御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

星の数ほどある御朱印ブログとは異なるナナメで、ドクっぽくて、全く役に立たないブログをどこまで続けられることやら!

ニブイ感性なのか?ヒクイ完成度なのか?サイテーの映画だった : 御朱印 : 龍潭寺・井伊谷宮

今年のNHK大河ドラマは観てない。
これまでもNHK大河ドラマは数多く観てない。そもそも連続ドラマ自体苦手だ。1年間も続けて見ていられるほど悠長な人間ではない。一話完結ならば、3時間でも4時間でも厭わない。

だが、不覚にも昨年の真田丸は途中から見始め、最後まで観らされてしまった。
脚本三谷幸喜、堺、山本、草刈の面々では、初めから観るに耐えないと思っていた。
多くは知らなかった三谷の力を、過去の三谷脚本の「新選組」、この大河ドラマで自分の中で固めていた。三谷脚本、自分にとっては観るに値しないと。

真田丸も、また三谷か!と思った。さらにキャストは全て自分好みの役者ではなかった。山本も草刈も甘っちょろい!甘ったるい!!!観るに値しない!

ところが甘っちょろかったのは自分だった。
脚本家や役者を見る目がなかった。
真田丸の堺は置いておいて、草刈と山本はサイコーに魅力的な演技だった。
脚本は三谷の嫌いな癖部分も所々出てきたが、なんだ、こういう脚本も書けるではないか?!
全体的には脚本家としての三谷を見直したドラマだった。不覚にも三谷を高評価する結果となった。

そんなドラマで山本が演じた、苦悩の三成像を思い浮かべながら、映画「関ヶ原」を見に行った。
台風模様の天気でヒマだったからだ。

封切り後約1ヶ月。上映10分前のイクスピアリ、ガラガラだったが結局、シートは5割方埋まった。

10分ほどの予告編上映の後、本編が始まった。
15分後、隣の席に着いた熟年夫婦のオッさんがイビキをかきはじめ、連れ合いにこづかれてた。
おいおい、まだ始まったばかりなのに、これほど早くイビキをかきはじめた人を見たのは初めてだった。
退屈に感じるほど、まだ映画は進んでないわよ。思わずオッさんの顔を確かめたくなる、横目で。
30分後、映画の効果音の余りの増幅さに少しイラつく。
同じく、自分の耳が壊れたのか、賑やかな場面のセリフの半分は正確に聞き取れない。さらにイラつく。
1時間後、各役者は素晴らしい演技を見せている。
しかし、1時間30分後、関ヶ原の歴史的なあらすじを知らない人にとっては全く訳のわからない映画だと知る。
なんだ?!この進行方法は??
2時間後、関ヶ原合戦場面になる。
効果音は必要以上に爆発する。
もうシアターを出たくなった。
その間も、時々イビキが聞こえたオッさんの方が正解だった。

誰が主役かも分からない!
アクション映画? 歴史映画? 恋愛映画?
所詮、関ヶ原を2時間40分程で描き切るには無理がある。
だったら絞れ!と思った。関ヶ原に至る過程を描きたいのか、人を描きたいのか、自分の小さな脳では、全く理解不能。
良い映画を見た時の感動と余韻は一切なかった。

1,800円が18,000円に感じた。
300円なら観る価値はあるかも?

映画に罪はない。高評価をする人もいるのだから、個人的感想だ。不覚にも、こんな映画を選んだ自分の責任だ、感性がニブイかも?


同じく上映されてた「ダンケルク」を選ぶべきだったが、後のマツリ。

話のタネにはなる。
まだ観てない皆さんハリキッてシアターに向かって!!
感性は人それぞれ、良い部分を、完成度の高さを見つけて楽しんでください。
そうそう、司馬遼太郎にも見せたかった!!!

さて、今年は見ていない大河ドラマで賑わっている浜松市
龍潭寺井伊谷宮は人で溢れていた。
歴史は嫌いではないが、知識は少ない。

彦根は誰しも知っているが、井伊家と浜松の関係を知らなかった。
現地を訪れ、少し勉強してきました。
きっと直ぐ忘れるけど!

万松山 龍潭寺臨済宗妙心寺派
井伊谷宮
静岡県浜松市北区引佐町井伊谷

ちっちっち、ちちぶがイッパイ! ちちぶ観音?:御朱印:間々観音・若松観音

人口減、少子化対策子育て支援策、産休パパ、待機児童、1億総活躍プランなどなど、ここ数年、子供を育てる環境を整える掛け声が囂しい。

安倍も希望出生率1.8を目指しているようだが、この数値が達成されるか否か不明。

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結婚できない、経済的に子供をつくれないなど、真剣に悩んでいる人々の多いのも想像がつく。

格差もあるが、現代では子供をもうけて、育てていくには、全くもって相当困難な日本になってしまっているようだ。

「貧乏人の子だくさん」という言葉があった。「一人育てるのも二人育てるのも同じ」という意味の言葉もあった。全部死語だ。

産めよ増やせよ、の時代から70年前の戦後まで、4人の子供は当たり前、6人、8人兄弟も珍しくはなかったようだ。鼻水たらしても、ほっておいても子供は育った時代だ。今は、ほっておいたら虐待の範疇に入ってしまうかもしれない。犯罪「十分な食事を与えていない」!

