北陸の記事を7回続けた。
金沢市内でいただいたご朱印の記事をまだ2つ、3つ書けるのだが 飽きたわ!
単細胞人間は熱しやすく、冷めやすい!
週1回ペースとは言え、よくも北陸の記事を7回も続けられたものだ!
そもそも、このBLOGにしてみても14ヶ月以上続けられている事は奇跡的と言っていいかも。
人間関係の蜜月もタイガイ1年くらいでカゲリが出てくるわねぇ。
前置きが長い!
北陸の続きは次回以降にして、いくらか季節の話題をここで突っ込む。
先々週末、この寺に行ってきた。
以前にも訪問した事のある寺。その時は住職が留守で御朱印はいただけなかったが、今回は無事いただけた。
この寺は「アジサイ寺」としても有名。
有名と言っても知る人ぞ知るレベル。鎌倉の寺ほどには知名度がない。
御朱印以外に興味ない方は、ここで退散してくださいな。
以下はヘタクソな紫陽花の写真と役に立たない、ツマラナイ言葉が並びます。
しかし、今週末はアジサイがまだ楽しめるはずです。
▼山門を抜けた、この訪問日は6月2日。
▼関東百八地蔵83番の霊場でもあるようだ。
▼ん〜〜〜ん、目が喜んでる、気持ちイイ〜〜〜。
▼本堂。再び訪問できた事に感謝して合掌。
▼本堂の左手を奥に進む。
▼そして、行きつ戻りつ、さして広くない境内をグルグル巡る。分かっていた事だが見頃には、少し早かった。
それでもコンパクトな境内にコレデモカ!と紫陽花が咲き競うのを待ちかまえている。
あとは貴方の眼でお確かめください。
今週末もまだ、きっと、もっと、パァッと花開いているよ。
普段は、脚を踏み入れるのも憚られるような静かな寺だ。
しかし、この時期だけは境内が18歳のようにハジける。全部綺麗にハジけたら手がつけられないが、大人しくなるのも早い。
本堂横の紫陽花をヨコ目にさらに登りになる道を進むと鬱蒼とした山になる。
▼山の崖下を覗いてみる。茂みが深い! 谷が深い! 我が罪より深い!
まさに山号の「長尾山」が納得できる佇まい。
近年の都市開発の波にのまれたのか、寺の周りは開発整備され周辺からは山号の「長尾山」を意識させられないが、本堂裏の山を少し登ると「山」を実感できる。
江戸名所図会にも描かれてるように「あぁ、ここは山寺だったんだ!」
そんな事はど〜でも良い。
先週の18日が「紫陽花まつり」だったが、まだ大丈夫!
今週末、この寺のアジサイが最後の見頃となるのは間違いない。
サァー、来なさい!
間違いなくイイ寺だよ。
ところで冒頭の御朱印をいただいたのは、本堂右横にある庫裏。
ピンポンして玄関内に入ると御朱印待ちらしき女性が一人座っていた。
年齢は若くはないが、しっかりオバサンでもない。
住職に御朱印帳を預ける。
同時に女性の御朱印帳が返された。
その女性に戻された御朱印帳は2冊だった(写真は Image)
時々見かけるパターンだ。夫婦とか、カップルとか、友人同士だと御朱印帳を数冊一緒に預ける場合もある。
また1人でも、複数の霊場、札所を兼ねてる寺の場合、別々の御朱印帳にそれぞれ御朱印をいただく場合もある。
しかし、この時は近くに連れらしき人はいない。
関東百八地蔵と本尊を別々にいただいてるとは思えない雰囲気?の女性。
となると、一緒に来られない人のために御朱印をいただいているようだ。
こんな場面は時々出合う。
何なんだ!?と思う。
寺社に参拝もしないで、御朱印だけ人に頼む!
後日改めて参拝するつもりなら、御朱印もその時にいただけば良いのに。
御朱印を他人に依頼した人は完璧なコレクターなのだろう。
確かに御朱印収集と言う行為は同じかもしれない。
昨今、参拝が主目的で、結果としての御朱印、とまでは言えないが、必ずや自らの参拝の後にいただく御朱印でなければ意味もなく、ヤフオクで落札するのと変わりない。
ネット上ではオークションでなくとも御朱印を売物にしているサイトもある。売り物、買い物ではないだろう!
かの昔は「代参」というものがあった。今も代参は「可」だろう。
時間的、経済的などの様々な理由により参拝できない人が、代わりに行ける人に参拝してもらう。もしくは大勢の人が一人の代参者をたて、代表して参拝してもらいお札を持って帰る。
これなら納得できる。
犬でも伊勢まで「代参」し、参拝して返ってくるではないか!
参拝もせずに御朱印だけを人に頼む。「代参」ならず「代取」か?
寺の場合は、もともとは「納経帳」。
家族のためであっても、2冊、3冊にそれぞれ御朱印は本来の姿ではない。
般若心経を2、3回唱えてもダメ!
御朱印は1冊だけ、1つでよいのだ。
では、写経を2人分納めた場合はどうか? これは許されるかも?
だんだん怪しくなってくる、分からなくなってくる。
完璧コレクターが非難されるイワレはないかもしれない。
が、参拝後の御朱印が当たり前のルールだ。心ある大人ならば。
多くの御朱印収集人は善男善女の常識人だ。
しかし一部に犬にも劣る非常識な人間がいる。
そこだけがクローズアップされ御朱印収集人全体のイメージとなる。
もうこんな場面に出会いたくない。
ハジだ。
こちらとは無関係な人間でも、恥ずかしくなる。
御朱印をいただく事を人に頼まない、頼まれない、常識でしょ!
そこのアナタ、もうイイカゲンにして!
過去に御朱印をスタンプラリー的にスピード収集した経験を持つ人間が吠える言葉ではないかな?
が、今はハジている! しっかり。
ということで自分の事は棚に上げた。何も言えなくなるので。