▼廣厳山 光明院の御朱印です。(天台宗・茨城県つくばみらい市西楢戸)
寺務所のピンポンを押して、玄関にお邪魔すると御朱印はどれも本尊薬師如来の書置きの見本が3種類あったような記憶。
対応していただいた若い女性に「全部ください」と言わず、「こちらをお願いします」と1体だけを指さしました。
キチンと墨書きされているのに、日付入れはナシがちょっとザンネン!
東国花の寺の御朱印は差し替えスタイルが多いでしょうから、日付も書かれないものが多いかもしれない。
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▲ここまで4枚は2013年訪問時の写真。
6年前は寺務所のピンポンに反応がなかったので今回再訪しました。
東京からだと有名な「筑波山」の手前にあり「つくば市」と「つくばみらい市」が隣り合っています。どちらも親しみやすいひらがな表記の市名です。
秋葉原を始発駅とする学園都市「つくば」をつなぐ「つくばエキスプレス」の開業後に発足した「つくばみらい市」は、駅名「みらい平」に由来するそうです。
横浜港に「みなとみらい」という計画都市、商業区域があり、東京在住の者にはそちらの方には馴染みがあるのですが「つくばみらい市」はサッパリです。
▼市の中心となる「みらい平駅」は確かに未来的な景観です。しかし、もともと純農村。
▼駅から1kmほどの寺の前は、田植え前後の田んぼが広がっています。▼県道沿いの高台に山門はを開いています。
▼6年前にあったかしら?と記憶にない石柱と狛犬。犬ではなく獅子ですが、この狛犬の形は神社より寺が先だったのでしょうね? 仏教のガードマンとして・・。
▼本来はこちらの階段が古くからの参道だったようです。
▼階段を上がると仁王門。仁王像の青色と門の朱色が目に飛び込んで来ます。
▼仁王門をくぐると、6年前訪れた時と同じように左右に六地蔵。
▼頭巾というか、ニット帽はまだ新しく鮮明な赤は、赤ちゃんの赤にも通じます。
▼本堂も変わっていませんが、今回はまだピンクのツツジが咲き残っていました。
▼本堂前の灯篭は緑。刻まれた文字「一隅を照らそう」は、伝教大師、最澄の言葉。
▼鮮やかな色が目立つ寺ですが、この角度なら花の寺らしい風情が感じられます。
▼最澄さんも・・・
▼毘沙門天も青銅色です。東大寺戒壇院の多聞天を思い浮かばせられます。
▼「やわら観音」?
▼弁財天はガラスのように青緑に光っています。
▼「安国院殿」。安国というと日蓮さんですが、何が安置されているか不明?
カラフルな様々な数多い仏像に出会える寺は、安らぎとともに「発奮」をいだかせてくれ、自分の「みらい」が見えてくるかもしれません。