 

なんとか結婚でき、やっと子供をもうけることができたとしても、心配事や思うように育てられない悩み事は尽きない。

生まれたばかりの赤ちゃんにも、母乳が良いのか、ミルクでも良いのか? そんな事さえネットで調べなければならない!

一人の人間を育てるということは、なんと大変なことか。我が子に無事大きく育って欲しいという願いは昔も今も変わらない。

子宝、子安を願う寺社が多数あるのも、救いを求め、その力にすがりたい女性たちが、親たちが昔から多いという証かもしれない。

 

ミルクなんてカタカナ商品のなかった時代は、お母さんのおっぱいが出なければ、赤ちゃんは死活問題だ。近所で一般人に乳母なんて都合の良い女性は滅多にいない。

山羊の乳など上等な方で、米のとぎ汁も飲ませていた。

それでも育ったようだ。

なのに、この飽食の時代に少子化問題は、解決の糸口も怪しく、問題が山積みだ。

 

そんな授乳ひとつにも心配な女性や親たちに信仰の厚い名古屋の寺。

寺側は真剣かもしれないが、この手水!

何も知らずに初めて目にした人は、オフザケとしか思えない。

目から水を出しているロボットのように見えた。

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しかし、当たり前だが、ここにお参りに来る人たちは、みな真剣である。

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奉納された絵馬もおっぱいを象っているが、そこに願われてる言葉は真剣さや、切羽詰まった事情もうかがえる。 

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飛車山 龍音寺(間々観音)・浄土宗・愛知県小牧市間々本町

 


山形のこの寺でも「おっぱい」と出会った。

何かの彫刻作品かと勘違いする在りようだが、オブジェの横に案内があった。

「子育てお乳さま」

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豊かな胸をうらやましく思う女性もいるかもしれないがが、乳首部分の色が剥げているように見えるのは、当初から? あるいは触れ過ぎ?

 

この寺からの遠景を目にすれば、きっと心も胸も解き放たれて、授乳が容易になるかも?

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江戸時代の温泉番付である「諸国温泉功能鑑」にも掲載されている銀山温泉は、ここからほど近い。子育ての疲れも癒してくれそうなノスタルジック温泉街。f:id:wave0131:20170915114823j:plain

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立山 若松寺・天台宗山形県天童市山元

 


千葉・木更津のこの寺の内部は、さながら昔、観光地にあった安手の秘宝館だ。

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寺の方針なのか、とにかくフザケて、仏っ徒んでいる。

展示物?に添えられている解説に、古めかしいユーモアが溢れている。
多くは夫婦和合とか子宝を願う対象のようだが、仏なのか神なのか?

何でもありのこの秘宝館?は、賛否両論だろうね。

坂東33の札所にしては、こなれ過ぎてている! もう一度ユックリ訪問してみようっと!

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高蔵寺(高倉観音)・千葉県木更津市

ここはフザケていない。

上記からの流れで、偶然、そう見えてしまうのもやむを得ないわね。

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もっとも名称を「乳鋲(ちびょう)」と言うそうだから、オッパイに見えて当たり前なのだ。

 

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徳一さんが開いた寺だが、住職不在で御朱印貰えず!

恵日寺・真言宗豊山派福島県耶麻郡磐梯町

いつも思う、この国に生を受け、生まれてきた子たちに幸いあれ。

古峯神社と天狗ブランド・ビーフジャーキーの無関係:御朱印:古峯神社

どこを訪れるにも多くの予備知識は持たないで行ってしまう。

どのみち1回こっきりの訪問では、寺社の隅々まで分かろうはずない。

見逃した場所、箇所があったとしても2度、3度、訪れれば良いのだと思っている。

しかし、遠いところは何回も訪れる機会は少ない。結局、肝心なところを見てこなかったり、素通りしてしまったりの、まんまだ。

 

古峯神社は正式名称「ふるみねじんじゃ」と呼ぶそうだが、足尾出身の知人の話では、子供の頃から親しみを込めて「こみねさん」と呼んでいるとか。

そして神社に隣接する庭園「古峯園」は「こほうえん」と案内されている。

呼び方が様々にあるという事は、それだけ歴史があり、大きな寺社だったり、有名だったりするという事なのだろう。

 

その「古峯園」は冬の雪が残っているせいか、休園だった。事前に調べて知っていれば、この時の訪問は延ばしていたかもしれない。

さらに、神社から山頂方面に車で少し行くと、日光開山の発祥の地という神秘的としか言いようのない「深山巴の宿」がある。知らなかった、行かなかった、後で知った。

ナンテコッタ! 失敗コイタ!

