堀切天祖神社の御朱印
「ほりきり てんそ じんじゃ」主祭神:天照皇大神(東京都葛飾区堀切3-11-2)
通常御朱印の案内は出ていませんでしたが、お願いすればいただけるかもしれません。
「香取神社」の御朱印をいただきましたが、それは別記事にします。
▼最寄は京成線「堀切菖蒲園駅」で、徒歩数分。
通常地名の「堀切」と言うと「菖蒲園駅」周辺を言いますが、
東武線「堀切駅」は足立区千住になり、駅前には専門学校しかありません。
2020年記録の1日の乗降客数は伊勢崎線では最小の2,755人だそうです。
隣駅の「牛田」とは1kmも離れていません。
何故ここに駅があるのか、何故駅名が「堀切」なのか不思議ですが、荒川放水路ができる前までは地続きだったからです。
荒川によって分断される前までは「堀切駅」はもっと東にあり、
菖蒲園の最寄駅「堀切園」だったそうです。
一方、京成線の「堀切菖蒲園駅」1日乗降客数は21年で18,149人。
乗降客数はどちらの駅もコロナの影響もあるでしょうが、その差は明確です。
その差を生み出したのが「荒川」だったのです。
▼その「堀切菖蒲園」は駅から徒歩10分ほど。(▼写真は「wiki 堀切菖蒲園」)
広重も「名所江戸百景」で描いていますが、現在は遠景に首都高速中央環状があり、
広重時代の趣とはかなり異なります。
菖蒲園駅の周辺は細い路地に囲まれ飲食店などがゴチャゴチャしています。
▼神社方面に少し進むとこんな商店街。ここは駅側ではなく出口側。
▼やはり菖蒲の街です。しかしアイリスなら分かりますがなぜか「クローバー」?。
商店街とも言えぬ現状ですが、街路灯と歩道のタイル張りが面目を果たしています。
▼途中、神社の側面が見えました。
ここは無視して、表参道の正面方面に回ってみます。
▼神社に駐車場はないので、この通りならばパーキングエリアが設けられています。
▼車を駐めてこの一通を入ります。
▼記事内容はムダに回り道しましたが、やっと参道です。
▼境内に2台駐められている車は神社のものなのでしょう。
車での訪問なら周辺のパーキングを利用するのが無難です。
▼住宅街に鎮座する天祖神社ですが、一見して明るく綺麗に整えられたイメージです。
▼まずは清めましょう。
▼手水舎には「水神」が祀られていました。
▼ハイッ、しっかり水も出ています。
▼クリーンな水盤の底には涼しげなガラス玉。
▼創祀は1165年。
もともと当地は伊勢神宮の神領「葛西御厨」だったことから、伊勢の皇大神宮の分霊を勧請したものでだそうです。
▼三柱に挨拶です。
▼拝殿脇にミスマッチなお休み所。神社側の配慮が伺えます。
▼境内社を見ていきましょう。鳥居脇で幟の文字は「堀切八幡神社」。
▼境内社で一番目立っています。
▼扁額には「堀切 豊受稲荷神社」と彫られています。
▼ズンッ!と現れた狐に驚かされてスマホも揺れます。
▼稲荷社に比較して大きく驚かされます。まるで馬のようでもあります。
▼素晴らしい面構えをしていました。
▼「おいなりさん」はどこでも人気です。小さな奉納神狐が並んでいます。
▼稲荷社の横顔ですが、神狐の後ろ姿が目立っています。
▼やはり、存在感たっぷりの大きなお尻に大きな尾です。
▼こちらは祓所? 手水舎 → 祓所 → 拝殿の順序が正しいのでしょうか?
▼手水舎の右隣は「出雲大社」でした。
▼守っているのは陶製らしき狛犬。小型ながらグリーンは珍しいかも。
梅雨明け後の暑い日中の訪問でしたが、カラッと爽やかな気持ちにさせられたのは境内が綺麗に保たれていたせいのようです。
堀切天祖神社には境外社として祖霊社があり、菖蒲七福神像、菖蒲十二支神像なども祀られています。
▼天祖神社から300mくらいです。
祖霊社の南に「堀切菖蒲園」があります。
菖蒲の季節に神社と一緒に訪れれば楽しい半日になること間違い無いでしょう。