいた。数件ある小屋の中から、空席のありそうな1軒を選ぶ。たしか「◯◯台」という小屋だった。松林の中にある小屋は、ビニールハウス内に座敷を設けたようなスタイルで情けない。おそらく松茸シーズンだけの開業だろうから、まさに小屋だった。

少し待たされて、素っ気ない小屋内の2列に並んだ長〜いテーブルの一番奥ほどに座る。壁にも貼り出されているが、手元のメニューを見た。

ビンボーには容赦無いメニューだった。

タマげて正確な数値は思い出したくも無い!

コースで、5千数百円から2万円近くまで数種類。

単品のメニューもあったが、その数値もただならない。

この際せっかくだ、こんな機会は数多く無いはずだ。

またもや清水の舞台から飛び降り、今度は死んだ気になって、最下位の5千数百円のコースをオーダー。

コース内容は、松茸のすき焼き、土瓶蒸し、松茸ご飯、おしんこ

だったと、確かでは無い記憶。

出てきた!

松茸のすき焼きだ、土瓶蒸しだ!

見ただけで、空きっ腹がグーの音だ。

f:id:wave0131:20170809200706j:plain

f:id:wave0131:20170809200707j:plain

さて、この写真を見た方はどんなイメージを得たかしら?

「わたしも行ってみたい」「食べた〜い!」

そうだよねぇ、行ってらっしゃい、食べてらっしゃい!

 

わしは、2度と行かない!

人の味覚は様々でスタンダードが無い。10000の味覚表現も、数値にはならない個人の感覚の集まりだ。全く当てにならない。

 

笑い話で想い出になるくらいマズかった。

 

鍋物はそろそろ食べ頃と思って口にしたもののネギが硬い、最後まで硬い、肉は、これ牛肉? 豚肉?

香りも何も無いんだけど、この松茸?

マズイ!!!!

国産、地物が必ずしも美味しいとは思わない。だが、国産とは明記してない、地物とも明記されてない。鍋の松茸は少し柔らかくなった厚紙の味だ。

土瓶蒸しの写真を見て!土瓶の中に大き目な松茸のカケラしか見えない。見えないはずだ、他に何も入ってない。

土瓶蒸しってこうだっけ?

違う!この世に産まれて、店では2度しか食していない土瓶蒸しは、他にも具がたくさん入っていたはずだ。

それでも、唯一これだけはマズくはなかった。飲み干した。塩味が効いている。

待てよ、もしかして永谷園の「松茸のお吸い物」の方が優れて無いか?

ほか、松茸御飯はネッチョリ、お新香はビッショリ。

5000円だ、ヤケクソで喰ったが、鍋は3分の1残った。

 

ところが、長いテーブルに隣り合わせた、遠く関西からやって来たと言う五十代くらいの夫婦「やっぱり本場で旬の味は違うねぇ、美味いねぇ」と同意を求めるような語りかけ。テーブルに並べられた品数を見ると、お一人様「福沢諭吉」以上だ。恐ろしい事に、それをほとんど完食してた。開いた口が塞がらない事に、ダンナはネッチョリ松茸御飯をお代わりしてた。

 

味覚、美味い、マズイ、好き、嫌い!?

人それぞれ全く千差万別。食べログなんてアテにならないのも当然だ。

 

小屋は来月9月には開業する。

この秋、長野の北向観音に行かれる方、ぜひ上田の松茸をお試しアレ!

 

長野に牡蠣小屋は、あるか無いかは知らん!

あーあっ、ヤレヤレ!

 

 

 

秩父は何故34なのだ?:御朱印:秩父34観音❶/1番 四萬部寺

三十三観音は、メジャーな霊場から地方各地の霊場がある。

東京だと初心者の御朱印いただき隊は「新撰 江戸三十三観音」から始めたはずだ。

そこから、鎌倉三十三、坂東三十三などと、その範囲を広げるのではないだろうか?と予想する。

いきなり、秩父三十四を巡る人は少ないでしょうね。武蔵野三十三も然りかな?

1300年前、西国三十三が草創され、次いで鎌倉時代に坂東三十三。そのすぐ後に秩父三十四が開創されたようだ。

観音さまは、33の姿に変えて各所に現れ衆生を救うと言われている。それにちなんで観音霊場は三十三札所となっている。西国も坂東も33だ。

だが秩父は34札所だ。

「日本百観音」にすべく、無理無理一つ増やして34にしたとしら?  どの観音さまが一人二役を担っているのかしら?

こんな疑問はおかしい?!か?

二役ではなく、33のお姿のうち、1つを2回ご登場願う?

いやいや、きっとこれも違うね、33は単なる数合わせみたいなもので、33の各寺に、33のお姿が割り振られているわけではない。

相当ややこしい、またも自分で何を言っているのか分からなくなってきた。

99? キリが悪いねぇ、え〜〜い! この際、百にしちまえ!

というのが本音で正解かも?

ワシ的には99の方が謎めいていて面白いのだが・・。

いずれにしても、この秩父34札所は、多くの人は西国、坂東を巡った後に巡礼し、百観音を結願、というパターンが一般的なのか?

