/


にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

大光普照寺「金鑽大師」の御朱印(埼玉・神川町)〜ピカピカの明るさの中に時の流れを探せ!

▼金鑽山 大光普照寺金鑽大師」の御朱印です。

天台宗/玉県児玉郡神川町二ノ宮667-1)f:id:wave0131:20210330200035j:plain

最初は中央の墨文字が読めませんでした。

最初の2文字は「生身」でした。納得!

中央の印は「大光普照」。

寺の名称ですが、「きならす」というような意味でしょうが、

名称だけ目にしても、まさに天台宗の寺だということが予想できます。

左下の印は「金鑽山?印」でしょうか? 分かりません!

 

▼「納経料御朱印金三〇〇円」の案内。

f:id:wave0131:20210330200116j:plain

朱印帳に揮毫いただいています。

2020年のコロナ禍で、直書きいただき、オマケに300円

ナミダ 出ます!

ありがとうございました。

--------------------------------------------------------------------------------------

 

▼隣接する金鑽神社へのアクセスも同じですが、寺の周辺に駅はありません。

直近のバス停からも徒歩10数分の距離があります。

金鑽神社ともども、車での訪問以外は苦しいアクセスになります。

 

▼国道462号沿いに「山門」を構えます。

f:id:wave0131:20210330200235j:plain

▼山門は、車で走っていても見逃すことのない威容を誇示しています。

f:id:wave0131:20210330200223j:plain

▼オマケに道路沿いにこの看板。少しハゲていますが、わかりやすい!

f:id:wave0131:20210330200231j:plain

美しい植栽から寺の姿勢が見えてきます。

稀にその判断は間違うこともありますが・・。ここは見た目通りでした。

f:id:wave0131:20210330200227j:plain

▼駐車場からの進路も美しく眩しい植栽が輝いています。

f:id:wave0131:20210330200239j:plain

▼格調高く凛々しい「黒門」です。

f:id:wave0131:20210330200046j:plain

山門も黒門も「サビ」は見つけられませんので、造りは新しいのでしょう。

 

▼「水屋」は時代物です。

f:id:wave0131:20210330200055j:plain

頭でっかちの造りは手が込んでいます。彫刻も金網で守られていました。

UPで撮影するのを忘れました。不覚!

 

▼その隣の「イネムリ小僧」をUPで撮ってどうする?

f:id:wave0131:20210330200103j:plain

▼朱塗りの「鐘楼堂」も10月の晴天の下で孤高に光ります。

f:id:wave0131:20210330200155j:plain

補色関係が、ギラつかず、イヤミに感じないのはなぜでしょう?

f:id:wave0131:20210330200151j:plain

慈恵大師」=「元三大師」を祀る寺は飛鳥時代聖徳太子の創建と伝わります。

しかし、多くの歴史ある寺と同様、火災により1400年近く前の堂宇を失っています。

残念なことで、再建された伽藍が現代的な建築に見えるのは致し方ありません。

f:id:wave0131:20210330200142j:plain

f:id:wave0131:20210330200107j:plain

▼それでも「本堂・照隅殿」の内部の造りは、当時の寺の隆盛を彷彿させます。

f:id:wave0131:20210330200134j:plain

f:id:wave0131:20210330200112j:plain

f:id:wave0131:20210330200121j:plain

f:id:wave0131:20210330200130j:plain

f:id:wave0131:20210330200125j:plain

 

御朱印をいただき始めて1、2年経過し、

いや、そこまでの時間を経なくてもカンの良い人は、

金鑽山」「金鑽大師」「金鑽神社」という文字を目にして、

神社と寺の地理的位置も考えれば、

明治以前は「金鑽大師」「金鑽神社」が一緒だったことが理解できるでしょう。

この寺は金鑽神社の「別当寺」でした。

 

f:id:wave0131:20210330200138j:plain

 

明治政府は「神仏分離」というメンドーくさく、意味ないことを施策したのですが、

そのおかげで御朱印収集者にとっては神社と寺で

「別々の二つの御朱印をいただけている」と言うこともできます。

 

f:id:wave0131:20210330200146j:plain

 

今も神仏が同じ敷地内、同じ名称の地にいらしたら、人々は

もっと分かりやすく、もっと親しめ、もっと素朴でいられたかもしれません。

 

何が正解はわかりませんが、現在ある姿、カタチを受け入れざるを得ず、

単純に受け入れた方がラクなのでしょう。

 

f:id:wave0131:20210330200100j:plain

f:id:wave0131:20210330200050j:plain

f:id:wave0131:20210330200200j:plain

f:id:wave0131:20210330200205j:plain

f:id:wave0131:20210330200210j:plain

f:id:wave0131:20210330200214j:plain

f:id:wave0131:20210330200219j:plain

隣接する金鑽神社の神々しく、いくらかジメッとした雰囲気とは異なり、

金鑽大師は目一杯 アカルく、スバラシー寺でした。

 

ハイ! 元は同世帯、セットで参拝しましょう!

▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ 

wave2017.hatenablog.com

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村