五台山 文殊寺の御朱印
掲載は2017にいただいた御朱印ですが、
その1年前にも訪問したものの、その時は「ご住職が外出中なので・・」だったか、「多忙ですので・・」だったか、とにかくいただけませんでした。
くじけず、1年後の訪問時は受付けいただいた女性は奥に小走り。
数分後、また小走りで戻って来ました。
ありがたいやら、申し訳ないやら、ワタシはそんなに慌てていないのに!
何はともあれ、2度目、3度目の訪問でやっといただけた御朱印は、
どこの寺社でも記憶に残るものが多い事に不思議はないですね。
▼文殊寺は埼玉の熊谷です。売り物がないマイナーな都市は「あついぞ! 熊谷」で全国区になりました。
経済効果は分かりませんが、
知名度ではカンペキの成功例かもしれない「あついぞ! 熊谷」です!
弱みを逆手に取った熊谷市の戦略が「掛け声」だけに終わらず、
勢いが持続でき何らかの実を結ぶよう願うばかりです。
▼訪問したのは「あついぞ!・・」の掛け声が出る前の4月下旬はピーカン。
▼仁王門の向こうは、とっくにアツイ夏になっています。
いただいた御朱印には「日本三体」と墨書きされていますが、寺のHPによると
だそうです。
しかしこの他にも「我こそ! 三文殊の一つ」と名乗る文殊さんは全国に数多くあり、「五体文殊」という囲いを広げた括りもあります。
度々記事にしてますように、あまり意味のないことなので
このような括りは「我こそ!」で良いのです。
「お前のところは違うだろう!」という声を出す寺があるとしたら、それはきっと間違っているかもしれません。
「江戸五色不動」の御朱印をいただいている時に、あからさまにある寺の排除を声に出す寺があって驚いたことがあります。
排除しないと黄色がダブってしまうようですが、どの色が2寺になろうと、3寺になろうと大きな不都合はないのでは?
いったいどうなっている事やら!
▼形の綺麗な「鐘楼門」は明治期の再建だそうです。
▼白地の赤文字の幟には「日本三体 文殊師利大菩薩」と書かれ、文殊菩薩の正式名称になっています。
▼本堂内は千羽鶴の奉納が山と吊られていました。「鈴なり」と言うんでしょう。
まるで七夕飾りの下を歩いているような賑わいですが、千羽鶴への思いは、感染症が蔓延している現在では「学業成就」の祈りだけではないかもしれません。
▼天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道ですが、お一人画面から外れてしまいました。
▼これまで「掃除小僧」と呼んでいました。「洗心童子」と知りました。
「心の塵を清める」ことを教えてくれる「小僧」さんでした。
不本意ですが4月、5月は御朱印を求めに、どこにも出かけていません。
ですので今回も棚から一掴みの朱印帳から1寺の記事でした。
もとよりタイムリーなブログではないので感染症拡大による影響は大きな障害ではないのですが・・。