ググれば理解できるページが出てくるかもしれないけどメンドーねっ!

 

2014年、江戸・坂東・鎌倉のそれぞれの三十三観音霊場は巡り終えていた。同じくに関東36不動も結願してた。

後はどこを巡ればいいのっ?

という中での秩父選択だった。

西国は遠いからボチボチ行ける時に行きましょう!

その前に秩父を巡ってもバチは当たらない!

 

始まりました、秩父三十四観音霊場巡礼!

3月初旬の秩父は残雪があった。数日前にかなり降ったのかも?

そしてこの年、秩父は午歳総開帳だった。

 

f:id:wave0131:20170808203211j:plain

f:id:wave0131:20170808203214j:plain

f:id:wave0131:20170808203213j:plain

f:id:wave0131:20170808203212j:plain

f:id:wave0131:20170808203215j:plain

f:id:wave0131:20170808203210j:plain

1番 誦経山 四萬部寺曹洞宗・埼玉県秩父市栃谷

 

女は北鎌倉に何を求めるのか?:御朱印:鎌倉三十三観音❹ 31番 浄智寺〜33番 円覚寺佛日庵

かつて、京都のある駅からタクシー運転手に

大原の三千院までお願いします!

と言って、開いたタクシードアから乗り込んだ男がいた。

タクシー運転手は饒舌だった。

「承知しました。大原ですねぇ。」「お客さん、大原も昔は静かで、いいトコだったんですがねぇ〜〜」「でも誰かが、しょうもない歌を作って、その歌が流行っちゃったもんだから、最近は女子供が大勢やって来るようになって、忙しくなったと言うか、ちょっとウルサイほどでかなんわ!」「お客さん知ってますよね、🎵きょうと おおはら さんぜんいん〜〜〜恋に疲れた〜〜〜」「そう、女ひとり、って歌ですけどねェ!?」

 

タクシーの後部座席で静かに運転手の話を聞いていた客は絶句しながらも

「んんん〜〜〜〜、そうかぁ! 聴いたことあるよ」

なんと、その客は偶然にも、あの永六輔だった。

お忍びで三千院へ度々出かけたという永六輔。作り話としても、有名な話だ。

三千院はコマソンを無料で創ってもらったようなものだ。

因みに、この歌は高山寺大覚寺も出てくるが、1番の三千院だけがメジャーになった。

それにしても、京都市は売り方がうまいのか、当時のJRがうまいのか「そうだ、京都に行こう!」と言うコピーは今も新鮮さを失わずに、しっかり生きている。タツローの「クリスマスイブ」もJRだ。どこか女心を揺さぶる共通点がある。

で、京都の観光客は圧倒的に女が多い。

この歌のお陰で、三千院には男一人で堂々と行けなくなっったかもしれない。何しろ「女ひとり」の寺だ。男同士も似合わない。カップルはOK! かな。

全ては、イメージづくられた!

女性に憧れを築きあげさせたのだ。

そうよ、わたしも、そんな不幸を抱えている女なのよ、だから「京都に行くの!」と言う女たちが、今の京の賑わいのハシリだったかもしれない。

 

では、

 北鎌倉の場合のイメージは誰が創った?

 

とっさに思い出すのは「グレープ」! 東慶寺を歌った 「縁切寺」だ。鎌倉の地名がたくさん出てくる。なんてこった!さだまさし?だ。

この年代には叙情的な歌がもてはやされた。特に失恋の予感や、崩壊した関係を表現したものが流行った。もちろん、今も失恋の曲はある。しかし、どこか違う!

今の20代の若者が聴いたら、アホみたいな歌詞が並ぶ。時代とともに全ては変化するわねぇ。

 

ということで、鎌倉三十三観音と、どこが関係あるの?

今ある鎌倉の姿を思うと、さだまさしの歌などヒットしなくとも、なるようにナッテいたことは間違いない。

 

今日も鎌倉、北鎌は、きっと女性たちで溢れてる。

 

f:id:wave0131:20170807203708j:plain

f:id:wave0131:20170807203709j:plain

f:id:wave0131:20170807203710j:plain

f:id:wave0131:20170807203711j:plain

f:id:wave0131:20170807203702j:plain

31番 金宝山 浄智寺臨済宗円覚寺派・神奈川県鎌倉市山ノ内

 

f:id:wave0131:20170807203712j:plain

f:id:wave0131:20170807203713j:plain

f:id:wave0131:20170807203714j:plain

f:id:wave0131:20170807203703j:plain

32番 松岡山 東慶寺臨済宗円覚寺派・神奈川県鎌倉市山ノ内

f:id:wave0131:20170807203707j:plain

f:id:wave0131:20170807203704j:plain

f:id:wave0131:20170807203705j:plain

f:id:wave0131:20170807203706j:plain

f:id:wave0131:20170807203701j:plain

33番 瑞鹿 山円覚寺 佛日庵・臨済宗円覚寺派大本山・神奈川県鎌倉市山ノ内