▼佛法山 一乗院 東漸寺の御朱印です。(浄土宗・)
2013年にいただいた「惧会一処(くえいっしょ)」の筆書きは、当時では本尊や宗祖の墨書き御朱印が多い中、なかなか珍しいものでした。
「惧にひとつ処で会う」と解釈するそうです。
浄土で阿弥陀さまにまた会えると言う意味とか。
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車なら、松戸の御朱印定番コースになっている本土寺から数分です。
▼山門をくぐって振り返りました。とても気持ちの良い新緑の石畳参道です。
青紅葉で覆われている参道ですので、紅葉の時期はさぞかしと思われますが、新緑も同じように見事な姿をしています。
東漸寺は江戸時代の関東十八檀林に数えられます。
仏教の大学とも言えるので、堂宇の数も多く境内は広い有名寺院が多い中で、どこか境内の様子が似たところがあります。
それはやはり石畳の長い参道かもしれません。
ここは浄土宗の寺ですが、宗派が違ってもやはり檀林はあり、文京区の吉祥寺は曹洞宗の檀林です。
そして吉祥寺も山門をくぐると石畳の長い参道が続きます。この寺と似ています。
▼仁王門。
▼掲げられていた扁額は読み取れません。東漸寺の山号は「佛法山」ですが・・・。
500年以上の歴史を持つと伝わる名刹の門を初夏の風が通り過ぎていきます。
▼本堂の額は院号の「一乗院」でしょうか? その奥は「法王殿」。
「法王」はローマ教皇ではありません。
本堂始め現在の堂宇はすべて再建されたものだそうです。
紅葉の他にじだれ桜も見事だそうですので、時期を選んで訪問しましょう。