美味しかた米話題は、最後尾。
先に御朱印を掲載!
新潟県の魚沼や上越は別にして、新潟市内では御朱印がいただける有名寺院は見つけられなかった。もっとも、ネットでサラっとした事前知識だけなので当てにできない。
結局、新潟市内では前回掲載の「湊稲荷神社」と、以下の3社を訪れただけだった。
白山神社も護国神社も結婚式か、賓客があるのかわからないが、両社とも真っ赤な毛氈が敷かれていた。
坂口安吾生誕の地だ。
「私のふるさとの家は 空と海と砂と松林であった そして吹く風であり 風の音であった」
安吾の本は「堕落論」のほか2、3冊しか読んでない。すべて忘れている。
しかし、この碑文は自分の安吾イメージを覆す、詩的な言葉が並んでいた。
なにはともあれ、新潟市内で一番印象的なヤシロだった。
新潟大神宮・新潟市中央区西大畑町
古町を歩いてみたかったが時間がない。車で流しただけだった。
集印者は何処を訪れても時間がなく、初めての町でも一般的な観光場所に時間の多くは割けない。
新潟市内を訪れるのは初めてではないものの、全く知らないに等しい。
「白壁通り」なんていう一画があった。
古い町並みはダイスキだ。ちょっと時間を取って歩いてみた。
感激することの少ない人間にとっては、どうってことなかった。
「白壁通り」という案内柱も遠慮がちだったしねっ。
坂口安吾生誕の地でもある新潟大神宮の近くに「風の館」がある。
この作家の文学館的施設で遺品・所蔵資料などが展示されている。ガイドさんもいる。
しかし、坂口安吾! 興味ある人は少ないわよねぇ。
GWなのに訪問者は他一組だけだった。
館内を30分ほど見て回った。あと30分ほど時間が欲しかったわね。
何処へ行っても、こんな調子だ。上っ面だけスッスーという感じ。
寺社そのものが観光地となっている京都などだったら、それで良い。集印も同時にできる。
しかし、他のほとんどの地は集印だけに終わり、街並み・主な観光場所とは無縁になる。
「集印なんぞ忘れて一日街をゆっくり歩きまわってみたい」と思う。
現在進行形の集印者の方々には絶対ムリでしょうね。御朱印寺社訪問優先になる。
それでいいでしょう! ねぇ!!!
さて、前回の「米話題」の続き。
魚沼道の駅「雪あかり」で衝動買いした南魚沼産コシヒカリ「天地米」。
翌日友人からのプレゼントを予想できずに買った米だ。
そして友人がつくった岩船産コシヒカリ「農家自慢のお米」のイタダキ物。
この二つの味覚の違いは明確だった。
通常、もらいもの、タダに軍配が上がるが、評価を50%にしても「岩船産」が圧倒的な力を見せつけられた、味わわされた。
それまで「岩船産」など知らなかった。
調べてみた。
ブランド米だった。そこそこのお値段だ。ウマイはずだ! と勝手に理解した。
古い友人はこんな米を創っていたのか? 友を、さらに見直した!
友人夫婦に感激を伝えた。
ダンナは米作りと岩船のウンチクを少しだけ披露した。自慢したい気持ちと、岩船がメジャーにならないジレンマが理解できた。
「毎年、新米ができたら、わけてもらえる?」あたりまえに二つ返事でOK ! をもらえた。
そしてこの年、2015年から毎年「岩船産 コシヒカリ 玄米 30kg」が届くようになった。
しかし、ちょっとクセモノだった。
今年も来週にはクセモノかもしれない米が届くことになっている。
ニセモノではない、クセモノだ。
米が届いたら、もう1回、米話題にしよう、では・・。