 

やはり、2度、3度、訪れるのが困難な寺社は、最低限の予備知識は得て訪れるべきだわね。

 

さて、見るべきもの、行くべきところの多くを逃した「こみねさん」です。

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ここの拝殿でお参りをしている人はほとんどなく、皆さん社殿内に入ってお参りです。

ワシの場合は、訳分からなく、ここでも手を合わせた。

そして社殿内へ。

まさに「天狗の社」だった。

 わしらが御朱印目当てに寺社巡りをして、天狗信仰なるものを知る前までの多くの人たちは、天狗といえば童話の世界だったはずだ。

わしに一番近かった天狗といえば、これだ。

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テングブランドの「ビーフジャーキー」。

とにかくウマイ! 米国の商品だろうが、他のブランドを圧倒している。

本国アメリカでも同ブランドで販売しているのか、なぜ「Tengu」ブランドなのかの詳細は知らない。天狗にしたのは日本への輸出用、海外向けブランドかもしれない。

しかし、ボンビーには高い! しかしウマイ!からタマに買ってしまう。 我が国の製品の味は足元にも及ばない。やはり本物「アメリカの味」だと、つくづく思うのがテングブランド。

 

情けないことに「天狗」について述べよ! という問題が出ても「ビーフジャーキー」を語るしかない! 童話は忘れてしまっている。

でも天狗は信仰対象であれ、宗教上であれ、いずれも想像的存在なのだ。

わが国民は想像力の豊かさと、信仰心の厚さで天狗様に感謝し続けてきたんだろうね。

そんな事が理解出来る前迄は、天狗はジャーキーだった。

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大天狗に烏天狗、そして屋根の上にも天狗。

 

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古峯神社・栃木県鹿沼市草久

 

この御朱印はお任せであった。

掲示してあるサンプル、10種類以上有りそうな中から選べるようだが、受付で「本社参拝は、何回目ですか」と聞かれた。初回である旨伝えると、2回目からは、幾つもある御朱印から選択できるが、初参拝の人は選べなく「お任せいただく」と言う。

2度目の参拝なら選べる?

好きにしてよ!

ワシの場合はアート的な御朱印目当てにやって来たのではない。

何しろ、限定御朱印を否定したいけど、ブーム的に許容するより他ない!と思ってる人間なのだから!

で、いただいたお任せ御朱印は、当たり前に一番シンプルな、描くのに時間的消耗の少ないパターンだ。

上等じゃないの!

ありがとうございました。

本当ならば、左ページイラスト無しで神社名のみの御朱印で良いのだ。

ワシは、それで十分。

ここの御朱印が、いつから、何故に、今の姿と種類になった??? のかしら。

天狗の鼻も、ビーフジャーキーより、人間臭さの臭いに、クンクンと更に長くなるか、曲がってしまうかも知れない。

 

それにしても天狗の御朱印に比べ、御朱印帳はいたってシンプル。この落差は歓迎。

御朱印帳まで派手なものになったら、天狗の鼻も、きっと落ちる、わね。

かつまた? 知ってるヨ! かつもと? 知らないわ!!:御朱印:誓願寺

東海道五十三次、20番目の宿が丸子。鞠子とも呼ぶらしい。

鞠子が正しく、丸子とも呼ぶ、というのが正しいのかもしれない。

広重とgoogleが共通の表現で「丸子」にグンバイとしましょう。f:id:wave0131:20170911201459j:plain

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しかし、小さな宿場だ。旧道を車で流すと、右に左に、案内所、本陣、広重が描いた、とろろ汁屋もアッと言う間に過ぎ去ってしまうわね。

 

宿場町として残っている、あるいは再現、整備された町を車で侵入するのが間違っている。基本は歩きでしか得るものはないはずだ。車を置いて、歩け!

まぁ、しかし時間がない。街道歩きに時間の多くを割く予定を立てていない。

雰囲気だけでも!と期待しても車では、まったくダメだった。

旧道沿いにちょっとした駐車場でもあれば止めようと視線を左右にウロウロさせるが、見つからないうちに宿場を過ぎてしまった。

 

御朱印収集人は、旧道歩き、街道歩きが好きではあっても、悲しいかな、その周りの寺社訪問を優先することになる。

 

少ない時間の中、優先したのが丸子宿のはずれにある、この寺。

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頼朝が建立、信玄が再建と伝えられている。

さらに豊臣家滅亡へと続く歴史の中にも関わってくる寺。

「国家安康」「君臣豊楽」

いわゆる「方広寺鐘銘事件」と言われる、家康の 陰謀によって豊臣側が振り回され、大阪冬の陣につながっていった。

事件の渦中、家康の誤解を解くための使者、片桐且元がここ誓願寺に滞在した。

 

そんな歴史ある寺だが、写真を見た通り訪問者とは出会わなかった。

ガラガラだわね。人がいない。

駐車場も境内も広いだけに、余計にヒッソリ感が増す。

観光寺でもないが、そこそこ有名な寺でも地方はいつも、こんな感じだ。

あれあれ、一組くらいいてくれない? 同好の趣味の方々?

 

且元の墓所が本堂裏手にある。

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且元の子供が建立されたと伝わっているが、もちろん、ここにも人の気配はなく、供花も、すっかり枯れきっていて、取り除かれてもいない。

ヒッソリ感と淋しげな様子が更に増すが、枯れてても花が供えられていたから忘れられていた訳ではなさそうだ。

 

昨年はNHK大河ドラマで登場人物となっていたから、この寺と墓を訪れる人も多かったかも知れない。

様々な人物評価のある「かつもと」、歴史上の人物の正確な人物像や人間性を捉えることは難しい。

一般的には今は「かつもと」より声が、ぎゃぁーぎゃぁーとウルサイ、TVタレントの「かつまた」の方が、きっと多くの人に名が知られている事が悲しいわね。

 

でも、人が永遠に眠るのには、時々人が訪れてくれるだけという、このくらいの静けさの中の方が安眠できるかも知れない。

特に戦国時代の武将は誰も忙しく、いつ寝首をかかれるかもしれないから、夜もおちおち眠っていられなかっただろうからねぇ!

