▼高靇神社の御朱印。右ページは直書き、左は別紙が貼られて戻されました。
▼高靇神社の御朱印。こちらは書置き。
書置きは印刷物に、中央の流れる一筆書きだけ筆書きされていました。
▼御朱印はこの授与所でいただけます。
▼サンプルが案内されています。恐ろしい事に2500円という数字もありました。
▼神社名の印は直書きしていただいたので「先着10名」以内だったのでしょうか?
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▼googlemap には直接には神社の名称が出てきませんでした。
map をググッと拡大すると、やっと「たかお神社」の小さな文字が確認できました。
googlemap では時々そんな箇所に出会います。
神社より寺院の場合が多いかもしれませんが、
建物の形は表示されているにもかかわらず、どんなに拡大しても名称が一切出てこない寺院もあります。
google 側の掌握の有無の問題なのでしょうか?
詳しくないので分かりませんが・・・。
高靇神社は googlemap でそんな扱いなので当然神社のオリジナルHPもありません。
ところが、用意されていた由緒書きをいただいてくるのを忘れました。
▼交通量の多い県道沿いに鳥居が建ちます。
それにしても「高靇神社」、一般の人は読めるのでしょうか?
「靇」なんて文字は初めて目にしました。読めるわけありません!
「雨」と「龍」にお分解してみればそんなに難しい字じゃなく書けます。
でも一つになると「靇」、もうお手上げです、読めません。
wiki さんに助けを求めました。
淤加美神(おかみのかみ)、または龗神(おかみのかみ、■神)は、日本神話に登場する神である。
なるほど、「靇」一文字でも「おかみ」と読むそうです。
八百万の神様の名前ならば、さっぱり分からないわけです。
何にしても「たかおじんじゃ」ですが、
読みだけを耳で聞いていると「高尾神社」の文字しか思い浮かびません。
東京の「高尾山」に「高尾神社」はありません。
広島の呉市には「高尾神社」が見つかります。
そして「高尾神社」ではない「高靇神社」は、
wiki によれば全国に20社以上あるそうです。
その読みも「たかおじんじゃ」「たかおかみじんじゃ」「たかおがみじんじゃ」
と様々です。
やはり神社名と神の名称は、凡人にはどうにも難しくて、間違って覚えているものも少なくありません。
▼狛犬たちはヒシャゲ顔の愛嬌のある面構えです。
かなり劣化してるように見えますが、
神社自体が、明治時代この地域が開墾されてできた五香六実村の鎮守として創建されたそうなので、狛犬も明治以降の建立でしょう。
石の建造物は、その素材次第で風化などの損傷速度が異なるのでしょう。
▼手水舎は拝殿手前にあります。
▼11月15日過ぎでしたが、3連休ですので、まだ七五三の参拝の方々が大勢でした。
大人たちは写真を撮るのに一生懸命で、子供達に様々なポーズをとらせています。
そんなこどもは子供で、ポーズをとるのにも慣れたもので、進んでいろんなポーズをとります。
一世代前の子供たちは、まだそんなに多くのポーズを取らなかったように思います。
大人も子供も変化していくのは当たり前ですが・・・。
神社の祭神も wiki から
最初は雨乞いのため出雲大社の龍蛇神を祀っていたが、その後に高靇命と日本武尊も祀るようになり、1879年(明治12年)に「髙靇神社」として成立した。社名は祭神の高靇命に由来する。
▼鳥居に巻きつくように彫られていることの多い「龍蛇神」ですが、
この神社では昇竜・降龍が一対の石の彫物として拝殿前に立っています。
▼黒すぎる石灯篭が一つ。戦火にでも晒されたのかもしれません。
▼社殿は近年に再建されたようで、本殿も真新しい覆屋で守られているようです。
▼出羽三山と天照大神の石碑です。山形と伊勢神宮への参拝記念でしょう。
千葉県は月山信仰が多く見られますが、
東京に入ると富士信仰が多くなるように感じます。
▼この神社で一番関心をもたらされました。境内社ではありません。
▼隣の石碑に「南無大師遍照金剛」。弘法大師が祀られているようです。
神仏習合時代の明確な名残です。小さなお堂ですが、彫り物の趣向は見事です。
▼墨文字が薄くなって、何が書かれているか分かりません。御詠歌かもしれません。
▼こちらは「准四国第三十二番・・・」。
当地域に「新四国霊場」が存在したのでしょう。
▼見事な神輿の「ショーケース」です。
▼このような形の総ガラス張りの神輿庫は見たことがありません。
▼この日は参拝者が絶えませんでした。
一対の「力石」も、一つは相当黒ずんでいていかにも重そうでした。
▼駐車場脇に柑橘系の木がたくさん実をつけています。この時期だと「ゆず」?
「ゆず」だとしたら、もうあと1ヶ月もしないうちに冬至です。
訪問時の境内は11月にしてはとても暖かでした。
しかし、この神社の境内にも木枯らしが吹く季節は遠くないでしょう。