▼金ヶ作 熊野神社の素晴らしい御朱印です。(千葉県松戸市金ケ作361)
対応の女性に丁寧な揮毫をいただけました。
「熊野の御神木 梛の葉を御守護として そっと懐へ・・」と書かれ、
この御朱印を仕上げるには、筆力と忍耐と時間が必要なことが伺えます。
▼この社務所で、1週を前後して2体の御朱印をいただいています。
▼サンプルは掲げれていませんが、御朱印をお願いすると「見開き」もあるとの説明をいただけます。
▼兜の折り紙を付けて丁寧に説明いただき、頭が下がりました。
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▼金ヶ作というより新京成線「常盤平」と言ったほうが、とおりがいいでしょう。
駅名は当初の「金ヶ作」から「常盤平」に解消されています。
「金ヶ作」という地名は人々が好みそうな名称ですが、
いっそのこと「金ヶ咲く」と改称したら、さらに人々に覚えられるかもしれません。
▼「常盤平」は春には「さくら通り」がピンクに染まる街です。
熊野神社は「さくら通り」とは「常盤平駅」を挟んで反対側の北に鎮座します。
▼車でしたら神社の鳥居左手の、ここに駐めても問題なしです。
駐車場は鳥居の右手にもあります。
どちらも古い民間信仰ですが、杉並区の堀之内 妙法寺には「二十三夜堂」があったのを思い出しました。
▼狛犬も古そうでしたが、手水舎の水盤はもっと古い江戸時代のものです。
▼この風景と同じものをどこかで見ています。どの神社だったか思い出せません。
▼社殿前はだだっ広く感じる空間が広がっています。
▼しかし、連休の日曜日は参拝者が絶えませんでした。
▼1783年創建と伝わる神社の、こじんまりした社殿は平成に入ってから建立されたコンクリート製。
さらにその後改修されたそうなので、塗装がまだ新しい感じです。
熊野から勧請された伊弉冉命(いざなみのみこと)、日本武命 (やまとたけるのみこと)が祀られています。
▼本殿は微妙なパープルの柱を持つコンクリートで覆われています。
▼左隣には明治期に造営された旧社殿。なかなか味のある建物です。
当地域の開墾・新田開発にあたり鎮守として創建されたと言われる姿がありありと見えそうな雰囲気を持っています。
▼その隣は稲荷社。
▼さらに左隣は新四国霊場の「大師堂」は、同じ沿線の高靇神社にもありました。
▼神社の境内に弘法大師がいらっしゃるのはイイものです。
▼御朱印に「熊野の御神木 梛の葉を御守護として そっと懐へ・・」と書かれていた
梛の木とその由来です。
▼参道途中に立つ御神木は楡の木。
▼やはり参道途中の右手にある東屋は近隣の人や参拝者の休憩所です。
金ヶ作熊野神社で一番輝くのは
やはり
素晴らしい御朱印を揮毫いただいた女性の存在かもしれません。