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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

一乗院の御朱印(那珂市)〜エンタメ寺院に「お一人さま」の訪問は場違い?

▼法満山 一乗院御朱印です。(真言宗智山派茨城県那珂市飯田f:id:wave0131:20190531184209j:plain

北関東三十六不動霊場 第25番の御朱印ですが、梵字の下は何が書かれているのかわかりません。

 

▼同、毘沙門天御朱印f:id:wave0131:20190531184208j:plain

この地域の七福神の朱印ではないようです。

もっぱら「日本一」の毘沙門天の朱印です。

 

訪問時には御朱印は4種類ほどあったように記憶しています。

種類が減る事はないでしょうから、現在も4種類以上はあるはずです。

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この寺を訪問時の写真が1枚もない、見つからない。

▼無いものは仕方ないけど、サミシーからgoogle から1枚お借りしました。f:id:wave0131:20190603194322j:plain

4月に千葉の成田山 新勝寺を「寺のディズニーの歩き方」として記事にしました。

 

新勝寺はその堂宇の多さに、マジメに「寺のディズニー」と表現したつもりなのですが、「ディズニー」にエンタメ性だけを求めたら、この寺「一乗院」の方が「寺のディズニー」にふさわしいかも。

一乗院はアチコチで時々出会う、何でもありのエンタメ寺だった。

楽しい、おかしい、チンプな仕掛けがたくさんあります。

 

寺社にはほとんど一人で訪れることの多い身にとっては、このタイプの寺は苦手。

「仏教は身近なもので、親しみ、楽しめるものです」という寺側の意図は真摯に理解できます。

しかし、エンタメ仕掛けを一人で経験する姿は、ほとんどヘンジンに見えるはずです。

 

自らヘンジンを望んでいても、ヘンジンになり切れないワタシは、ヘンジンに見られることを恥じるのです。

この寺を訪れた2012年時点、いまだ人の目を気にしているワタシでした。

写真のない寺の話はここらで終わりにしましょう。

 

ところで、ワタシはこの寺の写真は失ってしまったようですが、ほかのブロガーさん達はボーダイな量の写真をどのように管理・整理しているのかしら?

様々なアプリを使用している事は予想できる。ワタシもそれらを自分仕様に整えようとしても、なかなか満足いくように作り変えられない。

 

googleフォトなんかは、金もかからず無制限にアップできるから便利とは言える。しかしオリジナルの保存ではないようだし、見るだけなら問題ないけけど「整理」となるとイマイチ。

f:id:wave0131:20190603194717j:plain

同じように mac の「写真アプリ」も、今ひとつ使い勝手が悪い。

イジクリ回しているうちに写真が重複してしまったり、日付がおかしくなったり、挙げ句の果ては行方不明ということになる。

 

写真アプリで整理以前の問題として、あっちのSDカード、そこのハードディスク、こっちのカメラ、スマホに保存のまま、LINEにあるわ、googleに自動でUPされるわで、まったくムチャクチャなのである。

とてもじゃないが、全てを整理、把握できるわけない!

オリジナルは全て「ココ」にもなってない!

スゴク便利! スゴク不便なのである!

 

アナログとデジタルの両方を知っている人間は、ほぼ、こんなふうでしょうね!

 

生まれた時からスマホタブレットをいじっている世代は、不便・便利という感覚でさえ、きっとワタシたちとは違う空間で生きている!

 

分裂症気味で文章をマトメられないワタシは、また今回記事、一乗院のある那珂市の話に戻ります。

 

那珂市は2005年に市制施行された比較的新しい、誰も耳慣れない市です。

しかし那珂湊の「おさかな市場」は有名です。

▼最近の「おさかな市場」の様子を google からお借りしました。f:id:wave0131:20190603203826j:plain

f:id:wave0131:20190603203839j:plain那珂市も2011年の震災で被害を被っています。
津波でこの市場も大きな被害にあい、一時閉鎖を余儀なくされていました。

 

しかし大きな時間を経ずに市場は再開されました。

再開された後の市場に一度だけ訪れました。その時の写真は撮っていませんので上記の2つの写真をお借りしています。

震災後の様子は、震災前に数回訪れた市場との違いを明確に感じました。

カンバンは新しくなっています。

数ある店舗内はキレイになって整然としていました。

以前はゴチャゴチャ感、市場感が凄かった。築地の場外市場のようなイメージは、いやが上にも「お買得感」があった。

 

そして店舗の数と訪問者の数は、震災前後で明確に分かれてしまったように感じます。

▼以下、震災数年前の写真です。f:id:wave0131:20190603205129j:plain市場の駐車場はあるものの、そこに駐めるため長い列ができていました。

f:id:wave0131:20190603205130j:plainそして、どの店舗内もこの人出です。もっとも当時は各店舗にハッキリした境界はなかったように覚えています。

f:id:wave0131:20190603205132j:plainもちろん観光バスもやって来て週末はごった返していました。

f:id:wave0131:20190603205133j:plain▼安いのか、いや、高いのか、本当のところは分からずとも皆んな勢いで買い求めているような雰囲気でした。f:id:wave0131:20190603205134j:plainもちろん都心のスーパーの鮮魚売場より種類も豊富で新鮮そうでした。

 

▼ケッコーいいお値段の「ウニの蒸し焼き」。飛ぶように売れて、みんなが舌鼓を打っています。f:id:wave0131:20190603205135j:plain

▼何を買い求めたのか、こんな様子があちこちに。f:id:wave0131:20190603205131j:plain

10年以上前の市場の様子ですから、人々の経済的な余裕も今よりあったかもしれません。

ライフスタイルも変化し、個人の観光に対する向き合い方も変化しつつあります。

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現在は市場は復帰したものの、店舗も訪問者も震災前の賑わいには戻っていないように感じ、また干物を扱う店が目立ったのは気のせいだったのでしょうか?

 

悲しく甚大な被害をもたらした津波を生んだ海の景色だけは、知らんぷりして今も変わらない事でしょう。

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