木下川薬師の御朱印
「きねがわ やくし」青龍山 浄光寺・天台宗( 東京都葛飾区東四つ木1-5-9)
▼木下川薬師の御朱印です。(2022年「秘仏御本尊ご開扉」特別御朱印)
▼木下川薬師の御朱印です。(2019年)
▼京成線「四ツ木駅」から徒歩10分以内で山門に到着します。
当寺は綾瀬川が中川に合流する地点にあり、その南を荒川が流れています。
正式名称は「青龍山 薬王院 浄光寺」ですが、通称の「木下川薬師」で知られています。
▼過去に記事にしていますが、今回は「秘仏御本尊ご開扉」ということで再度記事にします。
▼山門周りをおさらいです。
首都高中央環状の下の道路は度々利用し、その都度この大きな看板が目に入ります。
▼2022年はちょっとお参りしていこう、と思って寄ったのですが・・
▼仁王門前には「秘仏本尊開帳法会厳修」と書かれた看板が掲げられていました。
▼門をくぐって境内に入ると普段はない「南無薬師瑠璃光如来」の幟が何本も・・・。
▼参道中央に回向柱が建ち・・・
▼五色の布が綱になり、伝教大師 最澄が自ら彫ったと伝わる秘仏 薬師如来像の右手と繋がっているようです。
ご開帳を狙ってきたわけでなく、全くの偶然でした。
▼境内にいた案内の男性から秘仏見学を勧められたので、お参りしてから・・・
▼写真右下の受付へ向かいました。
勝手に無料で拝観できると思い込んでいたら、受付で「五千円」と言われました。
ドギモを抜かれたような数字が耳に入りましたが、
受付男性は慌てて「すみません!500円です。間違いました」
どんな間違いヨ!
「世の中、インフレですからね!」と受け応え、ワンコイン出して入場。
▼秘仏ご開帳とともに寺宝展も開催されていました。
▼胎蔵界、金剛界の曼荼羅も展示され、仏だらけの解説もなされています。
▼十二神将も揃い踏みでお目見えです。
十二神将を見分けるのに12の個別の特徴があるのでしょうか?
十二神将のうち同じ名称の像でも様々な姿・形・ポーズがあるように思います。
要するに浅い知識では見分けは全くできません。
寺宝とはいえ、神将が造られたのはあまり古い時代ではないように感じられました。
▼今回、一番にカッコイイ神将は「毘羯羅大将(びからだいしょう)」でした。
肝心の秘仏、伝教大師が刻んだ薬師如来像は、僧侶さんの丁寧な解説付きでしたが、撮影は許されませんでした。
その像は素朴な彫りの坐像でしたが、像がおさめられていた逗子は
▼「薬師如来宮殿」と呼ばれ、緻密で煌びやかな姿は、まさに「宮殿」と呼ぶにふさわしい印象深いものでした。(▼写真はいただいたパンフより)
写真の扉が開かれ、素朴な彫りの薬師如来像との対比が際立っていました。
ご開帳を事前に知って訪問したのではなく、タマタマの遭遇で、まさにグーゼン。
これが「ご縁」というものでしょう。
「オンコロコロセンダリマトゥーギソワカ」× 3回です。