かつまた君、じゃなかった、かつもと君、ぐっすりお休みなさいな!

 

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大鈩山 誓願寺臨済宗妙心寺派静岡市駿河区丸子

犬の伊勢参り! 金比羅さんにもワンコが?!:御朱印:金刀比羅宮

伊勢参りの犬は有名だ。

伊勢参り、お蔭参り、抜け参り、みな同じだが微妙に異なる表現がたくさんある。それだけ伊勢詣は大きな話題と、庶民のあこがれだったわけだ。

代参でワンコが往復何千キロも歩いて、お札をいただいて帰ってくる。

現実にあったとしても、まだ日本がおおらかで、のどかな時代だった時のメルヘンだ。

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「初めてのお使い」どころではない。

動物の帰巣本能はあると仮定しても、行った事のない、見当もつかない伊勢を目指さなければならない。

首に伊勢詣の木札をぶら下げているとしても、ワンコにしてみたら何とも心細い旅だったはず。アリガタイ事なのか、メイワクな事なのか、ワンコにもよく分からない。引き返したい気持ちを押し殺して主人のために出発する。

しかし、現在も四国に残っているお遍路さんに対する「お接待」のように、一目で伊勢参りの代参である姿をしていれば、ワンコは次々と施しを受けたり、人と同道したりして、伊勢にたどり着いた事だろう。

 

犬の代参は伊勢詣だけかと思ったら、金比羅詣もしていたようだ。

江戸時代「こんぴら狗」と呼ばれていたそうだ。

伊勢も金比羅も当初、犬は穢れとされており境内には入れなかったはずだが、代参と理解されるや、犬は境内に入る事を許されたようだ。

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江戸時代には、そんなハートウォームな出来事が話題となり、多数の目撃談が出たり、浮世絵などにも描かれている。

 

明治に入ってからは、この話はプツンと消えて無くなる。

飼い犬のシェアを洋犬が拡大し始めたせいか、日本人の犬の飼い方が変化したのか、はたまた整備された交通のせいか、定かでない。

 

東京区内に飼われている我が家のワンコなど、伊勢、四国は外国だ。

10km先の虎ノ門金毘羅宮さえも無理だ。

帰巣本能も、集合住宅の10階ともなると、帰ってくる事さえ怪しくなる情けなさだ。

何かのアクシデントで、我が家とは途方もない距離のある場所に置かれた犬が、何日も何週間もかけて、飼い主の家に戻ったという話は度々ニュースなどになる。

珍しい事だからこそニュースになる。現在の室内犬は、ちょっと目を離すと、即迷子犬となってしまうのも、やむをえない事かもしれない。

 

我が家のワンコの首には伊勢詣の木札ではなく、名前・住所・電話番号が記された札がぶら下がっている。

たまに人間にも同じような内容が記された札を、ぶら下げている人を目にする。超高齢化社会だ。

 

現代は我が家に帰ることさえ怪しい犬や人間が増え始めた、そんな時代?なのかしら?!

 

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金刀比羅宮・東京都港区虎ノ門

 

 

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金刀比羅宮香川県仲多度郡琴平町

そうだ京都へ行こう! どうだ? いや遠い! 秩父へ行こう!!:御朱印:秩父34観音❹/13番 慈眼寺〜20番 岩ノ上堂

正確には「そうだ京都、行こう。」だ。1993年から始めているJR東海のキャンペーン、キャッチコピー。

このコピーは効いたね。名コピーだ。

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京都が売れた影響力は、永六輔より大きいかも?

昨年からは「そうだ京都は今だ」になっているそうだが、未だ耳に、目に残っていない。

「今でしょ」じゃ軽い! 迷コピーだ。

 

しかし、いかんせん京都は東京からは遠い。距離も遠ければ、金銭的にも遠い。

日帰りは考えられない、1泊ももったいない、最低2泊したい。ビンボー症だ。

だが、いろいろ制約がある中、条件さえ合えば交通費とホテル2泊で2万円前後のものもあるが、ほとんどが飛行機利用だ。新幹線利用だと、3万円前後か?

さらに仕事を持っている人は週末や連休でないと予定が取れない。そうなると旅行代金も跳ね上がる。

この数値は交通費&宿泊費だけだ。3日間の飲食代が加わる。

さらに、さらに、ワシらには御朱印代、御朱印帳代は納得するとしても、拝観料が高い。800円なんて寺もあるが平均500円ほどだ。御朱印目当ての人は最低でも1寺1,000円前後置いてくる事になる。1寺で御朱印を4つも5つも戴いたら2,000円だ。

そうだ京都、遠い!

御朱印目当てで、東京からピストンで、何回も行けるところではないわ!

 

ピーピーで生活している者は、御朱印などに興味を抱かない方が賢明かもしれないが、同じ御朱印目当てで訪れる街、鎌倉・秩父は近い。

東京駅からの交通費も鎌倉は1,000円弱、秩父は最安ルートを辿れば1,150円。どちらも往復金額にしても大した金額ではない。ピストンで出かけたとしても苦にならない金額だ。

日光だと、もう少し必要になる。どんなに安いルートを探しても往復3,000円は下らない。

どれも安いルートを辿れば、乗り換え回数と時間を犠牲にすることになる。

 

それにしても、御朱印集めをしていると、東京に住んでいることに感謝すべきかも?

