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御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

御朱印収集目的には殆ど役立たずなブログ!かも

酒折宮の御朱印(山梨・甲府市)〜「日本三奇矯」猿橋経由 「連歌」発祥の社へ

酒折御朱印です。(山梨県甲府市酒折3-1-13)f:id:wave0131:20210707184442j:plain

中央の朱印は「甲斐 酒折」。

左下は何を形作っているか分かりませんが「参拝記念」。

酒折宮」の読みは「さかおりみや」「さかおりのみや」です。

 

添え書きの「連歌発祥の地」の「連歌」とは、ご存知のように

発句 5・7・5 → 脇句 7・7→ 5・7・5 → 7・7→ 5・7・5 → 7・7・・・・・

というように複数の人が繋げて詠んでいく和歌です。

 

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 ▼神社はJR中央本線酒折駅」から300mもありません。

 

酒折宮の由緒によると、

山梨県で唯一、古事記日本書紀に記載のある古い神社だそうです。

 

その記紀には日本武尊が東夷征伐の帰りに酒折宮に立ち寄り、

新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる
と片歌で問いかけたところ、御火焚の者が
かかなべて夜には九夜日には十日を
と片歌で答えたことが記載されています。

この問答歌のやりとりが日本における連歌の起源とされ、
酒折宮は「連歌発祥の地」と言われています。

 

ということですが、1900年前の遠い昔のことですので、異説もあるそうです。

しかし江戸時代には「記紀」に記載された酒折宮が当社である事が定着したそうです。

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記紀」に載っているかどうかは別にして、日本武尊の伝説はあらゆる地域・神社に残っています。

熊襲征討、東国征討を行ったとされる日本の古代史上の伝説的英雄である「日本武尊」は大人気で、大忙しになるという事です。

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ところで、樋口一葉の両親は山梨出身。

▼彼女の作品「ゆく雲」の冒頭に酒折宮の地名が登場します。     (写真は【wiki】)

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ゆく雲」の冒頭冒頭の引用です。

酒折の宮、山梨の岡、塩山、裂石、さし手の名も京都人の耳に聞きなれぬは、小仏さゝ子の難所を越して猿橋のながれに眩めき、鶴橋、駒飼見るほどの里もなきに、勝沼の町とても東京にての場末ぞかし。

という内容であまり褒められてはいない山梨です。

猿橋」については、流れに「眩め」いたようです。

 

神社の写真がないので「猿橋」の話にしましょう。

甲府に向かうのもボンビーは東京から下道です。

 

一葉も「小仏さゝ子の難所」と書いていますが、トンネルができる前の昔は笹子峠が1番の難所でした。

現在の難所は高尾から相模湖へ抜ける国道20号甲州街道)の「大垂水峠」越えです。大量の雨が降ると通行止めになります。mapのように山中を「九十九折」です。

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mapは【googlemap 

一般人は通常、よほどの事情を持っていなければ高速利用になり、このルートは利用しないでしょう。

この難所を抜けても「酒折宮」はまだ60km以上先です。

 

▼一葉が「ながれに眩めき」た「猿橋」は相模湖から20kmほどになります。

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▼「日本三奇橋」に数えられる「猿橋」ですが、このアングルではどこが「」なのか分かりません。

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三奇橋」と言っても例のごとく候補者は、

神橋(栃木県大谷川)、愛本橋富山県黒部川、非現存)、木曽の桟(長野県)、

錦帯橋山口県岩国市)、かずら橋徳島県祖谷)などと多数です。

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▼説明は省きますが、ここが、この構造が「」なのです。写真は【wiki

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▼一葉が流れに目をくらませた「国の名勝」でもあります。

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流れは、やがて川下で「相模川」となる「桂川」。

 

▼広重も「六十余州名所図会 甲斐 さるはし」として描いています。

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▼こちらは鉄橋の「猿橋」。

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▼手前は廃線になった「旧中央本線」、奥は国道20号に架かる橋。

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猿橋」でゆっくりしていられません。

酒折宮」までまだ40km以上あります。

 

ハイ、神社の話より橋の話になりました。

 

▼「日本三奇橋」候補者たちの記事です。

wave2017.hatenablog.com

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