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▼貴船神社の脇には渡良瀬川が流れ、わたらせ渓谷鐵道が足尾まで延びています。
わたらせ渓谷鐵道は元銅山でも有名な足尾の「間藤駅」で終点となってしまいますが、
国道122号線は北に延び、
長さ3km近くある恐ろしく長い「日足トンネル」を抜けると日光市内に出られます。
恐ろしく長いトンネルと表現しましたが、
3kmでは長さとしての番付には幕内にも入れないかもしれません。
国内の一般道でNo.1の長さを誇るのは
全長5.4kmほどあります。
一般道ですので車、自転車、歩行者が自由に抜けられます。
高速道路や有料道路のトンネルとなると、長さは一般道の比ではありません。
首都高速道路中央環状線「山手トンネル」は全長18km 以上もあります。
品川区と豊島区を結ぶ自動車専用道路で、
山を抜けるのではなく都市を迂回するという地下道路ですので
誰もトンネルとは思っていませんが・・。
さて、いつものように余計な話になりました。
▼真夏の貴船神社です。
▼参道の石段は京都とよく似た雰囲気を持っています。
コロナ以前の京都は8月でも観光客が懲りずに訪れていたことでしょう。
京都の夏は重くジットリです。
汗をフキフキ貴船川沿いの坂道を歩き、神社の長い石段も汗だくで登ることでしょう。
▼しかし、ここ大間の貴船神社は暑苦しい観光客はいません。
気温は高いものの、空気はカラッと乾いています。
石段もそれほどの数ではないので、慌てなければ大汗まみれにはならないで拝殿に辿りつけます。
夏の拝殿にたどり着くまで大汗をかく京都、小汗で済むお大間々ですが、
参拝後に石段をふたたび降りると
京都には貴船川沿に深い森が緑の木陰を作り、
清らかな渓流の上に、水の流れる音も涼しげな川床料理店が席を設けています。
ホントは涼しくも、安くもないのに誰しも休んでみたくなる仕掛けが整っています。
どれだけ京都と大間々を比べれば気がすむのでしょう?
比べようもない2社ですが、
大間々の貴船神社の脇にも、京都の貴船川にも負けない渡良瀬川が流れています。
貴船川を歌った人は知りませんが
不朽の名曲という評価より、偏ってるかもしれないファンが支持しています。
やはり川幅、周辺環境、観光客など、京都と比べるものではありません。
夏のそんなものはなくとも、冬の正月には
20万人もの初詣参拝者が訪れ、神社下の道路まで参拝者の列ができると言われる
大間々の貴船神社です。
申年の2016年の大絵馬は、毎年の干支に変えられ
記念撮影スポットともなっているようです。
顔出しパネルでないのが許せます。