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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

天王寺 谷中七福神の御朱印④(東京・台東区)〜行列必至を覚悟の毘沙門堂

▼護国山 尊重院 天王寺御朱印。(天台宗/東京都台東区谷中7-14-8)f:id:wave0131:20201223190403j:plain

天王谷中七福神毘沙門天」の御朱印f:id:wave0131:20201215203153j:plain

天王本尊「阿弥陀如来」の御朱印も問題なくいただけました。f:id:wave0131:20201215203157j:plain

天王谷中七福神毘沙門天」の御朱印。(2012年)

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御朱印受付は境内右手にあります。

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東覚寺青雲寺修正院→天王寺と進んできました。

通常の谷中七福神紹介は修正院→長安寺→天王寺とされていますが、

修正院→天王寺長安で回っています。

どちらが先でも時間的な大きな違いはないでしょう。

 

▼谷中の「夕焼けだんだん」から南に進むと住宅街の中に「朝倉彫塑館」があります。

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朝倉文夫のアトリエ兼住居を改装した美術館です。

時間と興味ある人は500円を支払って寄って鑑賞ください。

▼こんな通りを進みます。

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▼薬膳カレー「じねんじょ」は古くからあります。

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薬草・生薬の具材を売り物にしている本格的薬膳カレーがいただけるとのことです。

谷中にチェーンのファストフード店などはありません。

谷中銀座周辺ではコンビニさえも簡単には見つけかりません。

古くからの住宅街からポツポツと店舗に変えわって言ったようなイメージで

▼小さな個人店が多く、谷中らしさを演出しています。

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そんな道をまっすぐ進めば「長安」に近づきますが、

▼左折して広大な「谷中霊園」の中をジグザグに「天王寺」方面を目指します。f:id:wave0131:20201223190430j:plain

有名人の墓も無視して、ドンドン進みむと、

▼車の通らない広い通りに出ます。春には桜の花がトンネルを作ります。

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昔日の春、行き先を告げずにある人とここの桜を見に来たら

お墓のサクラはイヤだ!」と言われました。回れ右して騒々しい上野公園に向かった事がありました。

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▼その桜並木を北へ、突き当たりが「天王寺」です。f:id:wave0131:20201223190540j:plain

▼夏の門前はこんな感じで穏やかです。f:id:wave0131:20201228203742j:plain

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▼山門前に人力車が止まっていました。谷中にも人力車屋さんがあるようです。

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▼露座の釈迦如来像は、かつては「天王寺大仏」として親しまれていましたが、正月の主役ではありません。f:id:wave0131:20201223190443j:plain

江戸時代には多くの寺社で「宝くじ」が売り出されました。

当時は「富くじ」と呼んでましたが、目黒不動湯島天神と並んで天王寺「江戸の三富」と呼ばれ賑わっていたそうです。

 

▼夏などの普段は全く静かな寺です。

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▼正月は境内で一休みの参拝者が多数見受けられます。f:id:wave0131:20201223190448j:plain

開山は遠く1274年。江戸初期には不受不施派日蓮宗でしたが、

弾圧により天台宗に改宗させられています。

当時の本尊 日蓮祖師像は同じ谷中の「瑞輪寺」に移されたそうです。

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▼普段は扉が閉められている本堂内は明かりが少なく、本尊と思われる阿弥陀如来はフォーカスできませんでした。

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▼正月の主役は「毘沙門堂」。1月9日でこの行列は覚悟の上です。

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当然、1月の日にちが浅いと列は長くなります。

1組ずつの参拝に忍耐強く順番を待ちましょう。

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毘沙門天は、武神の持国天増長天広目天多聞天の四天王の一尊であるのですが、

毘沙門天多聞天が同じである事になかなか馴染めません。

仏や神の名前には別名や通称などが多く、幾つもある名が同一であることに気付くには時間がかかります。

 

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かつては、将軍 家光や春日局に庇護を受けて、大きな大きな寺だった姿は、

幕末の「上野戦争」、その後の「谷中五重塔放火心中事件」などで伽藍をすべて焼失しています。

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谷中七福神の7つの寺の中でも、大きく長い、興味深いヒストーリーを持つ寺です。

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