▼筑波山神社の御朱印。(茨城県つくば市筑波1)
今でも条件が整うと、東京から富士山を度々見る事ができまする。
江戸時代は少し高台なら、当たり前に富士山が見えました。
だから東京中のあちらこちらに富士見坂の名が残ります。
広重の江戸名所百景には富士山が描かれていますが、
茨城県・筑波山のツインピークスも沢山描かれています。
大きく遮るものが無い場所では筑波山も遠望できたのでしょう。
もちろん空気も現在より澄んでいたに違いありません。
今私たちの住む東京都心部からは、筑波山は決して見る事は出来ないでしょう。
逆に少し距離は遠くなっても、東京郊外からならば見えるかもしれません。
都心から富士は見えても筑波山は見えません。
それぞれの標高が違い、仰角が違います。
仰角の低い筑波山見るのに遮るものがなかったのでしょう、江戸時代は。
待てよ、東京からは見えないと言ったけど、スカイツリーや東京タワーなどに登れば見えるかな!?
仰角を調整です。冬の晴天ならOKでしょうね。
で、900m弱の標高の筑波山は、
山頂は麓より5℃低いそうです。
体感的には東京と比較したら、もっと低いはずです。
▼神社は山麓にあります。坂東25番、大御堂からも徒歩ですぐ。
ここはまだ暑いから山頂まで登ります。
車以外ならケーブルカーがあって、ロープウェイもあるが神社からは距離があります。
山頂のケーブルカー駅、駐車場から2つのピークを巡る登山道があります。
登山と言っても、スニーカーで充分、わずかな時間でピークを巡れます。
それぞれのピークに男体山本殿と女体山本殿が鎮座します。
山頂からは関東平野が一望できる。条件が良ければスカイツリーも確認できる。
さて、麓より4、5℃低い温度、体感温度はどのくらいか? 涼しいか? 皆さん自身の身体でお確かめを!
ここまで登らなくても、麓の神社でそれぞれの御朱印はいただけますが、意味ない。
例によって、山頂本殿に参拝もせず4、5種類ある御朱印を「全部くれ」と言うコレクターもいるとか。勝手にしなさい。
お土産にガマの油でも買って、オデコに塗っていただきたい。
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現在、ここでは大黒天の御朱印もいただけるようだ。
境内の聖徳殿にもお参りすれば、2つの御朱印をいただいて結構。
三大稲荷のひとつ、笠間稲荷へは車なら筑波山からもすぐ。
茨城県では初詣数No.1。
短いけど仲見世のレトロ感が楽しい。
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この方面に来たら、趣きのある茅葺の隋神門が迎えてくれる、石岡のこの神社にもご挨拶すべきでしょう。
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▼浄瑠璃山 常陸国分寺の御朱印。(真言宗智山派/茨城県石岡市府)
日付もないけど、よろしかったら、ついでにどうぞ。