都内に御朱印がいただける寺社は数知れない。秩父、鎌倉、日光、どこも遠くない。

北海道や、東北北部、九州南部在住で御朱印趣味の人はどうするのよ?

「京都は遠い」なんて言ってられない。どこも遠いのだ。

 

地方の御朱印取集人は、秩父三十四札所を巡るには、よほどの覚悟が必要となる!?

定年退職後で、時間、経済面に恵まれた人で、西国33、東国33を巡り終え「百観音を目指す」という事ならば想像ができなくもない。

鎌倉なんて、とてもユックリしていられない。

頑張っても、東京に出てきたついでに1日費やすのが精一杯だろう。

 

東京在住の御朱印取集人は、恵まれている事と感じ、秩父巡りをすべきでしょうね。

 

明るいうちは蝉が鳴き、日が暮れれば、草むらから虫の音が聴こえる。誰もが今年は秋が早いように感じる。初秋の秩父は、きっと気持ち良く歩けるに違いない。

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13番の納経所で御朱印帳に綴じてある用紙を間違って、14番のページを渡してしまった。対応いただいたのは確か年配の女性だったと記憶。彼女もワシも気づかず、揮毫いただいて用紙を受け取った。

14番に行った時、なんてこった!

14番の用紙はすでに御朱印で埋まっているではないか!

アホだった。

幸い14番には差替え用の用紙がチャンと用意されていた。

そのまま先の札所に向かい、後日改めて13番の用紙に正しい?13番をいただいた。

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13番 旗下山 慈眼寺・曹洞宗・埼玉県秩父市東町

 

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14番 長岳山 今宮坊・臨済宗南禅寺派・埼玉県秩父市中町

 

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15番 母巣山 少林寺臨済宗建長寺派・埼玉県秩父市番場町

 

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16番 無量山 西光寺・真言宗豊山派・埼玉県秩父市中村町

 

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17番 実正山 定林寺・曹洞宗・埼玉県秩父市桜木町

 

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18番 白道山 神門寺・曹洞宗・埼玉県秩父市下宮地町

 

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19番 飛渕山 龍石寺・曹洞宗・埼玉県秩父市大畑町

 

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20番 法王山 岩之上堂・臨済宗南禅寺派・埼玉県秩父市寺尾

 

秩父は四季を通して楽しい。暑い夏も、極寒の冬も、それぞれ楽しみ方はある。

しかし、春と秋が一番である事は他の地と同じだ。

秋の七草を見つけながら、秩父路をゆっくり歩けたら、京都とは別なものを発見できる。

そうだ秩父、行こう。

山梨はブドウが弾ける、栗が爆ぜる! 信長も爆ぜた? :御朱印:恵林寺・本能寺

フルーツ王国、甲府の秋はブドウが弾けてる。

国道・街道沿いに、のぼりやカンバンが夥しい。桃はそろそろ終わり、今はブドウが真っ盛りだ。まだしばらくはぶどう狩りが楽しめるはずだ。

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そのあとはボジョレヌーボー。今年は11月16日(木)だそうだ。

ワインは好きだが、ヌーボーか古酒か全く分からない。1本500円のワインも、5,000円のワインも同じだ。ガブガブ飲む、プカプカに酔う。

 

少し先だが、そんな季節、11月には山梨の寺々も紅葉に包まれる。

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とはいうものの、甲斐の虎、信玄の菩提寺、ここ恵林寺は11月2日の写真。紅葉には少し早い? それとも常緑樹が多いのかな?

あまり魅力的な紅葉になってないわねぇ!

それにしても甲府の寺社は、その多くが武田家と関わる。歴史好きには魅力的な土地だ。

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再建されたものだが、有名なこの山門。

「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」の漢文が門の両サイドに掲げられている。

今からおよそ4、5百年前、天正10年4月3日に信長が爆ぜた!

敗れた武田軍が逃げ込んだ恵林寺は、織田軍の焼き討ちにあう。山門に閉じ込められ、焼き殺された数、100人とも、150人とも言われている。

🎶 A CHI CHI ACHI 燃えてるんだろうか・・・

郷ひろみに聞かなくとも、アツイに決まっている!

栗が焼かれて爆ぜるのとは違う。人が焼き殺されるほど残酷なものはない。

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乾徳山 恵林寺臨済宗妙心寺派山梨県甲州市塩山小屋敷

 

恵林寺が織田軍に焼き討ちにあった、わずか60日後、皮肉にも信長が火の中に没する。

因果応報?

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現在の本能寺は、このアーケードに入ると、すぐ左に門を構えている。

信長が襲われた当時の本能寺は、こことは異なる場所にあった。

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本䏻寺・法華宗本門流大本山京都市中京区下本能寺前町

本能寺ではなく「本寺」となっている。

何度も焼き討ちに会い、もう、ヒは去って欲しい、御免被りたい、という意味らしい。

光秀も、信長、勝頼もみんな、夢幻の如く去っていった。

 

昨夜はワインの飲み過ぎで爆ぜた。ブログ更新が遅れたが、誰も待っていないからヨシとするか!?  恐惶謹言。

般若心経を唱えるロボット、IT化・機械化の波? :御朱印:山口観音・日枝神社

般若心経を唱えるロボットのニュースを見た。「エンディング産業展」なるものらしい。

発音がイマイチで怪しい読経になっていた。ワロタ!

