▼波除稲荷神社の御朱印です。(東京都中央区築地6-20-37)
参拝記念の「木の栞」付きの、こんな体裁でいただきました。
「木の栞」はよくできたシオリで、木材をごく薄くしたものを厚紙に貼って仕上げてあり、表面は木の凹凸が感じられます。
もっとも実用的には本ブログでは使用しない「栞」です。
とてもジャマになるのでシオリを御朱印帳に使用することはありません。
一般書籍や文庫本でも、厚い栞は使いづらく、
もっぱら本ブログが使用するのは書籍の売り上げカードとか、レシートです。
薄くて柔らかい紙なら何でも良いのですが、本に挟んでも、そのままページ送りして邪魔にならない物を栞代わりにしています。
▼波除稲荷神社「波除弁財天 二の酉 2021年」の御朱印。
手書き、捺印部分は1ヶ所もないパーフェクトなプリント書置きでした。
2種類の「二の酉」御朱印が案内されていたうちの一つです。
▼波除稲荷神社の御朱印。(通常・2012年)
神社名が中央に墨書きされ、しっかり捺印されているこんなクラシックスタイルの御朱印は、もういただくことができないようです。
▼波除稲荷神社の御朱印。(波除弁財天・2018年)
日付の漢数字だけ筆入れされていた御朱印。
2018年、この頃からスタンプとプリントが御朱印の紙面を占めるようになっています。
波除稲荷神社ではなく正月、大祭、五節句など年間を通して期日ごとの御朱印がいただけるので、
【波除稲荷神社】のHPを要checkです。
--------------------------------------------------------------------------------------
▼言わずと知れた「築地場外市場」の南外れに鎮座する波除稲荷神社です。
▼21日「二の酉」も夕方近くなって神社に到着です。
御神木の「枝垂れ銀杏」が境内を覆い尽くすように枝を伸ばしています。
11月21日ですが、まだ葉は緑。
そして、神社境内前には役目を終えた前年の熊手が山のように積み上げられていました。
後日「お焚き上げ」で天に昇るのでしょう。
何度も参拝している神社ですが、これまで「酉の市」が開かれることは知りませんでした。思いのほかの人出に驚きました。
境内は2つの獅子が向き合っています。
▼こちらは「獅子殿」に収まっている重さ約1t の「厄除天井大獅子」。
▼反対側の摂社「弁財天社」に収まっているのは「お歯黒獅子」。
弁財天なので「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」を祀っていますが、
参拝して目を合わせる対象は大きなお歯黒獅子となりますので奇妙な感じを覚えます。
▼熊手を求める人が思いのほか多く、築地での酉の市の歴史を感じさせられます。
築地の場外市場をはじめ、銀座も近く、近隣で商売されている方々が来年の福を願って熊手を求める人が多いのも理解できます。
▼「海の七福神」は「ホタテい」「フグろくじゅ」などと海産物のダジャレが効いています。
夕方も近くなってきました。
このあと21日の「二の酉」最後の神社を目指します。
▼その前に場外市場で「味付け子持ち昆布」と「塩辛」を買います。
(▼写真は【SABU CHAN】)
写真は少し古いようで、現在、子持ち昆布は1p700円でした。
何を買っても間違いない築地ですが、つい同じ店で同じものを買うことの多い場外市場です。
▼銀座から築地、そしてモンジャストリート経由、佃島まで歩く記事です。