松戸浅間神社の御朱印
「まつど せんげん じんじゃ」主祭神:木花開耶姫命(千葉県松戸市小山664)
正式名称は「浅間神社」ですが、
御朱印や参道に立てられた幟には「小山 浅間神社」と書かれています。
鎮座地の地名「松戸小山」です。
お札所に「御朱印対応は午前中」の貼紙がありました。
午後の訪問になる場合は確認が必要です。
宮司さんらしき男性に快く対応いただきました。
▼「松戸駅」から1.5km以上、「松戸神社」からは1km以上あり少し不便です。
▼車なら国道6号線「水戸街道」の側道に入ってここまでくれば・・・
▼大きな看板が見えます。
▼神社前の通りは「旧松戸街道」。
神社境内にも駐車スペースはありますが、この通りは駐禁ではないようです。
▼こんもりとしたジブリの森は高い!
御朱印にもスタンプされているようにこの森は「天然記念物 極相林」だそうですが、
wikiによると、森林の樹木群集がほとんど陰樹で構成されるようになり、それ以降樹種の構成がさほど変化しない状態になったことを「極相に達した」というそうです。
結局よく分かりません。
▼先に神社の少し先左側にある「弁財天宮」を参拝です。
▼不釣り合いなほど、とてつもなく立派な社号標です。
▼手水舎はしっかり水が出ていました。
▼手前の橋の下は池のようになっていますがカラッポ。水はありません。
橋の先は社殿手前まで屋根が設けられています。
どこも注連縄と紙垂が施されていてしっかり管理され、地域の人たちに崇敬を持たれているのでしょう。
▼社殿脇に神使の蛇がとぐろを巻いています。
これを社殿前の狛犬のように置く弁財天社もあるそうです。
▼浅間神社に戻ります。
▼「一ノ鳥居」周辺には「極相林」の石柱や説明板がありますが、やはりよく分かりません。
▼鳥居右手にあるのは「下浅間宮」。下宮または里宮的な存在のようです。
ここで参拝すれば山の上まで行かなくても住むのでしょうが、
▼やはり順序立てて登山することにしましょう。
▼ハイ、しっかり柄杓も用意され水も出ています。
ここ2年ほどは、こんな当たり前の姿を見ることが少なくなりました。
▼参道石段下には庚申塔などの石造物が並び説明板も設けられていました。
▼さていよいよ登山です。登山とはオーバー表現です。頂上の社殿も見えています。
▼「御神木」は「アカガシ」の説明付き。
「アカガシ」=赤い樫の木「赤樫」とか。
▼「御神木」裏の祠。
▼「登山道」の左右には「二合目」「三合目」・・と道標が立っています。
▼「右 小御嶽尊道」の道標ですが、フェンスされ進めませんでした。
▼頂上近くに「稲荷社」です。幟がどれも新しく綺麗です。
▼古い祠がいくつもある稲荷社は、近隣から集められたものもあるのでしょう。
綺麗に紙垂が施され榊も供えられています。
▼さて標高26mの頂上です。途中鳥居はなかったのでこれが「ニノ鳥居」。
▼さらに石段が続いて拝殿に到着です。
ここは自然の山でしょうが、大きな富士塚と見ても良いのでしょう。
創建は1647年とされています。その2、3年後に「お伊勢参り」が大流行したそうです。
▼拝殿前の狛犬はじめ、参道途中の古いものから新しいものまでの狛犬コレクション。
子獅子は何かしゃぶっているようです。歯磨き?
▼かなり色っぽい目をしています。「妖艶コマさん」?
▼こういう太々しい顔つきは憎めません。
▼壊れて、あと10年もすれば石塊になってしまうかもしれません。
▼石段下にあった小さな祠を守る狛犬。健気です。
▼こちらも石段途中にあった神猿。何か咥えています。バナナ?そんなことはない!
▼社殿周りの祠と石碑。
▼いろいろ見るものが多かった信仰の山でしたが、そろそろ下山します。
▼新しそうで美しい「神楽殿」。
どの神社でも「神楽殿」の前はガランとして殺風景。催し物の見学者のためのスペースででしょうから止む得ませね。
▼神池に亀が初夏の陽射しを受けて甲羅干し中。
こんな姿はいつも羨ましく感じます。
「松戸浅間神社」または「小山浅間神社」はすばらしい神社でした。
電車で訪問する場合は便が悪いのが残念です。
それだけに周囲に大きな開発がされず「山」が残ってきたのかもしれません。
▼神社前の交差点から6号線に戻り、水戸街道上の先にある神社を目指します。