中央の揮毫は「開運大悲殿」だよね!?
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東京に雪が降ってもシレタものだよね。
それでもNHKのNEWSでは幼稚園生に言い聞かすような注意喚起の言葉と、スベッた、コロんだ、救急車で運ばれたと、北国の人達に笑われるような被害報告が相次ぐ。そして普段と異なり交通機関に大きな支障が出る。
東京の非常時の備えなんて、そんなもんだと思っているから、ジタバタしない!
でも雪どころか、関東直下地震なんてのはコワイわねぇ!
めちゃ、ジタバタどころじゃなく、アワテフタメク!こと間違いない。
そんな時はきっと、何一つ正確な判断ができない。
どちらにしてもタカが雪でこのザマだから、関東直下型地震なんてものがやってきたらどうなることやら!
NHK NEWSではきっと「落ち着いて、命を守る行動をとってください」これまた小学生に言い諭すような言葉を並べるしかないだろうねぇ!
NHKがそんなNEWSを出す機会がないように願うばかりだけど、いつか必ずやってくる厄災だわね。
それにしても、ピークを越えたようだけど、ここのところ北陸は雪が大暴れして大変なことになっていたようだ。
龍神、水神さんはどこへ行ってしまったのだ? 龍宮で眠っているのか?
雨、水の神だから雪は取扱い範囲外なのかしら?
雪で北陸の方々をそんなに難儀な目に合わせたらイカンでしょう!
風神、雷神、水神はあるけど「雪神」てのはないから、やはり総合的にみて「龍神」の役目だ。龍神さん、何とかせにゃ!これは建仁寺の双龍図だけど、龍は仏法の守護神で、さらに法雨によって火災除けの「仕事」をしてくれるらしい。
だから龍を天井に描いた寺はいくつもある。代表的なのは日光や京都の天龍寺、建仁寺、東福寺などがあるが、日光輪王寺を除いて、なぜか禅寺ばかりだ。その理由はわからないねぇ。
そんな訳で天井図の龍はたくさん見る機会が多い。
さぞかし寺名に「龍」の文字を含む寺院も多いと思いきや、これが予想外に少ない。
京都だと「天龍寺」「龍安寺」ほかにある? 思いつかないなぁ。
鎌倉も建長寺の塔頭「龍峰院」以外に思い出せないし、円覚寺にもやはり塔頭で2つばかりあるようだが、いずれも一般の人が訪れるような寺ではない。だが、すべて禅寺だ。浜松の龍潭寺も確か臨済宗。
そう、「龍」の字が付く寺名は思ったより少なく、それも禅寺がほとんどなのだ。
前回ブログで、そんな龍の字が付く寺「龍澤寺」を記事にした。
その「龍澤寺」を後にしてROUTE17をさらに北上する。
すると、ここにも「龍」の文字がつく寺がある。
ここも禅寺だ。やはり龍と禅寺は縁が深いのか?ここ「龍谷寺」は龍が棲む谷の寺。前回の「龍澤寺」は龍が澤山いる寺、あるいは龍の加護を澤山得られる寺。と勝手に解釈しよう。
すみません、全くの根拠なし! 無責任な短絡的稚拙なIMAGEなんで・・。
お酒や、臭い食べ物や香辛料が大好き者としては、この堂々とした大きな文字はいつもシカラレているような落ち着かない気持ちにさせられる。「禁葷酒」
落ち着きがなくなり、視力も落ちて世の中が暗く見える。そんなことはない。
暗くなったら「飲める」と自分に言い聞かせれば、視力も自ずから回復して景色は当たり前の明るさで見えてくる。
こちらが本堂。
以下「雲蝶」作の欄間彫刻。
石川雲蝶については次回以降「西福寺」で述べることにして、ここでは写真だけ。
偉そうに「述べる」たって、どこかからの引用と貧弱な感想だけだ。何れにしても雲蝶は次回以降。
「漠」?
普段あまり使わない言葉だ。夢枕獏以外。じゃない!漠然と言う言葉があった。この彫刻も漠としている。見る側の目によって明瞭だったり、漠としたりするかも。
この異彩を放つ建物は「慈雲閣 観音堂」
掲載順序が前後してしまったが、こちらがこの寺の拝観入口となっている。
なにしろ、この寺で一番エラぶっていた白と青緑のインパクトはキテレツ!
観音堂内も整然としている。こういう雰囲気にはバチアタリだが全く無感動だ!
御朱印をお願いしようとしても、寺内は少ない人がアタフタと忙しそうに動いていた。
対応していただいた女性も書置の御朱印に日付さえ入れているヒマはなさそうだった!
龍は金魚が鯉になって滝を昇り、さらに天にまで昇って龍の姿になると言う。
寺にはそんな「高みを目指す」と言う意味も含まれているかもしれない、と金魚にもなれないメダカは思う。