2013年にいただいた御朱印と変わりありませんが、左上「◯勝」のスタンプだけ加えられていました。
神社の明確な「ウリ」と、御朱印の「ニギヤカさ」が増しました。
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▼亀戸駅を出て、広い通り「明治通り」を右折。さらに「蔵前通り」に出たら左折。徒歩4、5分位で鳥居が見えてきます。
▼蔵前通りに面した鳥居からは、参道を経て境内まではまた少しありますが、駅からはあの「亀戸天神」より近い位置に「勝矢」の鳥居は建っています。
駅からは「亀戸天神」より近いのですが、人々には遠く感じるようで「香取神社」を参拝者数は天神さんに負けます。
▼3月初旬、午後3時の整備された参道に参拝者はマバラです。
▼参道の商店街を抜けるとニ之鳥居からさらに参道は延びています。
参拝者数で亀戸天神と比べ物にならないのは当たり前です。
比較するものでもないのですが、亀戸天神は菅原道眞が受験者を応援しています。
さらにマスコミでも報道される「うそ替え神事」はじめ、梅まつり、藤まつり、菊まつりと参拝者を集めるに事欠きません。
それでは天神様にも負けない香取神社の武器を見つけましょう。
▼そういえば亀戸天神に牛はいますが、こんな凛々しい狛犬はいません。
正確には天神さんにも「狛犬らしき」ものもありますが、知る人ぞ知る場所に隠れています。その話は亀戸天神の記事にしましょう。
▼こちらは境内の東側に建つ鳥居。
▼手水舎の龍は負けていません。しならせた首から胴体は見事な形です。
▼梅や藤ではなく、こちらは「大根」で勝負です。
練馬大根や谷中生姜、小松菜ほど知名度はないかもしれませんが、亀戸大根も伝統的な江戸野菜の一つです。
「亀戸大根の碑」は唯一、ここ香取神社にしかないはずです。ロケット砲のように尖って、今にも競合神社に飛来していきそうです。
▼祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)で武将の祖神と崇められているそうです。
▼武道の神は「学問の神様」に対抗して「スポーツの神」に祀り上げられました。
現代は「学問」だけ身につけても万能ではありません。学問と同時に「スポーツ」もできなければ大きな力とはなりません。
学問の天神様に参拝したら、スポーツの香取様に参拝しましょう。
▼創建は千年ほどの歴史を持つと伝わります。
江戸時代には「香取大神宮」と呼ばれ多くの参拝者で賑わったそうです。
香取神社へは2013年に初めて参拝しています。
その頃を思い浮かべると参道、境内はより綺麗に整備され、当時は無かったものが新たに現れています。
▼その一つが「勝石」。上部の白いものは剣のレリーフになっています。
例によって「勝石」に触れれば、勝ち運や幸運を得られるそうです。
▼こちらの黒光りする〝砲弾〟も2013年には無かったような・・・。
「亀が井」の由来碑は、亀戸の地名由来が説明されています。
簡単に言うと
当初の「亀島」が「亀村」になり、「亀が井」が「亀井戸」となり現在の「亀戸」になったと言うことですが、カンタンな説明にはなりませんね!
▼復元された「亀が井」です。「若水や 福も汲みあげ 亀が井戸」と記されています。
▼思いっきり分かりやすい「井」です。
▼亀戸七福神の大黒神と恵比寿神の姿は若々しく、自分の身体の不具合なところと同じ箇所に水をかけると、若い時のようにイタミ、不具合が消えるそうです。
「触れる」「撫でる」「かける」が済んで様々な運を得られたら、境内社にも参拝しないと運は消えてしまうかもしれません。
▼熊野、三峰、水神社などが並びます。
▼「稲足神社」は稲荷社と理解してよいでしょう。
▼「戸」のデザインが光っています。亀と大根は一目瞭然です。
▼と言うことで、ここは参拝者も神社も「必勝」間違いありません!
自分との戦いを目の前にしてスレスレ組、カツカツ組は参拝するしかありません!