常盤ではなく、常磐の「ときわじんじゃ」です。
「東湖神社」の御朱印も一緒にいただきましたが、
日付が一つしかないので見開き扱いの御朱印となるのでしょう。
おなじみ「葵紋」と神社印だけの簡潔な御朱印です。
言い換えると「そっけない」とも言います。
2021年現在は「簡潔さ」に、少しだけ「イロ」のついた御朱印がいただけるようです。
福島白河に「南湖神社」があります。
「南湖」という湖のほとりに鎮座する神社です。
「東湖神社」の南にも水戸市民の憩いの場でもある「千波湖」があり、その湖の一部を指す「東湖」かと勝手に判断していたら、
とんでもないことで
その名前しか知識のない水戸学の学者ですが、地元の人には有名かもしれませんが、一般的には知名度の低い人物でしょう。
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しかし、偕楽園は入園料を徴収しますが、常磐神社は当然拝観料 「¥ 0」です。
ですので偕楽園とは敷地が区切られています。
偕楽園の入園料も観梅期間を除いては「県民は無料」だそうです。
ディズニーが「県民は無料」もしくは「市民は無料」になる日を設けたら、
千葉や浦安に転居する人が大勢出てくる事でしょう。あり得ませんが・・。
常磐神社は明治に入って、元水戸藩士が徳川光圀と斉昭の徳を慕って偕楽園内に祠が建てられたのが始めです。
▼光圀である黄門さんの像は水戸駅前を始め、あちらこちらで見かけられます。
常磐(常盤、ときわ)とは永久不変な岩の事を指して、
「常磐木(ときわぎ)」は、冬でも緑色のままの常緑樹を指します。
「常磐色」という日本の色名は濃い緑です。
また、常磐(ときわ、じょうばん)は常陸国と磐城国にあたる地域をも指します。
そういえば「常磐津」という三味線の引き語りもありました。
「常盤御前(ときわごぜん)」は「盤」の文字を用いるようです。
ということで何でもありの「ときわ」です。
そんな常磐の意味から同名の「常磐神社」が全国に広がっているものと思いましたが、そうでもなく、ほぼここ水戸だけのようです。
ですが、
▼千葉県の船橋大神宮には境内に立派な「常磐神社」があります。
前述のように光圀と斉昭とを祭神とします。
▼こうもんさまと、なりあきさまに挨拶を申し上げましょう。
「藩祖」を祭神とする神社は全国に多数あります。
そのほとんどが近代に創建されたもので、江戸末期から明治にかけて藩祖を祀ることが流行したそうです。
藩祖=戦国武将と言っても間違いではないでしょう。
ですので、有名武将はほとんどが祭神となって神社に祀られている事になります。
▼「稲荷神社」は昭和に入ってからの創建です。
▼「三木神社」は水戸藩家老の三木之次を祀るそうです。
常磐神社への参拝は2013年。本ブログ「創建」前です。
まだまだ御朱印をいただくのが精一杯の頃。
と言うより、ほぼ御朱印をいただくことだけが主目的だったような頃の訪問で、いろんな視点から寺社を見られませんでした。
再訪問の上、ブログ記事にしようと思っていましたが、それもなかなか叶わず、とりあえず今回記事にしてみました。
ぜひ再訪して、改めて記事にしてみたいものです。