▼白山本宮 加賀一ノ宮 白山比咩神社の御朱印です。(石川県白山市三宮町)
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北陸3日目の朝、
▼加賀国一宮「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」に向かいます。
▼北参道、南参道もあるけど表参道から境内へ。
▼何処かを思い出しそうなデジャヴな、ため息が出そうなイイ感じの参道。
▼800歳。現代の人間10人分、10世代分生きています。高さ42mだって!
▼二の鳥居。
▼三の鳥居。
▼大けやき。推定、1000歳。1000年も世のウツロイを見られたら楽しいかも。
▼荒御前神社。神門の傍に鎮座する境内摂社。
▼神門。
▼拝殿。ここに来られたことを感謝です。
霊山 白山山頂の奥宮は1300年前に泰澄により創建され、仏教と結び付けられたようです。この地域の寺社では泰澄の名は頻繁に出てきます。
越前に生まれた泰澄は「越(こし)の大徳」と呼ばれ、この地域がホームグランド!
で、この神社も前々回の記事「平泉寺白山神社」同様、白山を御神体としています。
神社自体の創建は崇神天皇の時代と伝えられているから、何と日本書紀・古事記の世界、神代の時代です。
ピンとこないけど、とんでもなく遠い昔ということ。
白山比咩神社から、とんでもなく近い所の次の神社に移動。歩いても行けるそうですが車。
▼金劔宮。ここも創建は崇神天皇の時代と伝わる。2100年以上前のこと。
北陸最古の神社ということだから、白山比咩神社より創建はもう少し古いわけ?
▼社殿はガラスで覆われています。
▼「金劔」を「金券」と関連づけているのかしら?
▼右の「乙劔社」は金運神社として全国的に有名とか。
全く「金運」に縁のないボンビーだが、願い事はせずに参拝できたことを感謝して手を打つ!
▼招魂社。
境内社もすべてガラスで覆われています。見慣れないと違和感を感じます!
金劔宮以外でもこの近辺地域の小さな神社も同じようにガラスで覆われているから、雪害対策のようです。
境内にはほかにも「天忍石」や「義経腰掛石」なんてものもあり見所豊富。
神社名の「劔」と、地名の「鶴来」は神社が先にできて、地名を「ツルギ」としたそうです。白山比咩神社とともに時間に余裕を持って訪ねるべき神社ね。
北陸で訪問した「平泉寺白山神社」「那谷寺」「白山比咩神社」、これらは全て霊山である白山を信仰しています。いかにこの地方の人々が古くから白山を崇めてきたかっていうことね。
そして白山は登拝、登山道を「禅定道」と呼ばれていて、その拠点を「馬場」と言い加賀・越前・美濃の3ヶ所にあります。
加賀馬場が白山比咩神社、越前馬場が平泉寺白山神社、美濃馬場が長滝白山神社。
また金劔宮は、山梨県の新屋山神社、千葉県の安房神社と並んで「日本三大金運神社」だそうです。
そんな事とは知らずに新屋山神社も安房神社も訪問しています。
今回の金劔宮も含め、それぞれの拝殿ではお願い事はしていません。
せっかくの参拝で「お願い」をしないのはモッタイナイという意見もあるのよ。
今度、3神社分の御朱印を並べて、改めて「お願い」してみようかしら? ヘンッ?
2つの神社の石川県を後にして富山県の砺波を目指します。
これが見たかったのっ! Googleで見るとこんな感じ。
車で走ってるうちは気をつけていないと見逃す、と言うか気づかない!
水田の中に防風林で囲まれた農家があるだけ。1つの水田に1軒の農家という感じ。
普通は田畑と人の住む集落は別々になっています。
やはり展望台に登らなければ全体像が見えません。
▼散居村だ。散村とも呼ぶらしい。
いや〜っ、日本だねっ! 富山はオモシロイ! 泣かせるわっ!
▼でも霞んでいてチョッと残念。太陽はこんな状態。ハレロッー!
写真を補正してもここまで。
田植え時期前だから仕方ないけど、ホントはこんな美田園風景を目にしたかった。
▼フリー素材をお借りしました。
水田に水が張られている今は夕陽が美しそうだが、この日の太陽だと綺麗な夕陽になるかどうか怪しい。
まぁ、散村の景観も腹八分目で満足して
展望台のある山に来た道を戻るのではなく、反対側に下ってこの温泉に行ってみます。
▼「私設バス停」というのは意味不明?
▼この坂を下ると、
▼10年以上前の台風で被害を受け、現在は営業をしていない宿に着きます。
趣があるというか、寂れているというか、雰囲気は悪くないぞ〜。
▼無人の様子。入浴料500円を用意されている缶に入れて建物内の廊下を進みます。
かつては湯治客で賑わっていたのでしょうか?
▼長い、なが〜い廊下をわたります。薄暗く相当あやしーぞ!
▼階段になっているところに出ました。ここを川底のような場所に降りるのかな?
▼階段脇から覗くとダムでし。あらあら、こんな所に温泉? あるの?
後で知ったが、小牧ダムといい国登録有形文化財に指定されているとか。
▼ブルーシートがさらに怪しさを増しています。17時までの営業で、夜はやってないそうですが、夜間営業していたとしても一人じゃ来たくないわねぇ!
▼行き止まり! いや、やっと辿り着いた温泉の入り口。
簡単な脱衣所で服を脱いで湯船があるらしき階段を降りますが、一体ここは何なの?
▼オドロオドロしさ恐るべし! 湯気でちょっとケムっている。ワタシは一体何処へ行くのだ?
なんとタコツボ、いや湯壺が現れました。
▼湯壺はかなり深い。真ん中に立つと胸まで湯があります。4、5人も入ればマンパイ。
写真上方の壁で男湯女湯が分けられ、造りは左右対称になっているらしい。
壁以外は清潔だ。その壁も写を見て感じるほどでもない
コンコンと湧き出る温泉は無色透明で温度も丁度良い。少しヌル目かもしれない。長く入っているにはいいかも。
普段、自宅の風呂はカラスの行水。しかしこの時は少しユックリ! したが、確か外が見える窓が無かったから、やはりチョッピリ閉塞感を煽られる。
左奥は構造物が頭上に張り出している。閉所恐怖症の人は長くいられない。
一体この温泉の建物はどうなっているのか?
内部からでは全く想像がつきません。
▼湯から出て再び先ほどの階段から下を覗いてみます。
どうやらコンクリート製でドーム型になっているようです。
まるでトーチカね。
ダムから大量の水が放流されてトーチカが沈んだとしても、中まで水は侵入しないような造りだが、わからない。
川の対岸から見れば形が確認できそうだけど、対岸には渡れず、山の崖が迫っておりそんな場所も見当たらない。
ダムの下、川底にある「トーチカ温泉」と勝手にに名付けよう!
それにしてもビックリな初体験温泉。
特に温泉好きなわけではない者にとっては、入浴料500円は安くないけど、ここはユルそう!
そういえばこのダム湖の奥に船でしか行けない温泉宿があるとか。
どちらも秘湯好きにはタマラナイ温泉かも。
神社の感想より他の話が長くなりました。
ここはそんな役立たずBLOGだから、これでヨイ!
では、また。まだまだ続く北陸・・・。