▼田出宇賀神社の御朱印です。(福島県南会津郡南会津町田島宮本甲629)
神社名を知らなければ読み取れない御朱印です。
しかし落ち着いて、一文字、一文字を区切っていけば読める可能性が出てくる、素晴らしい筆書きです。
神社の読みもちょっと難しく「たでうがじんじゃ」です。そのままですが.
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▼田出宇賀神社は会津鉄道「会津田島駅」から1km弱になります。
▼雨の「会津田島駅」。
神社の住所は福島県ですが、その中でも「会津地方」になります。
▼福島県というのは県域で大きく「会津」「中通り」「浜通り」の3つの地方に分けられます。 (写真は「なるほど福島」)
実はそんなん事は知らなかったのですが、
2011年の東日本大震災以来は地震速報で度々耳にするようになって初めて知りました。
それまでは「浜通り」って、どこの通り? どこのストリート?
と不思議に思っていました。
東京都が「東京都区部」「多摩地域」「東京都島嶼部」に大きく区分されるのと同じような分け方なのでしょう。
▼会津地方は右を向いても左を向いても「山」が目に入ってきます。
神社のオリジナルHPはなさそうなので wiki からの引用です。
昔、この地の田んぼの中に小島があり、その中の泉から神が出現したことから、町の名を「田島」と改めたと言い伝えられており、この田ノ神を「宇迦之御魂命」と崇め、田出宇賀大明神と称して町の鎮守の神とされた。
端的で分かりやすい説明ですので、神社についてはこれ以上不要でしょうが、
創建は不詳のようです。
神社は数日後に控えた、重要無形民俗文化財とされる「会津田島 祗園祭」の準備などで忙しそうだったところ御朱印対応いただきました。
「会津田島 祗園祭」は京都祇園祭をはじめ日本三大祇園祭の一つに数えられるそうです。
もっとも京都八坂神社以外は候補神社がいくつもあるそうです。
雨が上がった境内はシットリ落ち着いていましたが、他の参拝者は見受けられませんでした。
田島には知人の親戚があり、過去に知人とともに3人で1泊させていただいたことがあります。
GW期間で高速利用でも東京から8時間近くかかってヘトヘトになりました。
その家の裏を流れる「阿賀川」の水が冷たかったこと、
また知人の親戚宅で奥さんの手作りご飯をご馳走いただいて、
山菜の天ぷらがメチャ美味しかったことや、
他にも山菜以上に少しニガイ出来事もありましたが、
どれもしっかり記憶に残っている田島です。
そんな思い出の町に鎮座する神社ですが、御朱印巡りのこの時は一人。
友人との旅、1人の旅、それぞれの良さがありますが、
御朱印目的の旅は、やはり一人が性に合っているようです。
▼社殿は「田出宇賀神社」と「熊野神社」の2社が同居されていました。
ここの神社の場合は一人でなく、社も祭神も複数でした。