(東京都杉並区高円寺南4-44-19)
▼書置きと一緒にコースターやカードもいただけました。
2013年、宮司さんに揮毫いただいた、もうこんなシンプルな御朱印はいただけないかもしれません。
▼過去の月替りの御朱印も「授与期間延長中!!」とか。
▼4月の月替りの御朱印案内。
月替り御朱印は遠目には派手な加賀友禅の着物柄のようにも見えますが、
一つ一つの和テイストなイラストスタンプの組合せで構成されています。
その味のあるセンスの良いイラストスタンプは、
▼受付窓口のおネェさんが消しゴムを利用して制作されているとのことでした。
写真は撮らせていただきましたが「BLOGには載せないでください」との事でしたので顔はボカしましたが、
どのみち感染対策のビニールシートが光って顔ははっきりと撮れませんでした。
どちらにしてもステキなお姉さんなのに残念!
▼いただいた4月の御朱印に使用されているスタンプです。
イラストは和テイスト以外にも描けるとの事でしたので、巫女さんの仕事も悪くはないかもしれませんが、イラストレーターとして独り立ちできそうな力量です。
無責任にもそんなことを少しお話ししましたが、
しかし一昔前とは違い、現在イラストレーターを職業として喰っていくのは容易ではないかもしれません。
せっかくのセンスの良いイラストですが、残念なことに月替りの御朱印は日付以外はプリントされたものでした。
せめて1つのスタンプでも実際に朱肉を使用して押されたものならば、もう少し雰囲気が違う御朱印になったかもしれません。
訪問の際は【高円寺氷川神社】で御朱印情報などを確認ください。
--------------------------------------------------------------------------------------
▼JR「高円寺駅」すぐ近くという好立地に鎮座する「氷川神社」です。
▼高円寺と言ったら連想されるのは「阿波踊り」です。
▼さらに北口から延びる「純情商店街」です。
▼マスコミなどにも取り上げられ高円寺の「気象神社」はかなり有名になりました。
「氷川神社」は東京・埼玉に200社以上ありますが、
「気象神社」は全国唯一ですので、こちらの方が知名度があるかもしれません。
それにしてもいろんな神社があるものと感心します。
さらにここは「高円寺」の「氷川神社」「気象神社」となります。
知らない人は、寺なのか神社なのか分からなくなります。
全国には「寺」の文字を含む駅名、地名はたくさんあるので、
そこに鎮座する神社に迷うことはないでしょうが・・。
▼本社の「氷川神社」から参拝です。
神社の創建は詳らかではないようですが、伝承では源頼朝の奥州征伐時の建立とされています。
鎌倉、江戸、明治時代まで高円寺村の鎮守だったのでしょう。
しかし、ここも戦災ですべて焼失しています。
したがって神社の建物はすべて戦後の昭和に入ってから再建されたものです。
▼素盞鳴命が祀られている社殿の神額は「氷川宮」とされています。
神社入り口の鳥居も黒でしたが、神明造りの社殿も暗色系で引き締まっています。
▼境内左手にある摂社「気象神社」の鳥居。
▼「あ〜した天気にな〜れ」で、下駄の絵馬です。
「下駄」という発想は素晴らしい!
いつから授与されている絵馬か分かりませんが、出てきそうでも、なかなか難しい発想です。
アニメ『天気の子』の聖地巡礼地の一つにもなっています。
「気象神社」は元は日本陸軍の陸軍気象部の構内に、1944年に造営されたものをこちらに遷座されたそうです。
戦時中はこの神社に気象観測員が気象予報の的中を祈願したと伝わりますので、
当時は気象も科学でもあり「神頼み」でもあったようです。
2頭とも片脚を上げていますが、「玉」も「子獅子」も見つかりません。
▼八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀る社殿も平成の造営。
▼その裏手に「稲荷社」が2社ならびます。おそらく近在から遷座されたものでしょう。
▼各町の立派な神輿がいくつも納められています。
ガラス張りの神輿庫は反射で光って撮影困難です。
駅前、聖地、人気の御朱印、そして受付のステキな巫女姉さんという、
参拝者の絶えない条件の揃った神社でした。