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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

金刀比羅宮の御朱印(香川県)〜こんがらがる「こんぴらさん」の迷宮

金刀比羅宮御朱印です。(香川県仲多度郡琴平町f:id:wave0131:20190625182715j:plain

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情けないことに御朱印に関わる以前は◯金と言ったらコレ。

f:id:wave0131:20190626160840j:plain東京にチェーン展開している豚骨系スープのラーメン屋さんしか思いつきませんでした。

 

▼これは東京虎ノ門金刀比羅神社f:id:wave0131:20190626164653j:plain初めて目にした時は神社にあるまじきマークと感じました。

そもそも神社に社紋があることさえ知らなかった頃のこと、何かシックリこないイメージを抱いていました。

それが今じゃ、あちらこちらの金刀比羅神社を訪問し、そのつど丸金を見かけるからすっかり慣れました。と言うより自分の中で、金刀比羅神社を象徴するマークとして違和感はきれいサッパリなくなっています。

 

▼そして四国の総本社の◯金です。いや、似ているけど「金」と読め、というのが無理な話。こんな文字は見たことがありません。旧字でも異字体でもありません。f:id:wave0131:20190626160829j:plain文字の根拠も、いつからこんな文字が使われるようになったのかも まるで不明です。

全国にある金刀比羅神社ではこの文字は使われていないようです。本家独占のようです。

 

▼電車での訪問ではありませんでしたが、金刀比羅宮の2つある最寄り駅のうちJRの駅は「琴平駅」。f:id:wave0131:20190625182917j:plain

▼そして琴平山を登り始めます。本宮までは800段近くあるそうですが、概ねなだらかな階段が続きます。f:id:wave0131:20190625182827j:plainこの程度の階段はラクショーです。老若男女、せっせと登ります。ラクショーですが、時期が真夏だったらどうでしょう?

きっとラクショーではなく「チクショー」と口から出るかもしれません。f:id:wave0131:20190625182831j:plainこんぴらさん」と言うと、誰しも「石松の代参」を思い浮かべます。石松が登ったのもこんなに整備された階段だったのでしょうか?f:id:wave0131:20190625182835j:plain実在した人物かどうかもわかりませんが、石松が語られる時代は江戸時代末期。だとしたら、現在ほどではないものの、ソコソコの階段は造られていた事が予想できます。f:id:wave0131:20190625182807j:plainそれにしてもワタシの知識は全ての名称が「こんぴらさん」一つでした。f:id:wave0131:20190625182840j:plain最寄り駅名が「琴平ことひら)」、登る山が象頭山のうちの「琴平山」。「こんぴらさん」の「さん」は山なのか敬称なのか不明。寺の山号にもなりそうですが。神仏習合の明治以前はこの神社と同一視されてた象頭山 松尾寺金毘羅大権現を祀っていたとか。

そしてこの神社の正式名称は「金刀比羅宮(ことひらぐう)」。

琴平、金比羅、金毘羅、金刀比羅、ややこしく全く使い分けできません。

無難に「こんぴらさん」が全てをカバーしてくれ、間違いありません。

 

▼600段ほど登ったところにリッパな「旭社」。f:id:wave0131:20190625182844j:plain詳細な事前知識持たず、ここがゴールかと勘違いしそうな見事な社殿にお参りして、ここで帰ったのでは「バカは死ななきゃ治らない 石松」と一緒になってしまいます。f:id:wave0131:20190625182755j:plain現実、この「旭社」にお参りして帰ってしまう人も少なくないかもしれません。f:id:wave0131:20190625182812j:plainもう少し頑張って「本宮」を目指します。f:id:wave0131:20190625182748j:plain

▼やっと「御本宮」。f:id:wave0131:20190625182743j:plain

f:id:wave0131:20190625182905j:plain夕方近くで危うく社務所が閉められてしまうところでした。f:id:wave0131:20190625182909j:plain

f:id:wave0131:20190625182913j:plain▼同じエリアに「三穂津姫」「絵馬堂」が並びます。
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▼「代参」は石松だけではありません。「犬の代参」も有名。f:id:wave0131:20190625182751j:plainこんぴら狗」と呼ぶそうですが、財布を落としても、どの国より戻ってくる可能性の高い日本ならではの「犬の代参」話です。

 

▼階段を800段近く登ってきたゴホウビのような展望がひらけていました。f:id:wave0131:20190625182740j:plain遠方の山は讃岐富士でしょうか?

富山の「散居村」の展望と似ていなくもない光景は「こんぴらさん」からのオクリモノ!

 

時間的に奥社は諦め! 代参ではなくコーサンでした。

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実は忘れていたのですが、金刀比羅宮御朱印は、とっくに記事にしていましたが、まぁ、リライトということで・・・。

wave2017.hatenablog.com

 

▼富山の「散居村」はこの記事

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