飯盛山 妙音寺の御朱印
「みょうおんじ」高野山真言宗(神奈川県三浦市初声町下宮田119)
▼妙音寺の御朱印です(2022年)。
三浦「干支守り本尊八仏霊場」第三番札所。
書置きでしたので日付は自前で入れています。
▼妙音寺の御朱印です(2022年)。
三浦「秋の七草寺社めぐり」第四番札所「葛」は「久壽観音」の御朱印になります。
こちらも書置きで日付は自前。
▼妙音寺の御朱印です(2013年)。
同じく、三浦「秋の七草寺社めぐり」第四番札所「葛」の御朱印になります。
2013年も書置きでしたが日付を入れていただきました。
▼妙音寺の御朱印です(2013年)。
朱印帳に浄書いただいた妙音寺の本尊でもある「不空羂索観音」です。
▼数種類の書置き御朱印が納経所前のケースに入れられていました。
各霊場で留守がちになる「武山不動院」や「高養寺」の御朱印も用意されていました。
▼2022年の訪問でいただいた「八佛霊場ガイド」。
妙音寺の大黒さんと思われる女性に、2回目の参拝であることを告げるとこのガイドブックを「どうぞ」と言われました。
発行は少し古く2011年でしたが、A5サイズ・オールカラー・約200ページの立派なもので、ガイドブックとしては現在でも十分通用するものでした。
最初の訪問の時も寺が工事中だったことなどを話している間に、2013年に直書きいただいた女性であることを思い出しました。
▼妙音寺へは京急線「三崎口駅」から1kmほどになりますが、バス利用も可能です。
当寺は三浦半島の先端近くの内陸部に位置するので周囲は丘陵地帯。
▼その小高い位置の斜面を利用して境内が広がっています。
車で訪れると広い駐車場がすぐ見つかります。
▼その駐車場周辺にさまざまな石像や造作物が広がっています。
▼「弘法大師像」です。妙音寺は別名「三浦大師」とも呼ばれています。
▲上は2013年、▼下は2022年の「大師像」です。空海の修行時代を表しています。
▼特大の真言宗の法具「五鈷杵」。ほとんどの坐像の空海が右手に持っています。
▼「お砂踏み巡礼」もできます。こんなに立派にできている「お砂踏み」は初見です。
▼こちらは「阿弥陀三尊像」。
脇は観音菩薩と勢至菩薩ですが「阿弥陀如来」のすぐ下の光背が付いた小さな像はわかりません。
▼「慈讃観音」とありますが、こちらも初見でよくわかりません。
▼「薬師三尊像」と十二神将。
▼「迦陵頻伽」は「かりょうびんか」と読み、浄土に住む鳥だそうです。
▼美声で鳴き、上半身は美女、下半身は鳥の姿で美しく描かれることの多いとか。
▼寺の見学としては、もう腹一杯ですが、ここまでは駐車場周辺をアチコチしただけで「花山曼荼羅」のプロローグに過ぎず、まだ山門も潜っていません。
▼「仏の世界」はさらに高い地に続いています。
▼東を向いた「金剛力士像」は影になりながらも睨みを利かし、見栄を切っています。
▼ギョロッ!!
▼2013年は工事中で山門に至る石段は塞がれていました。
▼それがスッカリ化粧直しされていました。
山号ですから「めしもりやま」ではないでしょう。
▼山門石段左脇からの参道もあります。
▼2013年の参拝は山門が工事中、2022年の訪問は本堂が改築中でした。
▼本堂の扁額は2013年の撮影。
▼妙音寺は覚えきれない数の霊場札所となっていて「三浦七福神」もその一つ。
▼本堂の裏側の斜面に向かいます。2013年には無かったゾーンです。
▼天空に立つ像は「白寿観音」の石柱が読めました。
「決して歩きながらしゃべらない」の注意書きを何度も見ながら上へ、上へ・・・。
▼再建中の本堂です。
▼工事中の本堂から10mくらいの位置。
▼駐車場からは20mほど高そうです。
▼さらに高い位置へ続く石段があります。
▼天空の坐像は「大日如来」。宇宙の中心です。
▼相当登ってきました。駐車場からの高低差30mはありそうです。
▼光に塗れる大日如来です。
▼大日如来の位置は、やはりこの高みがふさわしいのでしょう。
▼石仏ワンダーランドは山上でもまだまだ続きました。
▼そして大師さまのお住まいです。
▼やはり光にまみれて、まぶしいいのです。
▼弘法大師は奥にいらっしゃいます。同居しているご老人は・・・
▼本堂脇にも石像の福禄寿がいらっしゃいましたが、こちらが福禄寿本尊でしょう。
▼飯盛山を下山することにしましょう。
▼「掃除小僧なんて呼ばないでね!! ワタシは洗心童子です」
▼多くの仏たちに出会い、心も洗われ、最後に見送ってくれるのは「フヨウ?」
その核と言っても良い寺、石仏ワンダーランドの妙音寺は観光的要素も十分なのですが、
でも観光寺ではない、もしくはなり切れない、ワンダーテンプル!