鉾神社は「ほこじんじゃ」と読みます。
神社印は「鉾田総鎮守鉾神社」でしょう。
▼「ハイ! 御朱印! これでしょう?!」と差し出されました。
あまりの突然のことにポカ〜〜〜ン!
大概のジョークは即応できる自信はあるのに、この時は????
何のジョーダンだったのでしょう?
何を「かけて」いるのでしょう? 整いません!
チョコレートのケースは確かに赤いのですが・・・?
「マカダミアナッツ」だけに
まさか御朱印を「ナッツ印(捺印)」ではないでしょう?
ジョーダンの分からない人だと思われたかもしれません。
こちらがポカ〜〜ンとしている間に記帳いただいて、
チョコレートもいただき、ありがとうございました。
後日、ネットで調べてみると他の参拝者も同様の「おもてなし」を経験されている方が数人見つかりました。
「おもてなし」の中身はその時々で違うようですが・・・。
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▼今回の旅も白河から南下して、東京まで100kmを割りました。
記事回数も「16」記事目で、御朱印のカラブリを含め、少なくとも16ヶ所以上巡ってきたことになります。
いつも御朱印巡りの開始時間は朝の9時過ぎ頃、終了時間は4時前後にしています。
今回は2日間の日中の7時間に16ヶ所以上ですから、まったく忙しい。
いつものことですが、ランチもゆっくり摂っていられません。
地元の美味しいものを探すより、手っ取り早く道の駅でテキトーにランチでした。
▼さて、そんなダンガンルートで最後の神社参拝です。
「鉾田市」と言われても読むのと、茨城県内のおおよその位置が分かるのが精一杯で、市の詳しいことは何一つ知りません。
調べてみると人口は約45,000人。小さな自治体と言えるでしょう。
しかし農業生産物の出荷量は愛知県の田原市に次いで全国第2位だそうです。
中でも糖度の高いメロンは生産量・出荷量とも全国第1位だそうです。
その割には「茨城メロン」とか「鉾田メロン」と言う名称は聞いたことがありません。
東京で見聞きするメロンの地域名は「夕張メロン」「ふらのメロン」と北海道勢が幅を利かしています。
▼(写真は【茨城をたべよう】)
茨城のメロンは「イバラキング」「プレミアムメロン」というブランドで出荷されているそうなので、今度気をつけて見てみる事にしましょう。
ボンビーの口に入るには難しいでしょう、見るだけ!!
それにしても「荊王」とでも解釈しそうな「イバラキング」です。
▼そんな鉾田市の中心でしょうか、住宅街の中に神社は鎮座します。
神社入口前の通りは「ここに神社があるのっ?」と言うような静かな雰囲気。
▼そこにこの看板がなければ必ず通過してしまうでしょう。
直角に狭い入口の通路に車をこすらないように進入します。
▼進入した先のここでは駐車場が見当たらないので鳥居も車のままくぐります。
境内に数台駐車できるスペースがあったので無事駐められました。
▼いきなりの豪華な装いは「手水舎」でした。
どこか地方の東照宮も顔負けのゴージャスな手水舎は初体験の華美さです。
▼手水の「由緒」「意味」そして「コロナ下の柄杓」の説明が丁寧に案内されていました。
もしかしたら、あの和かな宮司さんは説明好き、話好きかもしれません。
神社の創祀は戦国時代。400年以上の歴史の当初は鉾田城の守護神としての性格だったそうです。
主祭神は「大巳貴命」ですが、
「武甕槌命」「日本武尊」も祀られ、戦国時代の武将達は武運も祈願した事でしょう。
▼狛犬は大きなマスクで、どんな表情か隠されてしまっています。
「ポケモン」はダメよ!の貼紙もありました。
▼拝殿も地方の小さな町の神社にしては良い姿をして立派です、派手にならず抑えた装飾はバランスがとても良く感じます。
▼手水舎、拝殿は美しいのですが、なぜ「鉾田神社」でなく「鉾神社」なのでしょう?
矛、鉾、桙とも書きますが、「矛盾」とか「蒲鉾」などの他はあまり使用しない漢字。
何れにしても「ホコ」なので
「鉾田神社」と「鉾神社」では大きくイメージが異なります。
ちなみに茨城県内には他にも2社ほど同名の神社があるようです。
▼社殿前の空気清浄機の説明。
この他いろいろな貼紙があって、やはり説明好きな宮司さんのようです。
▼「さざれ石」は国歌君が代の由来が説明されていました。
▼形の良い本殿は色が褪せていました。
装飾部分などを含めて、簡単には塗装し直しできないのでしょう。
▼説明の貼紙は多かったのですが、境内社の名称を表すものはありませんでした。
こちらは稲荷社のようです。
▼捨てるに、捨てられぬ古い祠や狛犬が、どこの寺社にもあります。
▼神社の夏祭りには勇壮な山車や神輿が各町内を巡行するそうです。
▼神輿庫かもしれません。
緊急事態宣言下 東京脱出!から東京へ戻ってきました。
今回の2日間は、ほぼ有名寺社だけの訪問となりましたが、
白河までの往路は「那須三十三観音」「八溝十宝」の各寺社が点在していますし、
復路の太平洋側にも数多くの寺社があります。
細かく巡れば数多くの御朱印をいただける事でしょう。
今回の2日間の走行距離は約550kmで大した距離ではありません。
しかし、東京からはやはり遠く、頻繁に訪問できる地域ではありません。
さらに、感染症がある程度治らねければ「遠い」という感覚は倍の距離に感じます。
緊急事態宣言が9月いっぱいまで再び延長され、残念ながら相変わらず収束のメドは立っていません。
不心得者は、再び「緊急事態宣言下の東京脱出」を模索しています。