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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

酒列磯前神社(茨城・ひたちなか市)〜緊急事態宣言下 東京脱出! R294北上⓮

酒列磯前神社御朱印です。(茨城県ひたちなか市磯崎町4607-2)f:id:wave0131:20210903185250j:plain

難読な神社名は「さかつら いそさき じんじゃ」です。

2021年の訪問は、有無を言わさず直書きなし、この見開き書置き1種類だけでした。

8月の限定御朱印ということでした。

カラー部分は印刷 or プリント、筆書きは印刷なのかちょっと判断つきませんが、やはりプリントのようです。

神社印の朱印だけは捺印されていました。

 

酒列磯前神社御朱印(2013年)。もちろん1種類で直書きです。f:id:wave0131:20210903185254j:plain

御朱印は授与所でいただきました。

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いただいた書置きを朱印帳に貼るためのテーブルと糊が用紙されていました。

それはそれで気が利いていると言えますが、朱印帳に直書きいただけないのは残念。

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▼神社は「国営ひたち海浜公園」の南、岬の小高い位置にあり社叢の裏は太平洋です。

▼神社裏の丘下は、海を望む県道が神社を巻いています。

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▼岬の丘の上にある神社は、まるで宙に浮いているようにも見えます。

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酒列(さかつら)」という名称は、

神社周辺海岸の岩石群が南に約45度に傾斜して並んでいて、その内の一部が北に傾いているとかで「逆列(さかつら)」の地名が社名の由来とされるそうです。

その後、酒の神様を祀るところから「」となったとされています。

延喜式には「酒烈磯前薬師菩薩神社」と記載されているそうです。

 

▼長い参道は樹齢300年を超える椿やタブノキが覆いかぶさり、ほぼトンネル状態です。

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冬の椿が満開の頃にも大勢の人が訪れるそうです。

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木々の名称に疎い身には「ツバキ」か「タブノキ」か区別がつきませんが、

それぞれの枝振りは樹齢300年を納得させられるものです。

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▼こちらは「タブノキ」のガイド版がありました。

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すごい枝の伸びかたは、まるで木の根を逆さまにしたように異様です。

 

▼参道途中の左手に北側からの神社入口の鳥居があります。

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▼丘の下の県道から石段が続いていました。

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▼参道に戻って社殿に向かいます。

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酒列磯前神社は、856年に常陸国鹿島郡の大洗磯前に神々が現れたときが創祀とされています。 

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神のうち、少彦名命(すくなひこのみこと)が酒列に、

大己貴命(おおあなむちのみこと)が大洗に、

それぞれ祀られ、両社の創建となったと伝えられています。 

ということで、1200年の歴史を持つ古社になります。

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昭和の建立の狛犬は完璧オチャメです。昭和の石工「飯塚兵吉」の作とか。

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▼駐車場脇の二つの社は正体不明。

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▼参道側には境内社が5社ならびます。

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▼その隣に水戸五代藩主斉昭が腰かけたと伝わる石。

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中世に廃れた神社は、近世になって水戸二代藩主光圀や、三代藩主綱條などの再興により現在に至っています。

参道のツバキなどの樹叢も光圀たちの手によってに整備されています。

 

▼「前濱村」と言うのは以前のこの地の名称なのでしょうか?

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▼「是与里みたらし道」の石碑は、身を清める「御手洗(みたらい)」の位置を示すものだそうです。f:id:wave0131:20210903185412j:plain

▼「幸運の亀」だそうで、宝くじの高額当選者が奉納された亀像。

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▼そのご利益をお裾分けをいただく方法が案内されていました。

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「お参り→お守り→亀撫」で宝くじが当たるならば、費用対効果はかなり高いものとなります。

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いっそのこと神社が宝くじを売り出せば手っ取り早いでしょうが、すべて当選というわけにもいかず、現行では神社の宝くじ発行も無理でしょう。

昔からあった「富くじ」=宝くじ当選は庶民の夢、ドリームなのでしょう。

 

▼拝殿の写真、この1枚は2012年の撮影。参拝者も少なく静かでした。

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▼そして、参拝者の絶えない2021年は、遠方からの訪問者も多いようです。f:id:wave0131:20210903185449j:plain

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▼金網で保護されている向拝下の彫刻「リスとぶどう」は左甚五郎作とか。

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▼元は綺麗に彩色されていたのでしょう。扁額なのか、樽の蓋なのか分かりません。

拝殿側面に置かれていて、神社名の書体が特徴的でした。

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▼「鎮霊社」。f:id:wave0131:20210903185459j:plain

▼「神輿庫」には大きな天狗の面もあります。

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▼「神馬」。f:id:wave0131:20210903185523j:plain

▼口を開けて、かなりトボけた神馬です。

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▼奉納案内札です。「太刀魚」の文字があります。

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▼2013年には「大ヒラメ」「タコ」「野菜」など地域性を表す奉納品が目立ちました。

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▼「タコ一匹」という表記ですが、タコも種類、大きさは様々。

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タコ1匹の値段も様々で、2000円くらいから10000円を軽く突破するものまであるので、内容は分かりません。

タコ三箱」もおもしろいい表現。おそらく3つのトロ箱にタコが詰まっているのでしょう。

近頃はタコも全く高価な食べ物になってしまいました。

▼東京のスーパーで買うと、この小さな「蒸しダコ」が400円以上もします。

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タイ」ではなく、「タコ」「イカ」は庶民の食べ物だったはずですが、いつの間にか高い食べ物になってしまいました。

▼ある魚屋さんでは「タコブツ」100g 385円。あっという間に食べきってしまう量です。

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話が脱線してタコのお値段バナシになってしまいました。これもボンビーの愚痴です。

 

▼15分後に当社の兄弟神社「大洗磯先神社」でお会いしましょう。

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何よりも、長い間隙の8年ぶりに再訪できた神社に感謝です!

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