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しかしこのくらいで笑ってられない!

「畳の上で死にたい」が叶えられなかった方のためか? こんな棺もあるとか。和モダン?

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エンディング産業もさることながら、

寺社の IT化、自動化、機械化もめざましい。

かなり笑えるもの、ありがたさがこみ上げてきて涙もの、さまざまだ。

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「自動鐘つき機」

全国で1000カ所。どこの寺かは忘れたが、何年か前、初めてお会いした時は不気味だった。誰もいないのに鐘の音がして、突き棒が勝手に動いていたのだ。

 

上の写真は違うが、確かこの寺も「自動」だったはず。

古式蒼然が好きな者は、そんな箇所は写真も撮ってない。

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吾庵山 金乗院(山口観音)・真言宗豊山派

 

「自動搬送納骨堂」

墓地の代用だ。カードをかざせば、ホテル内のような参拝スペースまで遺骨収蔵厨子を運んできてくれるという、なんともありがたいシステム。

彼岸時などは、ラッシュアワーのように裏で遺骨が行き交っているんだろうね。遺骨も忙しく、落ち着いて眠っていられない。

 

「おみくじ自販機」

「センサー感知自動手水」

この2つは以前から、よく見かけるから慣れたものだ。おみくじや線香、ろうそくは自販機より、脇に料金箱が置いてあるのがほとんどだけど。

その昔「おみくじ」は寺社だけのものでなかった。レストランや「喫茶店」のテーブルの上に「おみくじ機」が置いてあった。

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いつからか、なぜか、オミクジは寺社の専売品になった。

寺社にこのルーレット「おみくじ機」を置いたらダメかしら? ルーレットがクルクル回って、観音様やお地蔵さんを描いたおみくじが飛び出す。とってもアリガタイ、と思うんだけど?!

 

御朱印・お守り券売機」

坂東33の星谷寺で初に面会した時にはメンクラッタ。

神仏を信じないわけではないが、神籤やお守りはイベントと思っているから、「売り方」にこだわらない。好きにしてください。

 

「電気式の線香やろうそく」

火事の心配が無用になるって事だわねぇ。LEDかしら? 香りと煙は?

寺社は火事で焼失、再建の連続、歴史だからねぇ!

 

「アマゾン坊主出前」

「お坊さん便」価格20,000円。なにおか言わんや!

 

 「坊主BAR」「坊主BAND」

music、酒好きだから、カンペキにユルス! 自動化、機械化とは違うか?

でも「煩悩カクテル」「煩悩ファンク」なんでもヤッテちょうーだい!

 

300年の歴史を持つ東京・築地にある寺は、ビルの3階まではテナント、4階から本堂があり、

「屋上に100基の墓地」

さらに鐘撞があり、もちろん鐘は機械式である。

 

 

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「塔婆プリンター」

あの長い塔婆に見事にプリントするのである。当然、梵字も、御首題もプリントできる?

 

世田谷区・妙法寺高さ8mの「おおくら大仏」は、

回転し、正面と背が入れ替わる。

「まわれ、ま〜われ、メリーゴーランド」久保田もお参りしたとか?

 昼間は大仏は本堂の方を向いており、夕方から朝までは世田谷通りの方を向いて、交通安全を祈願しているそうだ。 

 

 「厄祓いを動画で行うという神社」

どうなっているの?

 

インターネット寺院『彼岸寺』

こちらは、マジメな取り組みのようだ。

 

深川閻魔堂のエレクトリックエンマ」

愛嬌だね。

まったく話は変わるが、この寺、門前仲町の深川閻魔堂・法乗院の近く、葛西橋通り沿いに「こうかいぼう」というラーメン店がある。いつも長蛇の列! 絶対にこの話をしたいが長くなる、次回にしよう。

 

「お経もタブレットの文字を、指でなぞれば音声再生」

おいおい!? まさか坊主が使わないだろうねぇ?

 

「お賽銭も電子マネー対応」

 なんだってぇ?!  シャリ〜〜〜ン!!

 

そういえば、東京に

エスカレーターで境内に」

案内してくれる神社もある。

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日枝神社・東京都千代田区永田町

 

エレベーターもどこかの寺社にあるのかしら? 覚えは無いわねぇ。

 

イヤハヤ、なんなのだ!

元来「寺」は、その時代、時代の最先端の建築技術を取り入れてきた歴史を持っているから、新しいものを取り入れて行く姿勢は何ら不思議ではないかもしれない。

加えて現在は、住職や神職高齢化や、跡継ぎがいないという深刻な問題が最先端の技術を取り入れる理由の一つにもなっているそうだ。

しかし、どう見てもそういう先端的な技術を取りれている寺社は「裕福」そうな寺社ばかりだけど? そんな寺社なら後継者の問題もないはずだ。

自動鐘つき機を設置するのに、おおよそ百万円だとか。

 

後継者問題を抱えている寺社は、何ひとつ新しい技術的なものを取り入れられない経済的事情を持った寺社のはずだ。

「ALSOC? そんなものは知らん」「用は無い」と言う寺社もいっぱいある。

単純な事だ。寺社も格差なのだ。

変わっていくのはハード面がほとんどだが、技術面とは対極にある神仏の教え、それさえも流されていき、人が神仏と向き合う時、パワスポとか、サイバーとかで、ウスッぺらな対象になっていきそうな気がしないでもないね。

 

諸行無常、なんの不思議もない!か?

 

法要中にワンコが飛び込んできた!ペットは往生できるのか? 人間は?:御朱印:千葉厄除け不動 妙泉寺

肝炎のため、現世と決別するには少し早い年令で亡くなった身内の人間の法要だった。

寺本堂内で住職の読経が始まる。

参列者はそのお経を耳にし、神妙に頭を垂れる。

道路から少し奥まった寺の本堂は騒音も無く、静謐な中にも読経だけが声高に響く。

カサ、カサ、カサッ、ザーッ!!

その厳粛さを破る、忙しげな異音が堂内に響いた! 

なんなんだっ?

読経中の真言宗大谷派の住職が一瞬振り返った。

その時、住職の膝下にワンコが畳の上を滑り込んできた。

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読経中にもかかわらず住職は怒った。

「すぐ、外に出しなさい!」

怒りの言葉は、その一言で、また読経が続けられた。

 

ワンコに罪はなかった。

ファミリーが法要に出かける中、一人、いや一匹残すのは忍びなく、頼まれもしないのに車に乗せ一緒に連れて行った。

寺に着いた。暑い日は車内に残すことはしない。

外に出す。外は蚊がいる、ワンコにとってもヤバイ!

本堂内の靴脱ぎ場にリードで留め置いた。

 

決して吠えない、決して噛まないワンコだ。しかし、ダッソーはダイスキだ。

甘かった!! 失態だった! リードの緩い結きを振り切った。大脱走が始まった!

玄関を駆け上がり、静粛な読経の中、ファミリーを探したかったのか、堂内を駆けずり回り、なぜか住職の膝下で急ブレーキ! 畳だ、

ザッ、ザーッ!! ザッ。

 

住職の声が轟いた! 喝ーーーーーーツ!

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シュン!!!!!

 

本人、いや本犬も、飼い主も大反省であった。

 

いまは寺社がペットに対応するスタイルは様々だ。

 

基本的に神社は神域に動物の進入を拒否する。

 

しかし例外神社も多い。

犬は安産、多産だから安産祈願、繁栄の商売繁盛などのご利益があると言われている。

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東京多摩の御岳神社などは、

盗難除け・魔除けの神「大口真神」は江戸の昔から「おいぬ様」として親しまれ、広く信仰されてきました。

とかで、ワンコの祈祷もしてくれるようだ。

 

市ヶ谷の亀岡八幡宮などは、

ペットの初詣は当たり前、七五三や成人式まで執り行う

とか。

ペットの成人式は何歳で行うのか? やり過ぎでは?と疑問にも思うが、まぁ、微笑ましいという事にしておきましょう。

 

もともと神社には狛犬がいる。鹿もいる、蛇もいる、牛、狐、馬、鶏、龍、亀、鯉、鶴、鳩もいる。

ほとんどすべての動物がなんらかの形で関わっていると言っても過言でないな。

直接に神であったり、神の使いであったり、想像上の動物であったりとするが、本来すこぶる動物と相性が良いのでは?

 

寺も宗派により様々な解釈があるようだ。

 

この寺院は境内に脚を踏み入れる前の、寺の周辺に近寄った時から動物に対するジューナン性を感じた。

表現によってはショーバイ性と言う人もいる。

 

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関叡山 妙泉寺(千葉厄除け不動)・天台宗・千葉県東金市山田

 

天台宗では「山川草木悉皆成仏」といって、「動物、植物でも命あるものはすべて成仏する」との教えがあるそうだから、ショーバイっ気ヌキでの考えなのでしょうねぇ。

 

ともかく、昨今のペットは家族同様に大切、いやそれ以上に、かけがえの無い存在だという人も増え、そんな事情を考慮し、柔軟な解釈で犬猫を受け入れ、祈祷・供養の対象として受け容れる寺社も多くなったのでしょう。

ペット産業は今や1兆4000億市場らしいから、寺社側の事情もあっての、やむなく寛容になった寺社もあるかもしれない。

もっとも、ペットの初七日、四十九日、一周忌とかも行われる事を見聞きすると、やはり首を傾げざるをえない。

やはり、ホドホドが納得しやすいのだが、昨今「ほどほど」なるものもが常に変化して、どこまでが「ほどほど」なのかわからなくなってきた。

 

いずれにしても、仏教では犬や猫は畜生だ、一度落ちるとなかなか抜け出すことができない六道のひとつ畜生道

動物の身のままでは念仏を唱えることができないわけだから、犬や猫はそのままでは極楽往生できない。

もちろん成仏するのは人に限られた事なので、動物は成仏できない。 

いやいや、そうではない!

などと、仏教界でも犬猫が「極楽往生」できるか否か、真剣に論議されているそうだ。

 

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人のほとんどは、自分が地獄か極楽かの崖っぷちに立っているのに、犬猫の心配なんかしてられない!

 

かけがえの無いペットを飼っている人にとっては、そのペットが次に人間に生まれ変わってくるように神仏にお願いする事は出来るわね。

人間に生まれる事が幸か不幸か、わからない世の中だから、犬猫にしてみたら

「大きなお世話」

かもしれない。

秩父路はすべて山の中、闇の中!?:御朱印:秩父34観音❸/7番 法長寺〜12番 野坂寺

秩父路は、すべて山の中である」

どこかで聞いたような言葉だ。

 

木曽の山の奥深さとは比ぶべくもないが、秩父もやはり、すべて山の中だ。

google mapを航空写真に切り替えれば、秩父がすべて山の中であることが理解できる。

木曽と違うのは、交通網の違いか?。

木曽は周囲に大きな街が無く、メインの道路が別に出来て、鉄道も通らない。街も大きく移り変わることなく妻籠、馬籠がそのまま残った。

秩父は周囲の大きな街に距離的には近い。国道と鉄道とも結ばれているから秩父の街も変化・発展していった。

しかし、やはり山中だ。20世紀末に山梨県との県境の雁坂トンネルが出来るまでは、ドンヅマリだった。

雁坂峠を超える登山道が、なんと! 国道に指定されていた。

そんな環境が幸いしたのと、四方を山に囲まれていることから、東京近郊で最も自然豊かなのだろうか。

すこし気が早いが、今年も秋が深まれば確実に秩父の自然は真っ赤に染まる。

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東京と接している千葉・埼玉・神奈川の中でも自然を一番多く残しているのが秩父のように思う。

千葉県は標高の高い山が無い。一番高くても500mも無い。同じ豊かさを持った自然でも複雑さと厚みが少ない。

神奈川は東海道という大動脈のせいで、開発が進んだ。残っている主な自然は丹沢周辺と完璧に観光化された箱根周辺くらいか?

 

関越自動車道から秩父へ向かう道は、一年を通して観光客で混雑する長瀞を通らずにショートカットできる有料道路ができた。

山梨県側からもトンネルができ、最短で秩父に入れるようになった。

観光客は当たり前だが、地元の人々にも便利になったことは間違いない。

しかし、秩父の人口は年々、1,000人ずつ減っている。

5年後には6万人を割ってしまう予想がある。東京ドーム1杯分の収容人数と大して変わらなくなってしまう。

人口減は秩父に限ったことではないにしても、秩父三十四札所は檀家寺としても機能している寺がほとんどの筈だから、心細いばかりだろうね。

 

いったい、秩父三十四札所を巡る人の数は年間でどの程度あるのだろう?

ググってみても、なかなか出てこない。

一つだけ見つけたが10年以上前のデータで、平均、年間3約万人弱、だが開帳の年は一気に数倍に跳ね上がる。

現在の巡礼者数データは見つからないが、代わりに秩父周辺の年間観光客数を調べて見ると、2011年から2015年の5年間で百万人以上増えて、約9百30万人。

この観光客数の一気な増え方は、御朱印ブームの巡礼者も相当貢献しているものと予想できる。

年間3万人弱だった10年以上前の巡礼者数は現在では、おそらく倍増しているのではないか?

檀家数は減る一方だったが、巡礼者数は増えた。

御朱印代300円として巡礼者数が年間3万人だと、9,000,000円。ブームで倍増して6万人だと18,000,000円。

この数字にするには、365日、毎日200近くの御朱印を書かなければならない。手が何らかの障害を持つ事になるわね。

ゲスの勘ぐりだ! 寺の金勘定をしても始まらないわ。

しかし、檀家数は減っても巡礼者数を維持できれば、寺も維持できる?

無理じゃない?!

御朱印ブームの巡礼者は1度巡ったら、2度目、3度目巡礼することは滅多にない。

無住も含めて日本中の寺社は16万以上もある。たとえ常駐者がいる寺社が1、2割としても1万、2万の寺社が集印者を待っている。新たな御朱印を求めるため、新たな寺社を巡ることに力が入り、集印済みの寺社を再び巡っている余裕など皆無なのだ。

ブームがブームでなくなり、常態化すれば ある程度の数字は確保できるのか?

そんなつまらない事を思わなくとも、西暦1234年に開創された秩父札所は、800年も維持され続けてきた。

どんなに街が変わり、人が変わり、暮らしが変わっても、札所は、我関せず、時代とともに変化しながら、あり続けるかも?!

10年後、50年後、100年後の札所のあり様を、誰か予想してくれぇ!

貧弱な見識と想像力では、小さな脳にターボチャージしても、答えは

「すべて山の中」「すべて闇の中」迷宮だ!

秩父7番から12番は街中を離れ、のんびりした田園風景の中を行く。丘陵の寺、山を背後に抱えた寺、その姿は様々で楽しい。

草木が芽吹く春が一番巡礼者が多い。その草木、花たちが、しばし休みに入る秋も、春に次いで巡礼者の多くなる季節だ。

 

狂喜の夏が終わる。「小さい秋」でも「大きい秋」でも、自分だけの秋を、秩父で見つけてくれぃ!

秩父は間違いなく、いつでも、誰でも「待っていてくれる」ヨ!

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7番 青苔山 法長寺・曹洞宗・埼玉県秩父郡横瀬町

 

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8番 清泰山 西善寺・臨済宗南禅寺派・埼玉県秩父郡横瀬町

 

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9番 明星山 明智寺・臨済宗南禅寺派・埼玉県秩父郡横瀬町

 

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10番 萬松山 大慈寺曹洞宗・埼玉県秩父郡横瀬町

 

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11番 南石山 常楽寺曹洞宗・埼玉県秩父市熊木町

 

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12番 仏道山 野坂寺・臨済宗南禅寺派・埼玉県秩父市野坂町